ダンスの見どころ
トップページ
(ダンスの見どころ)
金沢の
パーティ情報
(ダンスの見どころ)
北陸3県
競技会の日程
(ダンスの見どころ)
リンク
サークルかがやき
ダンス練習会
みらくるダンス
・ダンスの見どころ
管理人のブログ
 2018-2019
管理人(山象)
へのメールは
こちらから
ページの先頭へ
ページの先頭へ
ダンスの見どころ
トップページ
(ダンスの見どころ)
金沢の
パーティ情報
(ダンスの見どころ)
北陸3県
競技会の日程
(ダンスの見どころ)
リンク
サークルかがやき
ダンス練習会
みらくるダンス
・ダンスの見どころ
管理人のブログ
 2018-2019
管理人(山象)
へのメールは
こちらから
ページの先頭へ
ページの先頭へ
 
みらくるダンス・ダンスの見どころ管理人ブログ2018-2019Ballroom Fitness みらい投稿159

〔ブログ記事〕管理人(山象)が投稿した記事と、読者から寄せられたコメントです。
投稿159 ボールルームダンス解剖学(5)
 2018/08/30(木) 12:17:24  カテゴリー:Ballroom Fitness みらい  投稿者:sanzo

2016年12月に発売された
知らないと踊れない ボールルームダンス解剖学(スタンダード編)/大田英光(著)

今回からは、「ホールドの作り方」について、考えていきましょう。

社交ダンスのホールドは、「腕を持ち上げて、肘を固定する」
なので、肘がグラグラ動いたり、肩が上がって肘が落ちりするのは、NG。

なので、「どうすれば、腕を持ち上げた状態で、肘を固定できるか?」を
考えることになります。
「どんな方法であれ、ともかく肘を固定出来れば、それが正しいホールド」
と考えたくなりますが、そこには落とし穴があります。
肘を固定する方法によって、カラダの動きが大きく変わってきます。

ota067a.png

まず、両腕を持ち上げて、真横に伸ばしてます。
肩(肩甲骨)から伸ばしていくよりも、胸鎖関節から伸ばしていったほうが
片側で5cmほど長くなるそうです。 両側で10cm伸びるのかな。

この姿勢で、誰かに「腕にぶら下がってもらう」と、姿勢が崩れやすいはずです。

そこで、太田先生は、おもしろいことをやってます。

ota067b.png

左腕を真横に伸ばしたまま、右腕を正面に伸ばします。
そして、正面に伸ばした右腕を、肩の方にスライドさせる。
「右肩を後ろに置いてセット・・・」と書いてあります。

不思議なことに、この腕の位置では、抜群に姿勢が安定します。
誰かに、腕にぶら下がってもらっても、ほとんど姿勢が崩れません。

・・・ならば、「左腕を真横・右腕を正面」という姿勢から作ったホールドは
「完璧なホールド」になるのではないか?
そんな気がしますよね。
やってみればわかりますが、ここから作るホールドは、
 「完璧といいっていいくらい、崩れません」
「ホールドの崩れで、先生に叱られる毎日」から、おさらば出来ます。

-------------
ところで・・・・

ここで、「疑問が沸いてくる人」と「感動の涙を流す人」の違いが出てきます。
疑問というのは、
 「何故、右腕だけが、前(正面)なんだ!」
 「右腕を真横に置いたまま、左腕を正面に伸ばしたらどうなるのか?」
という点ですよね。

e007.png

「右腕が前」の姿勢と「左腕が前」の姿勢は、見かけ上(外見上)では
「左右対称」に見えるはずです。
見かけ上だけでなく、骨格も左右対称ですし、腕の筋肉も左右対称です。

でも、肋骨(ろっこつ)と称する篭(かご)の中に収まっている臓器は
左右対称ではありませんので、腕の筋肉の動きは左右対称にはなりません。

実際、「肝臓」の位置を書き込んだだけで、左右対称には見えなくなります。
「大きくて、重くて、形が変化しにくい、右の腹部にある臓器」です。

「右腕が前」に伸ばしたときは、肝臓の上に右腕を置く感じになり
「左腕が前」のときは、肝臓を真ん中にして、両腕を伸ばす感じになります。

e888.png

右が肝臓、左が胃です。

ホールドの作り方によって、カラダの動きがどう変化するかを
調べるのに、面白い実験があります。

両腕(両手のてのひら)で、棒を挟んで、棒を左右に回転させます。
まず、左に回転させてから、一気に右に回転させた方が、違いが明確になります。

e113.png

両手の掌(てのひら)で、棒を圧縮するように挟み込んで、
棒を回転させる(肩を回転させる)と、骨盤は逆方向に回転しようとします。

両腕で棒を挟み込むと、「肝臓の上に両腕と胸鎖関節が、乗っかる」感じに
なります。この場合は、「肩と骨盤は逆回転」です。

e224.png

こちらは、棒と肝臓を向かい合わせにして、肝臓を動かす方法です。
肝臓を動かせば、棒も動く。
両手の掌(てのひら)で、やさしく棒をすくい上げるようにします。

肝臓を左に向ければ、棒も左に向きます。肝臓を右に向ければ棒も右に向きます。
この場合、肩と骨盤は同じ方向に回転します。

----

社交ダンスのホールドを作ったとき、そのホールドが正しいかどうかは、
「膝を回転させないようにして、肩を回転させてみる」
違いが出やすいのは、肩を左回転(リバース系回転)させたときです。

左肩を後ろに引いたとき、
  骨盤は正面を向いたまま(右を向こうとする)
なのが正しいホールドなのか、それとも
  肩と骨盤の左側が一緒に後ろに下がる
なのが正しいホールドなのか、確認しておく必要があります。

先生と生徒で、「骨盤の回転方向」の認識が違えば、
ウォーク以前の問題ですからね。


投稿159ボールルームダンス解剖学(5) への コメント (0件)

コメントを投稿する
   投稿されたコメントは、すぐには公開されません。管理人の承認手続きを経て公開されます。
数日たってもコメントが公開されないときは、管理人までメールください。
(スパム扱いになって、削除されることがあるようです)
【必須】名 前(ニックネーム)
【必須】メールアドレス
【必須】コメント(※一カ所でも「gmail」という文字を入れると「スパム」扱いになります)
 





システムの不具合など、なんらかの理由でコメントが投稿できないケースもあり得ます。
(不具合が発生すると、せっかく書いた投稿が,一瞬にして消えてしまうかもしません)
長い文章を書くときは,事前に文章を作っておいてから、文章を枠の中に貼り付けてください。
・全角文字を10文字以上入れてください。(英数字だけのコメントは登録できません)
・ハイパーリンク(http://...を含む文字列)がある場合は、登録できません。
・一度投稿した投稿は、削除,修正できませんのでご注意ください。
投稿ボタンを押してから、20秒間お待ち下さい

159ボールルームダンス解剖学(5) への トラックバック
  現在、この投稿へのトラックバックは、受け付けていません。


リンク  ブログのトップページへ
 カテゴリー〔Ballroom Fitness みらい〕の投稿一覧へ
 前〔投稿158 2018/08/28〕: ボールルームダンス解剖学(4)
 次〔投稿160 2018/08/31〕: 今日の日記0830

〔ブログ記事〕管理人(山象)が投稿した記事と、読者から寄せられたコメントです。

みらくるダンス・ダンスの見どころ管理人ブログ2018-2019Ballroom Fitness みらい投稿159

↑このページの先頭へホームページダンスの見どころみらくるダンス.com
管理人(山象)へのメールは、こちら(mail@miracle-dance.com)です。

 
ブログのメニュー
ブログのトップページ
カテゴリーの一覧
全投稿のタイトル一覧

カテゴリー
今日の日記
お知らせ
かがやき練習会
Ballroom Fitness みらい
つれづれに(雑談です)

カテゴリーの一覧

月別アーカイブ(保存庫)
2019年9月分の投稿
2019年8月分の投稿
2019年7月分の投稿
2019年6月分の投稿
2019年5月分の投稿
2019年4月分の投稿
2019年3月分の投稿
2019年2月分の投稿
2019年1月分の投稿
2018年12月分の投稿
2018年11月分の投稿
2018年10月分の投稿
2018年9月分の投稿
2018年8月分の投稿
2018年7月分の投稿
2018年6月分の投稿
2018年5月分の投稿
2018年4月分の投稿
2018年3月分の投稿
2018年2月分の投稿
2018年1月分の投稿

全投稿のタイトル一覧

最近の投稿(エントリー)
インナーマッスル その38
今日の日記0905
インナーマッスル その37
今日の日記0902
今日の日記0902
かがやき練習会12月分会場確保
今日の日記0828
インナーマッスル その36(手抜き版)
8月25日かがやき練習会報告
今日は、かがやき練習会

コメントのある投稿
(最新の10件を表示)

このブログの説明
このブログについて

ブログの検索