この本、買って正解だった。
少なくとも、4000円以上の価値があるように思う。
「日本の社交ダンス」を知るためには、絶対おすすめ。
将来、社交ダンスが、若い人に普及したときには、この本がものすごく重要な役割を果たす。
もし、将来、廃刊になってたら、中古本が100倍くらいの値段で売れるかもしれない。
これから社交ダンスのプロ教師を目指す人、あるいは、若手のプロ教師は、この本に書いてある
「社交ダンスのカラダの使い方」を知っておく必要がある。
日本のプロ教師のアタマの中(脳みそ)を、巨大スクリーンに映し出している
そんな感じ。
周囲にわき目も触れず、ひたすら「日本の社交ダンスの固定概念」をばく進する。
そんな感じ。
この本を読めば「日本のプロ教師」が考える「日本の社交ダンス」が見えてくる。
知らないと踊れない ボールルームダンス解剖学/大田英光(著)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
太田/英光
昭和44年6月愛知県職員を退職し、8月東京都品川区東五反田の助川ダンス教室に勤務。平成元年まで約17年間競技ダンス選手として、スタンダードAクラス、ラテンAクラスとして活躍。その間、英国式ダンス技術を探究し、英国留学中に挑戦した競技会において数多くの成績を残す。昭和53年大田区東矢口に「オオタダンススクール」を開設。日本競技ダンス連盟全国選手会会長、日本競技ダンス連盟頭部総局選手会会長、(財)日本ボールルームダンス連盟評議員・監事を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
・・・・まぁ、この先生の著書に異議を唱えるだけの勇気のあるプロ教師は、
ほとんどいないでしょう(爆)
個人的には「英国社交ダンス」と称する「典型的な日本の社交ダンス」だと思うけどね。
英国に留学したA級プロが、
「俺様のダンスは、英国式ダンス技術を駆使した、模範的な英国式の社交ダンスだ」
と自称すれば、それが、日本国内においては、「英国ダンス」ということになる。
個人的には、死んでも、こんなカラダの使い方は、やりたくないし、
こんなものが、「英国式ダンス」だとは、とてもじゃないけど思えない。
追伸:
社交ダンスが原因で、腰(腰椎5番あたり)が痛くなって苦しんでいる人は、必見です。
「世界を制する」なのか「腰をぶっ壊す」なのか?
人間のカラダの使い方は、大きく分けて2つある。
この本を読んで「世界を制する」だけの踊りが出来るようになる人もいれば
「腰痛に苦しんで、地獄のような老後を送るリスク」を伴う人もいるでしょう。
こんなものを「社交ダンスの基礎」としている限り、社交ダンスは、どんどん老人会化
していくでしょう。
日本のプロ教師は、自分と違う考えを認めない!
これが、どれだけ、社交ダンスの将来にダメージを与えているか????
考えただけでも、ぞっとする。
追 記
| アマゾンの在庫 5月10日正午の時点で、残り4冊。
誰も買うかな? なくなる前に買った方がいいような気がする。
誰も買わなくてもそんなもんだけど。
|
|