昭和の時代に、「一部のプロ教師」によって作られた「常識」が
平成の30年間、頑固なまでに、かたくなに守り続けれ、
令和の時代になっても「社交ダンスの常識」として生きてる。
でも、それって、ほんとうに正しいのだろうか?
少しづつ、検証してみたいと思います。
昭和の常識! まずは、これ。 正しいと思いますか??
「イギリスに留学している偉い先生が言っているのだから、
言われた通りの練習をしてれば、どんどん上手になるぞ!!」
・・・と、自分では何も考えずに、こういう練習を続けていると、
どうなるか???
(1)親指の付け根、母趾球のところに集中して力が掛かるため、
足の裏の一部が腫れ上がって、床を踏むたびに、激痛が走り
(2)足の指が反り返って、足の指で「床を掴む」ことが出来なくなり
(3)足の親指が内側に曲がって、外反母趾がどんどん進行していく。
こんな馬鹿げたな練習は、安易にしないほうが良いと思うのですが、
どうでしょうか?
昭和の時代から続く、馬鹿げた指導方法によって、足や膝に障害が
出た人、あなたの近くにいませんか??
これって、炎天下に一滴の水も飲まさずに、ぶっ倒れるまで「ウサギ跳び」
をさせる、昭和の学校の部活動の教師と同じ臭いがします。
プロ教師が教える練習方法は、理にかなった練習方法なのでしょうか?
揺れる電車の中で「トォ(爪先)で立ち続けろ」という指導を受けた
生徒の多くは、なにも考えずに、闇雲に、かかとを高く持ち上げて、
爪先で立とうとします。
「どういう足の裏の使い方」、「どういう土踏まずの使い方」をすれば
安定して「かかとを床から浮かせて立つ」ことが出来るのか?
それを教えたり、生徒に考えさせたり、あるいは議論をするのが、
本来の「教師」もしくは「先生」という立場の人間の役割です。
でも、社交ダンスのプロ教師は違います。
「足の裏の使い方? そんなの、どうでもいいだろ、ボケが!
つべこべ言わずに、かかとを持ち上げて、立つ練習をやれ!」
みたいな感じ。 まさに、昭和!!!! 死ぬまで昭和!
生徒の思考を停止させて、偏った先入観を生徒に植え付けるところから
「社交ダンスの指導」が始まる・・・みたいな感じ。
それが、プロ教師でございます!・・・みたいな感じ。
どうですか? これ、正しいと思いますか?
正しいと思う人は、大きな声で「絶対、正しい!」と叫びましょう。
なにか違うぞ!と思う人は、なにが違うのか考えてみましょう!
-*-
「かかとを床から浮かせて立つ」ときに参考になるのは、バレエ。
次回は、バレエの動画をみながら、考えてみたいと思います。
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