管理人ブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今回は、「社交ダンス 超!入門」の番外編です。
社交ダンスをやっていると、
女性の方の多くは
「男の先生と踊ると、綺麗に踊れるのに、一般の男性とは、うまく踊れない」
「○○さんは、初心者なのに、先生と踊るとイキイキして、上級者みたいだ」
という体験をしたり、そういうのを耳にしたりすると思います。
逆に男性の方の多くは
「女の先生は手抜きをする。ボディをくっつけて踊って貰えない」
「○○さんはオレ様のリードについてくるのに、××先生はついてこない」
という経験をした人は多いと思います。
これは何故なんでしょうか?
どんな秘密が隠されているのでしょうか?
答えは簡単!
男の先生は、踊れない女の生徒を気持ちよく綺麗に踊らせるが「お仕事」だから。
・・・というのが、ファイナル・アンサー。
って、これだけでは、なんの説明になってない。
真面目に、説明していきます。
まず、社交ダンスの女性は、「ハイヒール」を履いて踊ります。
「木の床で、ハイヒールを履く」というに慣れていない女性も多いと思います。
ハイヒールを履くと、足の裏に(床に対する)傾斜がつきます。
足の裏の角度は、かなり大きく、スキーのジャンプ台くらいの傾斜がつきます。
このことにより、3つの体重の掛かり方
・体重が踝(くるぶし)に掛かり、土踏まずのアーチを作りやすい状態
・体重が足首の前側に掛かり、足の裏全体で床を踏み込みやすい状態
・体重が母趾球~爪先に掛かり、爪先ツンツン立ちになりやすい状態
この3つの立ち方が「紙一重」で変化します。
それも、コンマ数秒の僅かな時間に、足の裏のバランスが変化します。
社交ダンスを習う時は、入門の時からハイヒールを履いて練習するので
「踊りにくいけど、初心者だから踊りにくいんだ!初心者だからふらつくんだ!」
ということで、足の裏の急激なバランスの変化に対して、
なんの疑問も持たない女性が、多いんじゃないかと思います。
じゃぁ、どうすればよいのか。
「踝(くるぶし)に体重を掛け、土踏まずのアーチを作っている時間」
もしくは「体重を足首の前側に掛け、土踏まずを押し潰している時間」
を、できるだけ長くキープできれば、ボディを安定させることが出来ます。
でも、現実問題として、ハイヒールを履くと、この足の裏の体重移動のコントロールが難しくなります。
なにしろ、ハイヒールを履くと、足の裏に、スキーのジャンプ台みたいな傾斜がつくのですから、油断をすると、すぐに「爪先ツンツン立ち」でトコトコ足を動かすだけの踊りになってしまいます。
女性を踊らせるのが「お仕事」である「男のプロ教師」は、
女性に気づかれないように、女性(生徒)の体重の掛け方・体重移動をコントロールしているはずです。
じゃあ、「男のプロ教師」は、どのように女性の体重移動をコントロールして、
女性を上手に、そして綺麗に踊らせているのか?
このあたり、もう少し詳しく、書いていきたいと思います。
|