日本のダンス教師は、
「ダンスの足型」を教えるけれど
「ダンスを習い続けた、その先に、
なにがあるのだろうか?」
ということは、教えない。
というか、教えようとしない。
ダンスを学ぶことは、
「ダンスを踊る人の集団」と接することになる。
じゃぁ、その「集団」の人たちは、
どういう感情を持って、どういう行動をとるのか?
少なくとも「人の上に立とう」という人間は、
そういうものを、把握しておく必要があるはずだし。
「感情の変化」に疎い指導者が、人の上に立つと
その集団に待ち受けているモノは、「衰退」あるのみ。
社交ダンスは、沈没する。
案外、これから、就職活動を経て、
社会に出ていく、学生さんにも同じことが
いえるのかもしれない。
いろんなものを見て、いろんな人と接する。
そうすることで、
いろんな立場にいる人が、
実際に、どんな感情を抱いているか?
そういうものを読み取るための「修行」をする。
そういうことができるのが、
「ダンス」のメリットであるはずなのに、
日本のプロ教師は、それを放棄している。
そう、思いませんか?
今こそ、広い目で、
社交ダンス界の「感情の変化」をみることが
大切だと思います。
大切なのは、「ひとりひとりの心」ですから。
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