7月07日(火)
東京都の感染者 今日106人 合計6973人
石川県の感染者 今日 0人 合計 300人
福井県の感染者 今日 0人 合計 122人
富山県の感染者 今日 1人 合計 229人
石川県・福井県は、感染者ゼロが継続中。
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しばらく、ランキングを無視して、書きたいことを書くことにする。
「立ち方の基本」とか書くと、アクセス数が激減するのは承知の上。
コロナ渦の後、ラテンは残るけど、スタンダードは潰れて壊滅する
と思ってる。
日本の社交ダンスのプロ教師による指導は「ボールの上に立つ」際、
下図の「赤」と「青」の違いを完全に無視して、
誰でも簡単にできる「青」の立ち方に、全国統一して教えているから。
踵(かかと)の上に立つのは、簡単。 だれでも同じ。万国共通。
踝(くるぶし)に体重を載せておけば良い。
じゃぁ、ボール(母趾球)の上に立つには、どうすればよいか?
「赤」は、体重を、踝(くるぶし)から、足首に移動させる方法。
「青」は、体重を、踝(くるぶし)に置いたまま、土踏まずのアーチを作る方法。
どちらも「ボールの上に立つ」という条件をクリアーしている。
「赤」は簡単。2本の足で歩くことができる人なら、誰でもできる。
「青」は、それなりの「知識」と「練習」が必要になる。
教える方は、どちらを教え、習う方はどちらを習うか? だ!
実際、「足の裏、土踏まず」を単独で動かすのは「難しい」。
だけど、「てのひらの丸み」を単独で動かすのは、誰でもできる。
ならば、「手を靴を履かせる」ことで、違いを体験すればいい。
「ボールの上に立つ」ということは、
「靴のヒールの部分には体重が掛らない」ということ。
だったら、これでいい。
手の指(足の母趾球のかわり)の上に立つには、
どうすればよいか。(「指立て伏せ」みたいだな)
「赤」は、踵(踝)を持ち上げて、指関節に体重を掛ける。
「青」は、踝に体重を掛けたまま、てのひらを丸くして、持ち上げる。
どちらが、社交ダンスの基本である「ボールに立つ」でしょうか?
手で体験すると、「赤」だけでなく、「青も出来るよ」という人が
いるように思います。(「絶対無理という人もいるだろうけど)
実際、手(てのひらの丸み)だと、わりと簡単なのですが
足(つちふまず)だと、直接の操作で、持ち上げるが難しい。
でも、手で「青が出来る人」ならば、手と足を連動させれば
(手と足を関連づけ出来れば)「土踏まず」簡単に動きます。
左(中指が上)だと、手足はバラバラ、独立して動きます。
土踏まずを押し潰すことは簡単だけど、アーチは出来ません。
右(中指が内側)だと、手(てのひら)と足(土踏まず)は連動します。
左手のてのひらに丸みを作って、てのひらの中央を手前に引き込めば、
連動して、(足の)土踏まずが持ち上がって、踵(ヒール)が浮き上がります。
これも同様。
膝を曲げた状態(体感的には、足の裏で床を押した状態)で
臍(へその向き)によって、「てのひら」と「土踏まず」が連動します。
てのひらに丸みを作れば、土踏まずのアーチが自然にできるはずです。
臍の向きを変えると、手と足は、バラバラに独立して動きます。
極めつけは、この中年のおじさん。
なんで、こんなことをやってるのかは、さっぱりわかりませんが、
【3】の状態から、「左手」の、てのひらを丸くすると、
足の裏も丸くなって、土踏まずのアーチが出来ます。
(くるぶしに体重を掛けたまま、ボールに体重を移せます)
男性の左手と女性の右手のコンタクト、
てのひらの部分に空間を作ってやるだけで、
男性も女性も、土踏まずのアーチが出来て、
簡単にライズができちゃうという魔法のようなお話。
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踝(くるぶし)に体重を掛けたまま、土踏まずのアーチを
作ってやれば、体重はヒールからボールに移動するので、
簡単にボールの上に立つことが出来ます。
社交ダンス(スタンダード)のダンスシューズは、
ソールの部分が固くなっているので、
足の裏とダンスシューズの間で、土踏まずの空間が
作りやすくなってます。
これによって、「ボールの上に立ちやすくなっている」とも言えるし、
足の裏と靴の間に、土踏まずのアーチが作ったままで、
足を前後に動かすことが可能になる(動く足にもアーチが作れる)
とも言えます。
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冒頭で、コロナ渦のあと、ラテンは残るけど、
スタンダードは滅びて壊滅する。 と、書きました。
ラテンは、「手足が連動するような、カラダの使い方」を教えてます。
とくに、若手の youtube 動画などをみれば、そうなってるように思います。
(個人的に、ラテンは踊れないので、そう思ってるだけですが)
反面、スタンダードは、意図的に「手足がバラバラに動くようなホールド」を
教えて、足を動かせ! 足で床を踏め! いう感じの指導が主体になっている
ように思います。
たぶん、このままだと、そのうちに滅びる運命だと思います。
「土踏まずのアーチ」を使って踊れば、もっと楽しく踊れるのに
・・・と思うのですが、プロの先生は「土踏まずのアーチ」の存在を、
認めてくれないのが実情ですね。
武道関係の人からは、ちょくちょくメールくるけど、
社交ダンス関係の人からは、滅多にメールが来ないという
のが、このブログの特徴みたいなものだから、そう考えると
根本的に、プロの先生とは、感覚が違うんだろうと思たりする。
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