「インナーマッスルを使って踊る」ための簡単方法があります。
ダンスは、「楽しく踊る」ことです。 これが一番。
音楽を聴いていたら、自然にカラダ全体が動く。
「意識的にカラダを動かす」のではなく「自然にカラダが動く」
・・・・この動きは、インナーマッスルを使って踊っているってこと。
音楽のカウントに合わせて、○○筋を伸ばして、××筋を縮める。
「ここは前進だから、お腹を出しながら、足でカラダを送り出せ!」・・・とか、
そんなことを、考えながら踊っていても、ちっとも楽しくない。
「カラオケに合わせて、ダンスを踊る」のを、考えてみれば良い。
「上手な人が歌っている」ときは、歌っている人と一緒に、歌詞を口ずさみながら踊る。
ともかく、「歌(ボーカル)に合わせて踊る」。 これが一番、楽しい。
「アタマが破裂するくらい、音程がメチャクチャで、思いっきり演奏とずれている人」の
カラオケで踊っていても、ちっとも楽しくない。
ボーカルに合わせて踊っている時(上手な人と一緒に、歌詞を口ずさんで踊る)
ときは、丹田からの「気」が、手のひらや足の裏に向かって伝わっていく。
自然にカラダ全体が動く。 だから楽しい。
必死にボーカルを聞かないように我慢して、音楽のカウントだけを聞こうとすると
カラダ全体が固まってしまう。
「このカウントで、○○筋を伸ばせばいいんだ」みたいな感じになる。 全然、楽しくない。
太極拳での「左の図」と「右の図」の違いが、「カラオケで踊るダンス」でも出現する
なぜかって?? 簡単、簡単! 呼吸法だよ~ん!
歌を歌いながら踊るというのは、「鼻から吸って、口から出す」コレの繰り返し。
歌いながら踊る時の呼吸法では、丹田の「気」が、てのひらや足の裏に伝わっていく。
「音程外れで、激しい音ズレ」のカラオケで踊ろうとすると、この呼吸法が出来なくなる。
楽しいわけがない。 お腹に力が入ってカラダ全体が固まってしまう。
日本の社交ダンスのプロ教師は、こういうことが、まるっきり、わかっていない。
競技会一辺倒で、「楽しく踊る」ということを知らないプロ教師が多すぎるのだ。
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じゃぁ、ボーカル無しで、「カラオケの演奏だけ」で踊ったら楽しいのか?
あんまり楽しくない。
やっぱり、ボーカルがあったほうが楽しく踊れる。
そりゃそうだ。
もしボーカルがない方が楽しく踊れるんだったら、EXILE も DA PUMP もいらない。
ボーカルを辞めて、楽器演奏だけで、舞台の上で踊らせておけば良い。
もしも、もしも・・・「ボーカルなしの前奏は楽しいけど、ボーカルは入っ途端に楽しさ
激減・・・なんて、そんなものはダンスじゃない。
ダンスの時は、ボーカル禁止、黙っとけ!
オマエが歌ってると、ダンス踊れないじゃないか!! なんてのは、ギャグでしかない。
ダンスというのは、ボーカルがあったほうが楽しいのである。
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