よく、
「自分は、できていないのに、
自分のことを棚にあげて、他人を批判する人」
がいる。
世間一般では、それは「悪いこと」とされているけど
社交ダンスの場合は、一概に悪いとは言えない。
他人のことをああだこうだ、批判する人は
自分ができていないことを、自覚している場合が多い。
でも....そんな人たちよりも....
社交ダンスで、一番、やっかいなのは、
「自分は、それを、知っている」
「自分は、それが、できている」
という、がんこなパターンじゃないかと思う。
ボディが、支え足の上をスムーズに抜けていって欲しいのに
足の上で、「一旦停止」してしまって、
結果的に、歩幅が小さくなってしまったり、
相手に向かって突っ込んでいったりするパターン
これの【1】~【2】と【5】~【6】
これの【3】~【5】
支え足の真上で一旦停止して、
右を見て、左を見て、もう一度右を見て、
安全を確認してから、反対の足を出しましょう
・・・みたいなことをやってる。
足の上をスムーズに抜けていこうとしているのに
相手は、支え足の上で、一旦停止する。
支え足の上で、ボディが固まっているのに気づかない。
足の真上で経ったときに、
、足の裏がベタ踏み(土踏まずを押しつぶし)になってるから、
ボディが硬直する。
さらに、足の上で、一旦停止してから、反対の足を動かせとか
そんな教え方をしているから、悲惨なことになる。
「しっかり乗る」ことが正義だと思っているから
「自分は、できている」と認識してしまう。
youtubeみても、誰も一旦停止&ボディの硬直なんて
していないんだろうけど、
「世界を制した日本人プロ教師」と同じ基準で、
自分は世界を制したのだから、完璧なんだ!
「自分は、できている」という自信が支配する世界。
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