「2018年の・・・・」シリーズは、しばらくお休みにして
「ボールルームダンス解剖学(スタンダード編)」について、触れていきたいと思います。
こういったテクニック(というかカラダの使い方)は、ネット上で無料公開してくれれば、
賛成派と反対派で、有意義な議論ができるのですが、「書籍」という一方的な方法では、
「納得できない!」といった意見を言おうにも言えませんね。
知らないと踊れない ボールルームダンス解剖学(スタンダード編)/大田英光(著) 2484円
「2016年12月20日 第一刷発行」と書いてありますので、
発売されてから、1年半くらい。 新しい本ですね。
著者は、「歴代の世界チャンピオン」から、たくさんの指導を受けているようです。
このリストをみて、ビビらないプロ教師は、ほどんど皆無に近いでしょう。
そして、そうそうたる「歴代の世界チャンピオン」から膨大な時間の指導を受けている著者が
言ってることは、絶対に正しいであろう・・・・と考えるでしょう。
実際、日本国内における「日本の社交ダンス」は、この本に書いてあるカラダの動きと同じ考え方、
同じ基礎に基づいていると思われます。
これだけの指導を受けている著者(太田先生)に対して、「お前の言ってることは、間違っている」
とか、異議を唱えることができるプロ教師など、日本じゅうを探しても、誰もいないでしょうね。
わたし(山象)は、太田先生のカラダの動かし方には、賛同しかねます。
太田先生の指導の通りダンスを踊るか、ダンスを辞めるか・・・と聞かれれば、迷いなく
ダンスをやめます。
太田先生の言われるような踊りをするくらいなら、死んだ方がマシ。
なぜ、そこまで言い切れるのか?
太田先生をはじめとする、ほとんどの日本のプロ教師は、「致命的な見落とし」があると
考えるからです。
どこに「致命的な見落とし」があるのか?? 順を追って、説明していきます。
|