昨日、5月26日のかがやき練習会、参加された方、どうもありがとうございました。
参加人数は85人(主催者を含む)でした。
男女比率では、男性の方が多かったので、男性45人、女性40人くらいだと思います。
暑い日は、涼しい屋内で社交ダンス。 良いですね。
前回、前々回は、「盛り上がり欠けて楽しくない」レベルである70人を割り込んでました。
今回は、どうなるかと心配していましたが、80人を超えて、とりあえず、一安心です。
一度、基準の人数を割り込んでくると、遠方からの参加される方がいなくなるので
(遠方から参加するにはリスクが大きすぎる)、一度、落ち込みが激しくなると、
一気に落ち込んでいきます。
6月は、どうなるか、わかりませんが、なんとしてもこの人数を「死守」したいところです。
さてさて・・・・
今の「社交ダンスの実態」をわかりやすくするために、
社交ダンスの流れを、将棋に例えると、わかりやすいと思います。
将棋の序盤戦は、例え小さいコマであっても、相手よりもたくさん確保する。
将棋の中盤戦は、悪手をささないように気をつけながら、「定石」に従って、
相手よりも有利に手順を進めていきます。
でも、終盤戦は、考え方が、まるっきり違います。
盤上にあるすべてのコマの配置を熟知して、すべてのコマを最大限に活用し、
可能な限りの手順を読み切って、ほとんどすべてのコマを使い果たして、
手持ちのコマが何も残ってない状態で勝利する。
いまの社交ダンスは、将棋でいえば「終盤戦」に突入しています。
社交ダンスを教える(もしくは社交ダンスを習う)ということは、こういうこと
だとか、そんな「定石」に従って、人を増やしていくのは、「中盤戦」です。
今は、その地域にどんな人がいるか、一人一人の「ダンス環境」を確実に把握して
一人一人を少しづつ変えていくと、地域全体が、全体がどう変わっていくか?を
真剣に捉えていく必要があります。
今年も、石川県では、いろんな場所でいろんなイベントが行われてますが、
石川県の社交ダンスは、「終盤戦」に突入しているにも関わらず、「中盤戦」の
感覚で、社交ダンスを捉えているイベント主催者が多いような気がします。
石川県に、どこに、どんなダンサーがいるかわからないけど、イベントをやって、
愛好者を集めて、適当に踊らせておけば、ダンスが普及していくであろう・・・・
みたいな感じで、ダンスのイベントをやってても、発展していかないはずです。
石川県のトップに立つ指導者が、このあたりのことに気づいてくれれば、
石川県のダンス環境は、もっと良くなると思うんだけどね。
ともかく、石川県のダンス環境を考えるときには、「中盤」と「終盤」の違いを、
意識する必要がある。
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