タンゴウォークは、なぜ、左に曲がっていくのか?
この答え、知ってる先生、いるのかな?
タンゴウォークは左に曲がるルールなんだ。
つべこべ言わずに、左に曲がるウォークをしろ!
...みたいな先生が多いんじゃないかな。
こんなときは、発想の転換。
「ライズ禁止」でスローを踊るとどうなるか?
「ライズしたら罰ゲーム」というルールを作って、
補助足+フェザーステップ+スリーステップ
のシャドウをしてみる。 10秒あれば出来る。
ライズを禁止にすると、左に曲がっていく。
そして、リバース系のターンが自然発生する。
補助足+フェザーステップ+スリーステップで
まっすぐ進みたいのに、ライズを禁止すると、
タンゴの「PSSからベーシックリバースターン」みたいな動きになる。
で.....
「ライズしたら罰ゲーム」な「スロー」なんて
馬鹿げた発想だと思うでしょ?
思うよね!
でも、重要なのは、そこ。
フェザーステップを踊ろうとしたら、
アコーディオン演奏の曲がかかりました。
「ライズする気にならない」から
試しにライズ無しで踊ってみたら
左に曲がるウォークになりました。
「ライズする気にならない音楽」で
フェザーステップを踊ってみると、
これはこれで面白い! 楽しいぞ!
・・・みたいな感じ。
そういうところから、
タンゴを捉えて行くと面白いかも。
日本のプロ教師の教え方は、
「タンゴウォークは左に曲がるルール。
どうやったら、左に曲がるのか?
みたいなところから、スタートしている。
アタマが固い。 固すぎる。
プロ教師が、広い視野で、ダンスを捉えれば、
ダンス人口が増えるのに、もったいないな!
....と、いつも思う。
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