社交ダンス界における「挨拶」の話題、
奥が深いので、もう少し続けます。
(前回のコメントの返答は、後ほど...)
中島みゆきさんの「恋文」という歌の中に
「ありがとう」っていう意味が...
ってのがあります。
日本語の場合、同じ言葉を使っていても、
ケースバイケースで、まったく違う意味になる。
恋文 with 塩谷 哲 (ピアノ) · 岩崎宏美
岩崎宏美 公式YouTubeチャンネル
歌詞は「恋文」について。
「ありがとう」=「これきり」という意味。
(1分52秒からの歌詞)
社交ダンスだと、どうなのか?
ダンスパーティ(公民館パーティ)で、
「あなたとは、もう踊りたくない」って時に使う言葉が
「ありがとう ございました(敬語)」だったりする。
関東だと、1曲ごとに、メンバーチェンジするけど、
関西だと、4曲ぐらい、同じ人と踊り続けるから、
この曲で別れようってときが「ありがとう」だな。
社交ダンスは、「社交」の要素が強いので、
社交ダンスを学ぶことは、
挨拶について、考えを深めるチャンスだと言えます。
これを知らないプロ教師が、
1曲踊った後に、さらっと「ありがとう」という声を掛けて、トコトコ去って逝ったりすると、
「この先生、社交ダンスのこと、わかってねぇな!」ってことになる。
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