9日のかがやき練習会まで、重たいモノは持たないことにする。
重さ制限、15kgまで。
可能な限り、10kg以上のものは、持たないようにしておく。
また、腰を痛めたら、面倒だから、自主規制・・・かな。
昨日の続き。
社交ダンスを「底に穴が空いたバケツ」に例えると、わかりやすい・・・という話。
穴の空いたバケツに水を溜める方法は2つ。
一つ目は、注ぎ込む水の量を増やす方法。
(底に穴が空いていても、大量に水をいれれば、バケツの水は増える)
二つ目は、底にあいた穴を小さくする方法。
(底に空いた穴に、石ころを置くだけでも、漏れる水の量は減る)
日本の社交ダンスのプロ教師は、水の量を増やすことは知っていても、
底に空いた穴を小さくすればいい・・・ということは、知らない。
ほとんどのプロ教師は、「現場を踏んでない」から、そういうことを
理解していない、理解しようともしない。
プロ教師は、現場を踏めば理解できるのに、現場を踏もうとしない。
「底に空いた穴を塞ぐ」作業は、たくさんの知識と、高い技術力が必要になる。
なので、ダンス人口の減少を最小限に食い止めるには
「長い経験と、高度な知識のあるプロ教師の、下支えが、必要不可欠」
なのである。
にも、関わらず、ほとんどのプロ教師は、それを理解していない。
ダンス界での「底に空いた穴を塞ぐ」作業は、難しい作業です。
ダンスの知識の乏しい人や、ダンス経験の短い人には、出来るはずがない。
「底に空いた穴を塞ぐ」という、地道で、かつ難しい作業が出来るのは、
ダンスの知識が豊富で、ダンス経験の長いプロ教師、もしくは、プロ教師に
準ずる人たち限られてくるのです。
にも、関わらず、日本のプロ教師は、「ダンスを踊れない経営者」や、
「上手とは言いがたい、素人のおじさん・おばさんダンサー」、
一言で言えば、「ダンスのシロウト」にダンス界を任せておいて、自分たちは、
甘い汁だけを吸おうとする。
こんなの、うまくいくはずがない。
当然の如く、ダンス界全体が崩壊していく。
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ダンス界を「ダンスのシロウト」に任せると、どうなるか・・・
一見、ダンス界が活性化されるように見えますが、実際には崩壊が加速します。
「ダンスのシロウト」に任せておくと
「どうすれば、人がたくさん集まるか?」
を考えます。そして
「人がたくさん、集まって、楽しんで貰えれば、成功だ!」
と考えます。
なにをするか?
「上手な人を排除して、ターゲットを中間層だけに特化させる」
ことですね。
ミキシング(ふれあい・チェーンダンス)や、トライアル(ミニデモ)とかを
どんどん増やしていけば、「上手な人」はいなくなり、「中間層」だけが残ります。
パーティの参加人数は、最大化しますが、そのパーティは「中間層」に特化します。
現在の社交ダンス界の「中間層」は、70歳台~80歳台前半です。
中間層の年齢が上がっていけば、社交ダンス全体の高齢化が進んでいきます。
技術的には、プロ教師による「個別の指導」(個人レッスンともいう)を、継続して
受け続けている人は少数派だと思われます。
中間層から外れた人は、ダンスが出来なくなってきます。
「中間層」が高齢化すればするほど、中間層から外れた人は、踊れなります。
社交ダンスという「バケツ」の穴が大きくなっていく...ということです。
中間層(70歳台~80歳台前半)から外れた人たちを、
受け止めることが出来るのは、誰でしょうか?
高度な知識があり、厳しい練習を積み重ね、経験豊かな「プロ教師」で、あるはずです。
「現場を踏んでいる」人が考えれば、そういう結論に辿り着くと思うのですが、
ブログに書いてある文字の表面だけを捉える人にとっては
「山象は、またプロ教師の批判をやってるぞ!」
みたいなふうに受け取る人もたくさんいるんじゃないかな
・・・と思います。
多方面から、「プロ教師の批判は、するな!」と言われるのは、毎度のこと。
プロ教師への批判は、「一歩間違えると、自分のクビが飛ぶ」ことを承知で
神経をすり減らしながら、ブログを書いてます。
批判するたびに、寿命が縮むので、もしかしたら、もうすぐ死ぬかもしれない。
別に、いつ死んでも構わないけど、「やり残したこと」がないように、
「悔いの無い死に方」をしたいものです。
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