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このページは、カテゴリー「社交ダンス 超!入門」の、すべての投稿です。
新しい投稿が上、古い投稿が下 になるように並んでいます。

2020年01月20日(月)
 投稿103  ナイキのピンク『厚底シューズ』が気になるぞ!
カテゴリー[ 社交ダンス 超!入門 ]  2020/01/20(月) 08:31:40  投稿者:sanzo

最近、オリンピックの関係で、
ナイキのピンク色の厚底シューズが、テレビの話題になってますね。
ブランド名は「ズームX」zoomx かな。

朝のテレビを見てると
「走るときはいいけど、膝を傷める。歩きにくい」
という人がいたかと思うと
「そんなことはない。走りやすいし歩きやすい」
という人もいる。

歩き方は、人によって異なる(少なくとも複数のタイプがある)ので
他人の話を聞いただけでは、わけがわからない。

このシューズ、薄くて軽い「固い板」のソールが入っているらしい。
これがカギ。 これが秘密。

この「固い板」のソール。
母趾球(ボール)と土踏まずの境目の部分が、バネのように曲がる。
だけど、それより後ろの部分は、曲がらない(僅かな球面になってる?)

厚底の靴で体重を受け止め、板バネのように「曲がったソールのときの反発力」で、
カラダを前に押し出す・・・・とか、そんな原理は、誰もが考えつく。

だけど、それだけじゃない・・・ような気がする。

「固い板」のソールが、足の裏にくっついていると、
いつでも、両方の足に、土踏まずの間に、空間を作ることできる。
いつでも、土踏まずのアーチを作ったままの状態を、キープすることができる。


普通の靴の場合、土踏まずのアーチは、床を踏みつけた時(床と足の裏が接した状態)
だけであり、そのほかのタイミングでは、土踏まずのアーチは機能しない。
(そのほかのときんは、「土踏まずのアーチを作ったときの下半身の筋肉が機能しない)

ところが、「固い板」のソールをある靴を履くと、ソールと足の裏が常に接するので、
すべてのタイミングによって、しかも両足同時に
土踏まずのアーチを作ったときの、下半身の筋肉が、最大限に機能し続ける。

土踏まずのアーチが最大化すれば、カラダは軽くなり、動きは大きくなる。


最終的には、そういう結論に達するような気がする。

日頃から、土踏まずを押し潰しながら、歩いている人が、厚底シューズを履くと
前のめりになって、つま先に体重が集中して、めちゃくちゃ歩きにくくなるけれど
ひごろから、土踏まずを意識して、くるぶしに体重を掛けることを意識している
スポーツ選手がこの靴を履くと、「裸足よりも裸足に近い感覚」になるのかもしれない。


この厚底シューズの現物は、見たことがないけれど
長年、社交ダンスをやっていれば、、朝のテレビの言いかけんな情報だけでも、
この程度の推測することは・・・・簡単かもしれない。
この推測、あたってるかな?

当たっていれば、ここ1~2年で、社交ダンスが大ブレークするかもしれない。
「固い板」のソールと土踏まずのアーチは、社交ダンスの靴・・・だから。

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2020年01月17日(金)
 投稿100  習ったこと全部忘れろ!...と言われる話
カテゴリー[ 社交ダンス 超!入門 ]  2020/01/17(金) 01:44:49  投稿者:sanzo

社交ダンスは、独学だけでは、上手にならない。
ほとんどの人は、なんらかの形で「プロ教師」と称する先生に、ダンスを習っているはず。

で、なんらかの理由で、先生を変える・・・というか、ダンス教室を変える人は、少なくないはず。

で、教室を変えたとき、真っ先に、聞く言葉。
  「いままで、○○先生に習っていたことは、全部、忘れなさい!」
  「○○先生は、こんな指導しょ! ウチでは、それ、禁止です!」
みたいな感じ。

クソ高いレッスン料を払って、何年、何十年、習っていたモノが、すべて無駄になる。

そんな経験、無いですか?
そんな話、聞いたこと無いですか?


では、これは、どうでしょう?

何年も、○○教室に習っていた生徒が、その先生に黙って、
こっそり、別の◇◇教室に通い始めるパターン。 つまり、教室の掛け持ち。

○○教室の先生に「教室の掛け持ち」がバレた途端、先生が激怒して、
「出てけ、オマエなんか、二度と来るな!」と言われて破門になるケース。


なんで、こんなことが、起きるのか?
理由は、簡単です。
「まったく違う傾向の先生」に、掛け持ちして習っても、上手になるはずがない。
ってこと。

「○○先生と、◇◇先生は、まったく違う傾向の踊り、まったく違う指導をする」
ということに気づかずに、
○○先生と、◇◇先生の、二人の先生を掛け持ちすれば、上達するだろうと考える生徒。

実際は、上手になるはずがない。
大抵は、どちらか上手な方の先生から拒絶されるか、手抜きされる。


よくある話なんだろうけど、鈍感な生徒は、拒絶されても、それにすら気づかない。

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2020年01月15日(水)
 投稿97  プロが教える『中間バランス』の嘘
カテゴリー[ 社交ダンス 超!入門 ]  2020/01/15(水) 09:09:09  投稿者:sanzo

管理人ブログを読んでいただき、ありがとうございます。

いわゆる「日本の社交ダンス」には、たくさん難しい用語が溢れていますが、
「漢字」の用語は、コテコテな先入観が入り込んでいて、カオス状態になっていることが多いと思います。

長い間、社交ダンスをやっていて、今になって、ようやく理解できたのは
多くの「日本のプロ教師」の指導の原点とも言える、
  「中間バランスを通過して踊りなさい」
  「中間バランスを意識して、中間バランスの瞬間を大切にしなさい」

という、発想の出発点が、なんなのか?ということです。

そもそも「中間バランス」というのは、難しく考えるまでもなく、
(大きめの歩幅で)普通に歩いているのを考えてみれば、解けてくる話。
「右足が前・左足が後ろ」であっても、「左足が前・右足が後ろ」であっても、
2本足で歩いて入れば、かならず、両足に体重が分散する瞬間があるはずです。
その瞬間を「中間バランス」と呼ぶのだとすれば、話は簡単。
こんなの、当たり前のこと。 でも、それだけ???

壊れている時計でも、1日2回、正しい時刻を表示します。
絵に描いた時計も同様。
「6時」を描いた時計は、午前6時と午後6時に正しい時刻を表示します。
縦の棒すべてが「正しい時刻を表示する時計」になってしまいます。
「ある一瞬だけ正しい時刻を表示する時計」が「良い時計」なのか???

そんなものに、なんの意味があるのでしょうか?

「一日2回、一瞬だけ、正しい時刻を表示する壊れた時計」と同じように、
「ほんの一瞬だけの中間バランス」という、日本の社交ダンスの指導。
なんか、馬鹿げてると思いませんか?
なんか、矛盾していると思いませんか?


多くの「日本のプロ教師」が考える社交ダンスの出発点は
  「一瞬の中間バランス」以外、ほとんどの時間は「片足で立っている」
という発想から、すべてが始まっているということです。

両足を揃えた姿勢から、片足を持ち上げて、持ち上げた足を伸ばす
両足体重、片足体重、片足体重・・・・・・・片足体重、片足体重、片足体重
そして伸ばした足のヒールを床に着けた瞬間だけが、両足体重の「中間バランス」
その後は、後ろ足を揃えていくときも、片足を浮かせて
片足、片足・・・・・・・片足、片足、片足 です。

dtr084aa.png
dtr084bb.png

これを見れば、一目瞭然なのですが
太腿(ふともも)を持ち上げている間は、典型的な「片足体重」です。
太腿を持ち上げながら、足を動かしているときは、支え足に体重が集中して
「支え足から離れたくない!」という意識が働きます。

そして、一瞬だけ、太腿(ふともも)を持ち上げていない瞬間があります。
その瞬間だけが「中間バランス」です。
だから、その「太腿を持ち上げていない瞬間」を大切にしましょう・・・・と。

「中間バランス」という考え方の根底あるものが、なんなのか
わかってしまうと、あまりに単純すぎて、馬鹿馬鹿しくなってきます。

こんな変な動き、普通に歩いている時には、あり得ない動きです。
普通に歩いている時よりも、退化した動きのように思います。


社交ダンスを学ぶ上では、先生の口から「漢字」の用語が出てきたら要注意。
たいていの場合、「コテコテのこじつけ」の、間違った指導になってるから。

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2020年01月10日(金)
 投稿90  超!入門18/ターン(回転)の原理
カテゴリー[ 社交ダンス 超!入門 ]  2020/01/10(金) 20:25:25  投稿者:sanzo

連載「社交ダンス 超!入門」シリーズを読んでいただき、ありがとうございます。
今回は、「社交ダンス 超!入門 その18/靴と土踏まず(7)/○○ターン(回転動作)の原理」になります。
(人気ブログランキングに表示されるタイトル文字数の関係で、タイトルを省略しています)


社交ダンス(ワルツなど、スタンダード種目)には、「○○ターン」という回転動作がたくさんあります。

足の上で「クルクルまわる」というのではなく、「カーブを曲がる」感じ(人によっては「コーナーを攻める」といった方がしっくりくる?)の回転動作。

「靴を履いた足」を、まっすぐ前方に振り出しながら、カラダ全体に回転を掛けていく動作。
この回転動作の原理は、社交ダンス以外の人にも、役に立つことがあるような気がします。

kutsu-modern.jpg

日本人のプロの先生の多くは、
  靴の紐をしっかり縛って、靴と足の裏を一体化させておいて
 「膝を左右に回転させろ!」とか「太腿を左右に回転させて、足を内旋/外旋させろ」とか、
そんなふうに指導する先生が多いように思います。

ところが、外国人の中には、(多くの日本人のプロ教師とは)違う意見の人もいるようです。
  ターンの時は、靴を回転させるのではなく、膝とか太腿を回転させるのでもなく、
  「靴の中で足を回転させる」ことによってターンがうまれる。
たぶん、こんな感じだったと思うけど、こんなの、日本人のプロ教師から聞いたことがありません。

どうやったら、こんなことが出来るのか、推測してみましょう。
推測なので、簡単に、いってみましょう!

nn84.png
両足の、踝(くるぶし)に体重を乗せて、前足の土踏まずを引き上げてやると、
体重が掛かっていない前方の靴(前方に動く足)、どんどん前方に進んでいきます。

これは、靴の中で土踏まずを持ち上げる動作。靴と足の裏に空間を作ります。
じゃぁ、これに回転を掛けるにはどうすればいいか?

*****

ここからが、重要! 今回も、足ではなく、手に靴を履かせて説明します。
まずは、前方に進む足 から。

tt22a.png
まっすぐに進んでいる靴の中で、土踏まずのアーチの形状を変化させていけばいい。
「靴底が曲がらない靴」を履いて、靴底と足の裏をくっつけたところから、土踏まずの中の「持ち上げる位置」を変化させてやれば、足が回転します。

靴に手を填め込んで、てのひらを斜めに折り曲げてやれば、手の進行方向が変わります。
靴を回転させようとすると、「手首を捻って回転させようとする」ので、靴をまっすぐ進ませるようにして、てのひらの形状を変化させてやれば、結果として靴の方向が変わります。

tt33a.png
靴の代わりに、本をおいて、本を滑らせていけばわかります。
「てのひらの形状」を変えてやれば、結果として、本の向きも変わります。

意図的に本の向きを変えようとすると、手首を使ってしまうのでNG。
あくまで、本をまっすぐに進ませながら、てのひらを斜めに折りたたんでいきます。

これが、ナチュラルターンにおける、大きくスウィングを掛けて、大きく前方に進んでいく左足から派生するボディの回転動作。前方へのスウィングからラテラル・スウィングに......
あっ、この連載は、「まだダンスを始めていない人」向けの、連載だった!

******

今度は、後ろ足。体重を支えている「支え足」の説明です。
ナチュラルターンの右回転では、「後方にある右足」になります。
nn11.png
ここでの動きは、「踝(くるぶし)に体重を掛けて、土踏まずを持ち上げる」ことを前提とします。

「足の母趾球の部分で、床を押す力(フット。プレッシャー)」を最大にするには「土踏まずを持ち上げる力を最大にして、踝(くるぶし)に集中して体重を掛けていけばいい」という考え方に基づいて説明しています。

tt44a.png
「前方に動く左足」の踝(くるぶし)に体重を掛け、土踏まずのアーチを作っていくと、
反対の足、つまり「後方にある支え足、右足」にも踝に体重が掛かり、土踏まずのアーチが出来ます。
(こうすることで、大きく足を伸ばして、歩幅を大きくしても、倒れにくくなります)

「前方に動く左足」の土踏まずの形状を変化させると、「支え足の右足」の土踏まずの形状も変化します。
結果として、左右両足の向きが変化して、カラダ全体の向きが変わります。

tt55a.png
足のかわりに、手で説明すると、原理は、簡単ですね。

*****

「靴の中で、土踏まずを持ち上げる」もしくは「靴の中で足を回転させる」という意識をもって、両方の土踏まずを変化させてやれば、両足の方向が変わるので、「内股ターン」にはなりません。
両足の向きはは、同じ向きを向いているか、少し外側に開いた状態を保てます。

靴と足を一体化させて、回転させようとすると、「スキーの初心者のボーゲンのような内股ターン」になってしまいます。

これ、覚えておくと、いざ、社交ダンスを始めたときに、必ず役に立ちます。
少なくとも、先生が教える「○○ターン」が、正しいかどうか、考えようとするはずです。

また、ここのターン(回転)の原理は
  右に左に方向を変えながら、ひたすらグラウンドを走り回るスポーツ
においても、役に立つように思います。

こういうのは、社交ダンスの「○○ターン」だと思うから、変な先入観でピリピリした感じになります。
動きながら足の向きを変えるこの動きは、社交ダンスをやったことの無い人でも、出来るひとは簡単に出来ちゃうとおもいます。

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2020年01月06日(月)
 投稿87  『送り足』は伝家の宝刀(2)
カテゴリー[ 社交ダンス 超!入門 ]  2020/01/06(月) 09:45:58  投稿者:sanzo

日本の社交ダンスにおいて「送り足」ということば、よく使われているが、「文字媒体」で送り足という文字を見かけることは、珍しい。

三輪嘉広先生の「東大方式 ボールルームダンシング 完全上達プログラム」の中に、「送り足」の記載があるが、その中で、三輪先生は、根本的な間違いを犯している。

日本の社交ダンスにおいては、誰がなんと言おうと
 「送り足とは、大きく踊るための、高度なテクニックの一つである
というのが、大多数のダンス愛好家の共通認識。これは紛れもない事実。

今回は、三輪先生の文章と比較するための文章を作ってみました。
伝えたいことは、三輪先生と同じだと思うけど、表現方法は違います。
比べてみて下さい。

●三輪先生の「送り足」の説明

todai182.png

●山象の「送り足」の説明

テレビで、スキーのジャンプ競技を見ていると「K点」とか「K点越え」とかいう言葉が出てくる。
なんだか、よくわからないけど、刺激的な言葉である。
ジャンプの「K点」に相当するモノが、社交ダンスを踊る際の「通常歩行における歩幅」「通常歩行で着地したときの支え足からの距離」だとすると、おもしろいものが見えてくる。

昔は「K点(通常歩行の歩幅)を超える踊りは、姿勢が崩れるので危険行為」とされていたが、時代が変わり、現在では多くの競技選手が「通常歩行の歩幅(K点)を超える踊り」を踊っている。
社交ダンスにおける「K点超え」の踊りを考えていけば、「送り足とは何か?」が見えてきます。

わかってしまえば、話は簡単です。

「K点越えは危険」つまり「通常歩行より大きな歩幅では姿勢が崩れて危険」とされた昔の日本では、「低くなって、支え足でプッシュする」という「送り足」という高度なテクニックが、社交ダンスを指導する多くの「プロ教師」によって推奨されてきた。
そして、「送り足を使う」という言葉が、伝家の宝刀のような響きをもつことから、「ロア&プッシュ=送り足」というのが「日本の社交ダンスの常識」として広った。

結果、日本全国いたるところで、「送り足で押せ」という号令がかけられているように思う。(私も、ダンスを始めた当初はそう習った)

歴史は変わり、技術の進歩や音楽の速度の変化により、「K点越え」つまり「通常歩行を超える歩幅」で踊るダンサーが増えてきた。
K点(通常歩行の歩幅)を超える踊りをするには、「支え足でカラダを送り出す」テクニックは逆効果。
大きく踊るためには、カラダが支え足の上に残しながら、靴を前方に運んでいくテクニックが必要になってくる。

しかしながら、ダンスを始める一番最初に「送り足で押せ」と叩き込まれているから、それはもはや常識になっており、「K点越えによって、大きく踊るためのテクニックが一変する」ことに気づく人は少ない。

----

こんなふうに書いた方が、わかりやすいと思います。
全然違うことを書いているように見えるかもしれませんが、「伝えたいこと」は、三輪先生と同じです。

昔の踊りは、「通常歩行より小さな歩幅で踊る」のが常識。その時のテクニックが「送り足」
現代の競技選手は、「通常歩行よりも大きな歩幅で踊る」で、昔の「送り足」の概念は通用しない。
このほうが、わかりやすいですね。

「K点(通常歩行の歩幅)越えを危険」とされた昔の「送り足」は「大きく踊るためのテクニック」。
昔の「K点(通常歩行の歩幅)を目指す」多くのダンサーにとって、大きな意味をもつ言葉です。

「K点越え」があたりまえとなった現在、
「送り足」を単なる「支え足」という意味で使うのは、明らかな間違いであり、混乱の元。
教本 Ballroom tequnique で使われている、「支え足」「動く足」という言葉が使うに使うべきです。

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2020年01月05日(日)
 投稿86  「送り足」は、伝家の宝刀!?
カテゴリー[ 社交ダンス 超!入門 ]  2020/01/05(日) 23:03:03  投稿者:sanzo

日本の社交ダンスにおいて「送り足」ということば、よく使われている。
しかしながら、本や雑誌などの「文字媒体」で送り足という文字を見かけることは、珍しい。

三輪嘉広先生の「東大方式 ボールルームダンシング 完全上達プログラム」の中に、「送り足」の記載がある。

トップクラスのプロ教師、しかも東京大学出身の先生の言うことが、間違っているはずが無い!
・・・と思いがちですが、三輪先生は、根本的な間違いを、二重三重に犯しています。

日本の社交ダンスにおいては、
 「送り足とは、大きく踊るための、高度なテクニックの一つである
というのが、
 「世間知らずの一部のプロ教師を除く、大多数のダンス愛好家の共通認識
であることを、教える側のプロ教師は、理解すべきだと思います。

todai182.png

この文章は、「プロ教師としては、犯してはならない致命的なミス」があります。
わかりますか?

三輪先生がなんと言おうと、社交ダンスの「送り足」は、「社交ダンスを大きく踊るテクニック」です。

A:通常歩行より小さな歩幅で踊っているAさんが、通常歩行の歩幅に近づけるためのテクニック
B:通常歩行より大きな歩幅で踊っているBさんが、最大限の歩幅を目指すためのテクニック

AさんもBさんも、「普段より大きな歩幅で踊るためには、どうすればいいか?」を考えます。
そして、2人とも「普段より大きな歩幅で踊るためのテクニック」を身に付けていきます。

じゃぁ、二人の「大きく踊るためのテクニック」は、同じテクニックなのでしょうか??
違います。

Aさんが考えたテクニックは、
「前足を前方に伸ばしたとき、倒れるよりも速く、支え足でカラダを前方に送り出す」方法
Bさんが考えたテクニックは、
「前足を前方に伸ばした時、倒れないように、カラダを支え足の上に残しておく」方法です。

生徒が目指している踊りが、「通常歩行よりも大きな歩幅か、小さな歩幅か」によって、
先生が教えるべきテクニックが変わりますし、実際、先生によって教え方が違います。

三輪先生は、「送り足=Supporting Foot」だと思い込まされていますが、これも違います。
Aさんの考えたテクニック、つまり「通常歩行よりも、小さい歩幅で踊る人のテクニック」を
叩き込まれたために、「送り足=支え足」だと思い込んでしまった・・・のだと思います。

todai183.png

この姿勢から、前足を前方に振り出して、前足の靴を前方へ進めるには、どうすればよいでしょうか?
答えは、「通常歩行よりも大きな歩幅か? 小さな歩幅か?」によって異なります。

jj03.png

通常歩行より小さい歩幅のAさんが、通常歩行の歩幅に近づけるのであれば、
【赤】のように、膝を支点として、膝下を前方に振り出しながら、支え足でカラダを前方に送り出せばいい。
三輪先生が否定している、「ロア&プッシュ」こそが、正しい踊り方(模範演技)になります。
この場合、「支え足でカラダを送り出す」ので、「支え足=送り足」になります。

でも、通常歩行より大きな歩幅のBさんが、最大の歩幅を目指すのであれば、話はかわります。
【青】のように、膝と足首の真ん中を支点として、靴を遠くに伸ばしていきます。
そうすると、膝は後ろに下がり、股関節も後ろ引いた状態を保てるので、めいっぱい大きく足を振り出しても、ボディが倒れることはありません。
この場合、剣道などの武道の送り足の足裁きと同じになるので、「動く足=送り足」となります。

どちらのテクニックも、プロ教師として、「正しい教え方」だと思います。
で、ダメダメなのが、三輪先生。
「通常歩行との歩幅の比較」を理解していないから、根本的な間違いを犯してしまう。
「送り足は英語で、サポーティングフット」とか、そんなのは、生徒が混乱するだけです。

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2020年01月04日(土)
 投稿83  『4スタンス理論』と社交ダンス
カテゴリー[ 社交ダンス 超!入門 ]  2020/01/04(土) 22:22:22  投稿者:sanzo

一時期、注目されていたこと、あるのかな?
(社交ダンスの先生たちは、全く無関心というか、一貫して無視してたように思いますが)

jj90.jpg

廣戸聡一氏の「4スタンス理論」。
4つのタイプ、それぞれに合った運動法で、驚きの力が出せる!
と書いてありますが、社交ダンスでも、かなり役に立ちます。

社交ダンスは、ペアダンスです。
特に個人レッスンにおいては、先生のタイプによって、踊りが違うから、
自分と違うタイプの先生に習っても上達しない
自分に合う先生を選ぶことは、極めて重要だ!・・・ということになってきます。

おもしろい話は、いっぱいあるのですが、とりあえず、一つだけ紹介します。

jj91.png

腕(肘~手首)を振るときに、
Aタイプは、「肘を固定」して、手首を左右に振っています。
そうすると、前腕は、ワイパーのように、左右に円弧を描きます。

Bタイプは、「肘と手首の中間を固定」して、手首を左右に振ります。
そうすると肘と手首は逆に動きます。

この動きを、「社交ダンスのホールド」に当てはめて考えてみると、社交ダンスの動きが見えてきます。

腕を固定して踊っているように見える社交ダンス(スタンダード種目)であっても「てのひらに微妙な変化を与える」ことはよくあります。
この「てのひらの微妙な変化」から派生する、上腕や肩甲骨、ボディの微妙な変化は、AタイプとBタイプでは、大きく異なっているであろう...ということは、容易に予想できます。
当然、リード&フォローも違ってきます。

さて、どちらが良いのでしょうか?
どちらが良いか以前の問題として、こういう「違いがある」ことを教える「社交ダンスのプロ教師」はほとんどいません。

多くの場合「腕と足は連動する」ので、腕の支点の違いは、フットワークに大きく影響を与えます。

jj03.png

足を前方に出していくときの、膝~足首(ふくらはぎ)の感覚の違いです。

Aタイプの腕と同じならば、膝を固定して、足首を前方に振り出すことになりますので
膝から下、ふくらはぎ全体が、振り子のように前方に振り出されることになります。
振り出した足全体が前に出ていく感覚で、股関節は前方に引っ張り出されます。

Bタイプの腕を同じならば、膝と足首との中間点に「支点の意識」を作ります。
足首を振り出せば、膝はバックする感覚です。
結果として、股関節がカラダの中に引き込まれます。

いうまでもなく、AタイプとBタイプでは、フットワークがまるっきり変わってきます。
とくに、スウィング動作の際のこの違いは、スウィング動作の根本に関わります。

「Aタイプのプロ教師」と「Bタイプのプロ教師」では、同じ足型であったとしても、まるっきり違ったフットワークの踊りをを生徒に教えていることになります。
で、ほとんどの生徒は、そのことを知りません。

もしかしたら、都会の先生にならったら、こんなフットワークの違いも、教えて貰えるのかな?
石川県のような田舎では、なかなか学ぶ機会がない...というか、ほとんど誰も感心を示さない。
比較しながら、勉強していくと、すごく、おもしろいんだけどね。

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 投稿82  超!入門17/靴と土踏まず(6)
カテゴリー[ 社交ダンス 超!入門 ]  2020/01/04(土) 16:45:45  投稿者:sanzo

管理人ブログへのアクセス、どうもありがとうございます。
連載「社交ダンス 超!入門」シリーズを読んでいただき、ありがとうございます。

kutsu-modern.jpg

今回は、このダンスシューズを履いて、土踏まずのアーチを作り
「足の裏」と「靴の曲がらない部分」に空間を作った時の、動きについて考えてみましょう。

ここでは、足の裏よりも、靴に手を嵌め込んで説明します。
足の裏の土踏まずが、「てのひら」に相当すると考えてください。

歩く時など、2本足で足を動かす時は、
片方は、体重が掛かってる(床に圧力を掛けている)「支え足」であり
もう片方は、体重が掛かっていない、「前方に動く足」になります。

まずは、「支え足」の説明です。

nn11.png

まず、靴の踵(ヒール)の部分に体重を掛けずに、靴の母趾球の部分(手の関節の部分)で、床に圧力掛ける(foot pressure)ことを考えてみましょう。

踝(くるぶし)の部分に体重を掛けて、土踏まずを持ち上がる(土踏まずのアーチを作る)と
「床と靴が接しているのは、母趾球(ボール)の部分だけ」であり、「靴の踵の部分は浮いている」ことになります。
実質的に、土踏まずのアーチを作ることで、「常に母趾球の上に立つ上に立つ」ことになります。

nn95.png

次に、靴の踵(ヒール)の高さを上下(up/down)させてみます。

常に、自分の体重を踝(くるぶし)に掛けておいて、
「土踏まずを引き上げる力」を変化させることによって、靴の踵の高さを上下させることが出来ます。
この図では、いずれも、靴の母趾球の部分(ての指の関節の部分)で、床に圧力を掛けてます。
(土踏まずを潰しながら、足首の前側に体重を掛けて、踵を持ち上げようとするのは、NGとします)

ここで、着目しておきたいことがいくつかあります。、

まず、「体重を掛けているのは、踝(くるぶし)の部分であり、
床に圧力を掛けているのは母趾球の位置である」ということ。

次に、体重を掛けている踝(くるぶし)よりも、
土踏まずの方が、前方にある」ということ。
言い換えれば、どんなときでも「土踏まずの後ろに、踝がある」

段差の無い「フラットな床」においては、靴の踵と床が接していて
見た目では、「靴の踵の部分で、床に圧力に掛けている」ように見えたとしても、
実際には「土踏まずのアーチを作っていれば、靴の踵の部分には体重が掛かっておらず、
靴の母趾球の部分で床に圧力を掛けている」ことになります。

「社交ダンスの基本は、ボール(母趾球)の上に立つことから始まる」という意味の解釈に繋がってきます。

つぎの、「前方に動く足」の説明です。

nn22.png

靴を床から1cmくらい浮かせて、靴を前方へ運んでいきます。
靴を遠く前方へ運んでいくことが出来れば、大きな歩幅が確保できますので、結果的に「大きな踊り」を踊ることが可能になります。

このとき、「前方へ動く足」の土踏まずのアーチを強くして、「足の裏と靴の曲がらない部分との間に空間」を作ってやると、靴がスムーズに前方に進んでいきます。
ためしに、「靴の土踏まずの部分が柔らかい靴」を履いたときには、「靴を遠くに運んでいけない」だけではなく、「支え足の上で安定して立つ」ことさえも難しくなります。

nn84.png

実際に、靴を遠く(前方)に運んでいきましょう。
踝(くるぶし)の部分に体重を掛けたまま、土踏まずをカラダの中に引き込むようにして、
土踏まずのアーチを大きくして、足の裏と靴との間の空間を作ってやれば、靴は前方に進んでいきます。

土踏まずのアーチを作ろうとすると、指が丸くなりやすいので、「指の付け根」を前方に伸ばしていくと良いです。
(足の指先を伸ばすのでは無く、足の指の付け根を伸ばしていく感覚です)

手を使ってイメージを掴む時は、滑りやすい床の上に「本」を置いて、手の指の関節を伸ばしながら、てのひらを丸くしてやる(てのひらは、三角おにぎりを作るような感触がいいかな)と、「本」は前方に進んでいきます。

「前方に動く足」に土踏まずのアーチが出来れば、「支え足」にも土踏まずのアーチが出来ます。
どちらも、「踝(くるぶし)に体重を掛けておく」ことが基本です。

この「靴の底が曲がらない靴」での「足の裏の使い方」は、とても、おもしろいです。
この靴を履いて、軽く動いてみるだけでもでも、社交ダンスを学ぶ価値があると思います。

この靴のおもしろさは、「曲がる」とき、つまり「ターンするとき」に実感できます。

次回は、「靴の底が曲がらない靴」を履いて、カラダの方向を変えるときの説明します。
ワルツで言えば、ナチュラルターンの基礎の基礎・・・に通じる、根本的な動きです。

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2020年01月02日(木)
 投稿79  超!入門16/靴と土踏まず(5)
カテゴリー[ 社交ダンス 超!入門 ]  2020/01/02(木) 09:55:55  投稿者:sanzo

管理人ブログへのアクセス、どうもありがとうございます。
連載「社交ダンス 超!入門」シリーズを読んでいただき、ありがとうございます。

社交ダンスは、ダンスシューズを履いて踊ります。
ダンスシューズによって、足の裏の動きや土踏まずのアーチ、そして、足の裏の動き・土踏まずの動き、足に対する体重の掛け方が変化します。

社交ダンスを学べば、足の裏の変化・土踏まずの変化を、比較しながら的確に学ぶことができます。
すべての武道・すべてのスポーツ、およびすべてのダンスを練習している人に取っても、とても有益なはずです。

kutsu-modern.jpg

このダンスシューズ、靴の土踏まずとヒールの部分が堅い板で固定されていて、曲がりません。
このシューズを履いて、社交ダンスを踊るときのフットワークを想像してみて下さい。

靴底が曲がらない靴・・・だったら、スキーの靴でアスファルトの道を歩くのと同じだな!
というわけで、たぶん、こんなのを想像するはずです。

nn33.jpg
(足の)土踏まずと、(手の)てのひらは、連動することが多く、しかもてのひらのほうが自由度が高いので、右手(または左手)にダンスシューズを嵌め込んで、ダンスシューズを動かしてみるとわかりやすいです。

歩く時には、しっかりと踵(ヒール)から順番に、床に着地して
足の裏全体を使って、しっかりと、床を踏み込んでから、
踵(ヒール)を持ち上げて、母趾球や、つま先に体重を移していく。

これこそが、社交ダンスの基礎の基礎。毎日、欠かさず練習しましょう!
社交ダンスは、一歩一歩、支え足の上に「のる!」「乗る!」「載る!」
土踏まずを押し潰して、一歩一歩、足の裏全体で、床を踏みつける!

それを実践するためには、「靴の底が曲がらない靴」こそが、最適です。

日本のプロが教える教師が教える、いわゆる「日本の社交ダンス」のカリキュラムは
  「子供から高齢者まで、初心者からチャンピオンまで、
   まったく同じ基礎を使って、みんなで楽しく社交ダンスを踊りましょう。」
という考え方に基づいた指導になっているはずです。
なので、日本のプロ教師が教える「社交ダンスの指導」は、ほぼ確実に、このフットワークを基本にして、多くの生徒に社交ダンスを教えているかと思います。

ただし、注意して観察つべきことは、
  「教える側の「プロ教師」自身は、ほんとうに、このフットワークで踊っているのか?」
  「競技会のプロフェッショナル部門で勝ち抜いてきた人たちは、ほんとうに初心者と同じフットワークで、競技会のフロアーに立っているのだろうか?」
ということです。はっきりいって、疑問です。

n3.png
靴の底が曲がらない靴というのは、土踏まずを押し潰して、足の裏全体床を踏みつける感覚を養うときには、効果的です。でも、それと反対に、土踏まずのアーチを最大化させるときにも、「靴の底が曲がらない靴」は最適です。

足の指先~母趾球のあたりで床を押すときには、どうすればよいでしょうか?
社交ダンスでは、「ボールの上に立つ」といって、これが基本の立ち方になります。

てのひらを使って、床を押してみると、わかりやすいです。

てのひら(足の土踏まずに相当する)を丸めて、カラダの中に引き込んでやると、
指先で床を押さえる力が強くなって、手首が持ち上がります。

ダンスシューズの中に右手を嵌め込んで、てのひらの丸みを調節すると、
靴の踵(ヒール)の部分が、上がったり下がったりするはずです。

「靴の底が曲がらない」ダンスシューズであれば、「土踏まずのアーチ」を作った際に
足の踵(ヒール)の部分と、靴の踵(ヒール)の部分が離れません。
そして、土踏まずのアーチを作ると「足の裏と靴の間に、土踏まずの空間ができる」ということになります。

この靴の使い方は、
  「踝(くるぶし)に体重を掛け、土踏まずのアーチを作って、母趾球(ボール)に立つ」
という考え方を元にしています。

ダンスシューズを選ぶときに、「普段よりも小さい靴の方が良い」という先生がいます。
「足の指が伸びずに、丸まったままの方がいい」という先生もいます。
「スタンダードの靴は、柔らかい靴よりも、カチンカチンな靴がいい」という先生もいます。
それらの先生の主張は、いったい、なにが根拠なのでしょうか?
それらの先生の言ってることは、本当に正しいのでしょうか?

ダンスシューズを選ぶときの基準として、「窮屈・ちょうどいい・ガバガバ」という基準だけでは無く
「土踏まずのアーチが作りやすいか? 足の裏と靴と間で、土踏まずの空間が作りやすいかどうか?」とう観点で、ダンスシューズを選んでみるのも一つの方法だと思います。
「土踏まずのアーチが作りにくい靴」では、土踏まずのアーチを作ろうとすると、足の裏の踵(ヒール)の部分と、靴の踵(ヒール)の部分が放れてしまい、靴から足の踵(ヒール)が浮き上がろうとします。
「土踏まずのアーチが作りやすい靴」では、足の裏と靴が、離れにくくなっているように思います。

「足の裏と靴が離れないように、靴の紐をキツく締めればいいじゃないか!」という話もありますが、一概には言えません。 靴の紐をキツくしめると、「土踏まずのアーチ」が作りにくくなってきます。

この話を、突き詰めていけば、
  「土踏まずのアーチ押し潰して、足の裏全体でベタ踏みする」
のがいいのか
  「土踏まずのアーチを作って、足の裏と靴の間に、土踏まずのアーチを作る」
のがいいのか、
・・・・という議論になってくるはずです。
それこそが、社交ダンスの基礎であり、社交ダンスの原点。
原点は、「靴」なんですね。

でも、プロの先生は、そんなこと教えない。 何故だと思いますか?

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2019年12月30日(月)
 投稿73  辞書で「送り足」を調べてみよう!
カテゴリー[ 社交ダンス 超!入門 ]  2019/12/30(月) 08:35:05  投稿者:sanzo

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日本の社交ダンスにおける「送り足」について、第2段。

社交ダンスを教えている先生(主にプロ教師)で、「送り足」という言葉を、辞書で調べてみる
・・・というか、インターネットで調べてみたことのある先生は、どれくらいいるでしょうか?

三省堂 大辞林 第三版の解説 (出典:三省堂)

おくりあし【送り足】
1.相撲で、相手をつり上げたまま土俵の外にだすとき、踏み出した自分の足。この場合、負けとはならない。
2.剣道で、前足に後ろ足を引きつけながら進む足さばき。
3.貴人の前に物を持ってでる時の礼法。敷居ぎわで片足を上げ、前へは出ずにもとに戻し、改めて敷居を越えるもの。 〔貞丈雑記〕

人間は2本の足があって、「支え足」と「動く足」になります。
3例とも「送り足」に該当するのは、「動く足」です。

1は、相手を抱き抱えて、土俵の外に運んでいくとき外に出る足なので、「前方に動く足」ですね。
2は、すり足の足裁きで、右足を前に出す→左足を引き寄せる→右足を前に出す、なので「動く足」。
3は、片足を持ち上げる→足を降ろす→足を前に出す、なので、これも「前方に動く足」です。

おそらく江戸時代から「送り足」というのは、「動く足」をさしているハズ。
いくら、社交ダンスの歴史が古いと言っても、「社交ダンス」という言葉自体が、明治に入ってから。
どう考えても、「送り足」の言葉の由来は、相撲や剣道(剣術)が古く、社交ダンスは「後付け」。

日本の社交ダンスにおける「送り足」の意味は、
 後ろ足である「支え足」を使って、カラダ全体を前方に送り出す動き。
 あるいは単に、「支え足」は、英語の「サポーティングフット」である「支え足」。
のどちらかになります。
しかも英語のサポートやサポーティングには、日本語の「送る」という意味はありません。

毎日、生徒からお金をもらって、社交ダンスを教えている、「プロフェッショナル!なプロ教師」は、このことに、矛盾を感じたことは無いのでしょうか? なんか、おかしいな~って。
長年、社交ダンスを習っていて「先生は、間違ったことを教えているのではないか?」というと疑問を持った生徒は、いないのでしょうか?

「動く足」も「送り足」、支え足も「送り足」。あり得ないでしょ。
なんで、そうなるの?
この疑問を解くのは、とても簡単です。

両足を前後に開き、両足の踝(くるぶし)に体重を掛けて立ちます。
いわゆる中間バランス、英語で言えば「センターバランス」
聞くところによると、「トライアングル・バランス」とも言うらしい。

で、中間バランス、つまり両足に体重を「5対5」で掛けたままで、
「前足の土踏まずを7」「後ろ足の土踏まずを3」の比率で、両足の土踏まずを持ち上げます。
土踏まずを持ち上げるには、骨盤の中にあるインナーマッスル、
大腰筋(だいようきん)とか、腸腰筋(ちょうようきん)とか、そんな筋肉を使います。

「土踏まずを持ち上げる力は、後ろ足よりも前足の方が強い」ので、
結果的に、前足が床から浮き上がって、前足が静かに、前方に進んでいきます。
これが、社交ダンスにおける「送り足」の原理だと考えれば、よいかと思います。

「送り足」に限らず、社交ダンスの体重移動や基本的な足運びは、
「体重で床を押す、下方向の力」と「土踏まずを持ち上げる、上方向の力」の和(ベクトル的には反対方向)だと考えれば、自然に解けてきます。

じゃぁ、

日本のプロ教師が教える、いわゆる「日本の社交ダンス」の致命的な欠陥は、
「相反する方向の力のベクトルの総和」という発想を、まったく持っていない・・・ということです。
今回の「送り足」もそうですが、全般的に
「床が抜けるまで、土踏まずを押し潰して、足の裏全体で、床を踏み込みなさい」という指導方法こそが、社交ダンスの動きの解釈を根底からゆがめている原因だと思います。

例えば、「土踏まずは押し潰すモノである、土踏まずのアーチなど存在しないのだ!」と思い込んでいるプロ教師が、「土踏まずのアーチを使って、前足が床から離れて、どんどん前方に進んでいる」動きを見たとしても、「あの人は、後ろ足(支え足)を使って、カラダを前方に送り出しているんだな!」というふうにしか、見えないはずです。
なぜなら、そのプロ教師は「前足の土踏まずを持ち上げれば、前足が床から離れる」ということに気づかないからです。

結果的に、「前足の土踏まずのアーチを強くすれば、前足が進んでいく」という動きの仕組みを理解しようともせず、「送り足とは支え足を使って、カラダを前方に送り出すことが、送り足なのだ!」と解釈してしまう。

日本国内における「送り足=支え足を使った動作」だという解釈は、たぶん、そういうところから来ているように思います。

どうでしょうか?
「土踏まずのアーチ」を使った「送り足」の説明。理解していただけたでしょうか?

日本の社交ダンスのプロ教師には、こんな思考回路の人が多いような気がします。
 オレ様は、社交ダンスのプロ教師である。
 オレ様は、社交ダンスを踊ることが出来る。
 だから、オレ様の社交ダンスは絶対に正しい。
もっというと、
 オマエが飼っているネコは、4本足で歩く。
 オレ様が飼っているイヌも、4本足で歩く。
 だから、オマエの飼っているネコは、イヌである。

なにげなく聞けば「完璧!さすが先生!」と叫びたくなります。
でも、よくよく考えてみると、何かがへん。
どこかが、重要な部分が抜けている。どこかが、ズレてます。
だけど、「教える」側が、先入観に囚われてしまうと、ずれていることに気づかない。

日本のプロ教師の一番酷いのは、「筋肉は伸ばすモノ」という解釈だけど、
「送り足」の解釈のズレも、それと同じような気がする。
すくなくとも、武道をやっている人(子供も含む)には、通用しないはず。

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2019年12月29日(日)
 投稿72  「送り足」を上手に使うためのコツ。
カテゴリー[ 社交ダンス 超!入門 ]  2019/12/29(日) 02:50:32  投稿者:sanzo

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今日は、時間が無いので、流し読みできる、かる~い話題。
昔から、何度か、取り上げたことがあるけど、「送り足」の話。

送り足というのは、武道(剣道・剣術など)で使う、足裁きの一つ。
武道を習う時の「基本中の基本」だろうと思います。

裸足で、足の裏全体を床に軽くつけたまま、
  右足を前に出す → 左足を引き寄せる → 右足を出す
もしくは、
  左足を前に出す → 右足を引き寄せる → 左足を出す
の繰り返しになります。

社交ダンスでいえば、
裸足というか、ヒールのない靴を履いて、ヒールを浮かさずに
前進シャッセをやってるのと同じです。
チャ・チャ・チャ / チャ・チャ・チャ / チャ・チャ・チャ
この前進シャッセの「足裁き」こそが、本来の「送り足」になるかと思います。

このとき、足の裏は、どのように変化しているか?
土踏まずのアーチは、どのように変化してますか?
これを把握することが「送り足」を知るための第一歩だと思います。

これをやるときは、かかと(きびす)に体重をおいたまま、
土踏まずのアーチをつくって、カラダから突っ込まないようにして、
床を擦りながら、すり足で片方の足を動かしていく。
それが「送り足」。 体重は両足に分散しておくのが基本。

宮本武蔵が生きてた時代、昔の一流の武道の達人の基本が「送り足」。


あれっ、先生にならったのと違うぞ!! とか、思ったでしょ。

日本の社交ダンスの送り足は、

前に出す足の太腿(ふともも)を持ち上げて、前足を浮かし、
支え足(後ろの足)で、カラダ全体を前方に「送り出す」
ことを「送り足」といってる。

太腿を持ち上げると、支え足のアーチは潰れます。
支え足のアーチを潰して、足首に体重を乗せて、足首の屈伸で、
「ぐいっ!」っとカラダを前に押し出すのが日本の社交ダンスの送り足ですね。
体重は支え足に集中させて、動く足の太腿を持ち上げるのが基本。

「武道の達人が教える送り足」と「日本のプロ教師が教える送り足」は、
やってることが、まるっきり「正反対」なんですね。


すべての社交ダンスのダンサーは、どちらかの「送り足」を使っていることになる。
「送り足を使って踊ってますか?」と聞けば、全員が「使ってます」と答える。

だけど、武道と日本の社交ダンスでは、「送り足」の意味がまるっきり違う。

学校の授業で、武道とダンスが必須になったとき、現場で、なにが起きるか?
さあ、みなさん、送り足を使って踊りましょう!とかやると、おかしなことになる。

学校教育で、社交ダンスが取り入れようとすれば、体育の先生が社交ダンスを教えることになる。
そのためには、体育の先生に社交ダンスを覚えて貰う必要がある。
で、体育の先生は、それなりに武道を知っている。
体育の先生に「送り足を使って」とかいったら、どうなるか?

想像してみるだけで、面白い。 ドリフのコントみたいだな。

昔の社交ダンスのプロ教師のうち、誰かが、「送り足」という意味を「ねじ曲げた」結果、
それが日本中に広まったんだろうと推測しますが、真相はわかりません。
土踏まずを押し潰して、ベタ踏みする指導をしているプロ教師のうちの誰か・・・ですね

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2019年12月27日(金)
 投稿70  先生となら綺麗に踊れる理由(2)
カテゴリー[ 社交ダンス 超!入門 ]  2019/12/27(金) 09:09:09  投稿者:sanzo

管理人ブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今回は、「社交ダンス 超!入門」の番外編
「先生となら綺麗に踊れる理由」のその2えす。

社交ダンスをやっていると、
女性の方の多くは
 「男の先生と踊ると、綺麗に踊れるのに、一般の男性とは、うまく踊れない」
 「○○さんは、初心者なのに、先生と踊るとイキイキして、上級者みたいだ」
という体験をしたり、そういうのを耳にしたりすると思います。
これは何故なんでしょうか?

そこには、いったい、どんな秘密が隠されているのでしょうか?

社交ダンスの女性の靴はハイヒール。
7cmヒールの靴を履くと、足の裏には、スキーのジャンプ台のような傾斜がつきます。

なので、踵(かかと)の上に体重を乗せると不安定ですし、ほんの少しでもカラダの重心が前方に移動すると、次の瞬間には「つま先ツンツン立ち」の「トコトコ歩き」になりやすい。

そこで、男の先生の登場です。 
女性を踊らせることを「お仕事」としている、いわゆる「社交ダンスのプロフェッショナル!」ですね。

kutsu-hikaku-ver2.png

男性(日本のプロ教師)の足の使い方は、あきらかに2種類のタイプが存在ます。
そして、、どちらのタイプでも「女性を自由自在に踊らせる」ことが出来るはずです。

【青】【赤】どちらのタイプの男性であったとしても、ハイヒールの女性が「つま先ツンツン立ち」にならないように、上手に女性のバランスをコントロールして、女性をエスコートしてくれるはずです。
女性は、ハイヒールを履いたときには、「つま先ツンツン立ち」になるか、つま先立ちにならないか、それだけで、踊りに雲泥の差が出来るということです。

そのためには、どんな場合においても、「ハイヒールの靴の固い部分(足の裏と接している部分が、斜めになってる部分)の上で、女性を立たせておく必要がある。
それが、出来る男性こそが、女性を踊らせることができる男性である・・・・ということですね。

どちらのタイプの男性も、女性を綺麗に踊らせて、女性に喜んで貰うために、血の滲むような努力をしているはずです。

【青】のタイプの男性は、例え左右のバランスがどのよう変化しようとも、例え女性が腕にぶら下がってこようとも、
「絶対に、踝(くるぶし)から、1ミリたりとも体重を外さない。なにがあっても体重は踝(くるぶし)に掛けておく」
簡単なようで、これが結構難しい。
どんなときでも、踝(くるぶし)に体重を掛けておくためには、バランスの変化に対して、土踏まずのアーチの位置を変えたりして、微妙な調整して対応する必要があります。

男性の土踏まずのアーチが変化すれば、女性の土踏まずのアーチも変化します。
なぜなら、アーチを作るときには「土踏まず」と「てのひら」は連動するので、男性の左手のてのひらが変化すれば、女性のてのひらが変化し、女性の左右の足の土踏まずが変化します。
(結果、女性の土踏まずにアーチが出来て、女性のカラダが軽くなります)

テクニック的には、男性の右腕全体の筋肉を「巧みに変化」させることで、「女性の左手のてのひらに、丸みを作り出しながら、女性の左手を移動させる」という「お仕事」があるのですが、これは「高度な技能」になるかもしれません。

女性の「てのひら」に「若干の丸み」を作ることで、女性の土踏まずのアーチが生まれてきます。
そして、女性の土踏まずのアーチが強くなれば強くなるほど、女性は踝(くるぶし)に、体重を掛け続けることができます。

女性は、踝に体重を掛けて立っていれば、男性が動かしてくれる(男性の土踏まずが変化すれば、女性の土踏まずも動くので、女性のカラダが自然に動く・・・というのが理想)となれば、女性は安心して踊ることができます。

【赤】のタイプの男性は、「しっかりと床を踏み込む」ための練習を、繰り返しているはずです。
(体感的に)今日は体重の10倍の力で床を踏む。明日は体重の100倍の力で床を踏む・・・という具合に
踏みつけた力で床が抜けるくらいの力で、「足の裏で床を踏む」感覚を養っているはずです。

体重を踝から外して「足首の前側」に移し、床を思いっきり踏むことにより、カラダのいろんな筋肉を引き伸ばすことができます。「○○筋を伸ばせ」とか「○○を引き上げろ」とか、よく言われます。
踊らせる側の男性が、「床を踏み込むタイミングで、筋肉を引き延ばす」ことにより、男性の姿勢は変化します。
「背中は平面的になり、薄くなる」のですが、肩から腕は左右方向に伸び、首とアタマは上方向に伸びます。

これにより、女性は、目の前に「平面的で、上下左右に広がる大きな壁」が出現するのですから、女性は安心して立つことができます。
男性が床を踏み込めば、女性も床を踏み込む動きになりますから、つま先ツンツン立ちにはなりません。
男女がお互い、しっかり床を踏み込んで、肘を横に伸ばし、首を伸ばして「2階席」をみながら、平面的なボディを作っていけば、女性は安心して綺麗に踊ることができます。
少なくとも、このタイプの男性と踊れば、女性の姿勢は崩れません。綺麗に踊っているように見えます。

どちらのタイプの先生であっても、「足の裏」に対する強いこだわりを持ち、
「足の裏」の体重の掛け方を意識して、血の滲むような練習をしいる男の先生であれば、
女性を綺麗に踊らせることは出来、女性に満足感を与えることは出来るはずです。

男性にとって、「足の裏」の操作は、とても奥が深いです。
「理想の足の裏を会」得するまでに10年? 20年? 100年くらい掛かるかも。
ダンス上達100年計画・・・・みたいな感じ。
達成するまでに、死んでるかも?

つぎ、どうしようか?
女性の踊らせ方について、もっと詳しく解説するか、
「男性に嫌われる女性」について触れるか、
「男性は、何故、女の先生に手抜きされるのか」に触れていくか、
「先生と踊ってもらう時に、やってはいけないこと」にするか、

ど・れ・に・し・よ・お・か・な。

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2019年12月26日(木)
 投稿68  超!入門15/靴と土踏まず(4)
カテゴリー[ 社交ダンス 超!入門 ]  2019/12/26(木) 08:13:13  投稿者:sanzo

管理人ブログへのアクセス、どうもありがとうございます。
連載「社交ダンス 超!入門」シリーズを読んでいただき、ありがとうございます。

今回も「靴と土踏まず」について、話を続けていきます。

社交ダンスは、ダンスシューズを履いて踊ります。
ダンスシューズによって、足の裏の動きや土踏まずのアーチ、そして、足の裏の動き・土踏まずの動き、足に対する体重の掛け方が変化します。

社交ダンスにおける足の裏や土踏まずの変化とカラダ全体との関連性は、とても優れており、かつ繊細なもの。これらを知って貰うことは、あらゆるスポーツ・あらゆる武道、そして社交ダンス以外のダンスにおいても有益なはずです。

なので、社交ダンスの足の裏の使い方を多くの人に知って貰って、スポーツや武道に役に立てて欲しいと思います。
それと同時に、多くのスポーツや武道をやっている一人でも多くの人に、社交ダンスに関心を持って欲しいと思います。

本題に入ります。

前回は、土踏まずの部分が超!柔らかくて「ふにゃふにゃ」なダンスシューズを紹介しました。

kutsu-latin.jpg

この靴は、裸足の足の裏に、「靴の黒いヒールの部分」を両面テープで貼り付けたような感覚です。

足の裏や、足首、足の甲の部分だけを変化させれば、わりと簡単に「土踏まずのアーチ」を作ることができます。
足の裏のアーチを変化させると、靴全体が変化します。
まさに、「足と靴が一体化」した感じです。

土踏まずのアーチを作った場合、「足の裏」と「床」との間に空間(空洞)ができるイメージになります。

そして、持ち上げるべく土踏まずの位置を変化あせると、足が回転して、カラダが回転します。
この際、「足と靴は一体化」しているので、足と靴は、同時に回転する感じになります。

では、こちらのダンスシューズを履くと、どうなるでしょうか?

kutsu-modern.jpg

こちらのシューズの土踏まずと踵(かかと)の部分は、固い板(金属板?)で固定されており、
まげようとしても「まったく曲がらない」ように作られています。

これにより、「足の裏の後ろ半分」というか、「足の裏の土踏まずをぐるっと囲んでいる部分」は、つねに「固定された固い板」と接していることになります。
言い換えれば、このシューズを履くことにより「足の裏に、固定された固い板が貼り付いている」ような感覚になります。

このシューズにおいても、土踏まずのアーチを作ると、土踏まずの下に空間(空洞)ができます。

この足の裏の空間は、「土踏まずと床との間に、空間を作る」という感覚では無く、
『土踏まず』と『靴についている固い板』との間に、空間を作る」という感覚になります。
(ここが、前回紹介したシューズとの決定的な違いです。)

常に、「土踏まず」の下に「靴の固い板」が貼り付いていているので、
床に接している「支え足」だけでなく、床から離れている「動く足」に対しても、
「土踏まずと靴の堅い板との間に、アーチによる空間」を感じながら、足を動かすことができます。

さらに、土踏まずのうち、持ち上げる位置を変化させると、足が回転して、カラダ全体が回転するのですが
この時の感覚(というか意識)は、「足と靴を同時に回転させる」感覚にはなりません。
「まっすぐ進んでいく靴の中で、足を回転させる」ことで、カラダが回転するという感覚になります。

足の裏(踵と土踏まずの部分)に固い板が、「常に貼り付いたまま」という感覚というのは、
裸足で歩いてるときや、やわらかいスポーツシューズを履いている時には、体験できないと感覚だと思います。

大きな歩幅で進むことが出来、それでいて、ふらつかずにバランスを保つことができるのも
このダンスシューズの「踵とつちふまずの部分の固い板」に秘密がありそうです。

次回は、このダンスシューズで「土踏まずのアーチ」を使うと、どういう利点があるのか?
正直、このシューズ、すごいです!! 
次回は、詳しく説明していきます。

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2019年12月24日(火)
 投稿66  先生となら綺麗に踊れる理由(1)
カテゴリー[ 社交ダンス 超!入門 ]  2019/12/24(火) 06:34:16  投稿者:sanzo

管理人ブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今回は、「社交ダンス 超!入門」の番外編です。

社交ダンスをやっていると、
女性の方の多くは
 「男の先生と踊ると、綺麗に踊れるのに、一般の男性とは、うまく踊れない」
 「○○さんは、初心者なのに、先生と踊るとイキイキして、上級者みたいだ」
という体験をしたり、そういうのを耳にしたりすると思います。

逆に男性の方の多くは
 「女の先生は手抜きをする。ボディをくっつけて踊って貰えない」
 「○○さんはオレ様のリードについてくるのに、××先生はついてこない」
という経験をした人は多いと思います。

これは何故なんでしょうか?
どんな秘密が隠されているのでしょうか?

答えは簡単!
男の先生は、踊れない女の生徒を気持ちよく綺麗に踊らせるが「お仕事」だから。
・・・というのが、ファイナル・アンサー。

って、これだけでは、なんの説明になってない。
真面目に、説明していきます。

まず、社交ダンスの女性は、「ハイヒール」を履いて踊ります。
「木の床で、ハイヒールを履く」というに慣れていない女性も多いと思います。

ハイヒールを履くと、足の裏に(床に対する)傾斜がつきます。
足の裏の角度は、かなり大きく、スキーのジャンプ台くらいの傾斜がつきます。

このことにより、3つの体重の掛かり方
・体重が踝(くるぶし)に掛かり、土踏まずのアーチを作りやすい状態
・体重が足首の前側に掛かり、足の裏全体で床を踏み込みやすい状態
・体重が母趾球~爪先に掛かり、爪先ツンツン立ちになりやすい状態

この3つの立ち方が「紙一重」で変化します。
それも、コンマ数秒の僅かな時間に、足の裏のバランスが変化します。

社交ダンスを習う時は、入門の時からハイヒールを履いて練習するので
「踊りにくいけど、初心者だから踊りにくいんだ!初心者だからふらつくんだ!」
ということで、足の裏の急激なバランスの変化に対して、
なんの疑問も持たない女性が、多いんじゃないかと思います。

じゃぁ、どうすればよいのか。

「踝(くるぶし)に体重を掛け、土踏まずのアーチを作っている時間」
もしくは「体重を足首の前側に掛け、土踏まずを押し潰している時間」
を、できるだけ長くキープできれば、ボディを安定させることが出来ます。

でも、現実問題として、ハイヒールを履くと、この足の裏の体重移動のコントロールが難しくなります。
なにしろ、ハイヒールを履くと、足の裏に、スキーのジャンプ台みたいな傾斜がつくのですから、油断をすると、すぐに「爪先ツンツン立ち」でトコトコ足を動かすだけの踊りになってしまいます。

女性を踊らせるのが「お仕事」である「男のプロ教師」は、
女性に気づかれないように、女性(生徒)の体重の掛け方・体重移動をコントロールしているはずです。

じゃあ、「男のプロ教師」は、どのように女性の体重移動をコントロールして、
女性を上手に、そして綺麗に踊らせているのか?
このあたり、もう少し詳しく、書いていきたいと思います。

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2019年12月23日(月)
 投稿64  超!入門14/靴と土踏まず(3)
カテゴリー[ 社交ダンス 超!入門 ]  2019/12/23(月) 04:55:55  投稿者:sanzo

管理人ブログへのアクセス、どうもありがとうございます。
連載「社交ダンス 超!入門」シリーズを読んでいただき、ありがとうございます。

陸上競技を始めとするスポーツでは、カラダを大きく動かすため、足の裏の使い方などは、把握しずらい部分があります。
ところが、社交ダンスの動きは、シンプルです。
そして、社交ダンスは、ダンスシューズを履いて踊ります。
それにより、足の裏の動き・土踏まずの動き、足に対する体重の掛け方などが、より明確に把握できるようになります。

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体重が「靴のヒール」を超えたときの、足(足首や足の裏)に対する体重の掛かり方の変化を調べていけば、いろんなことがわかってきます。
また、足の体重の掛かり方の違いによって、「社ダンスの踊り方」は根本から変わってきます。
【赤】踝(くるぶし)から、足首の前側に体重を移せば、結果的に土踏まずは潰れる
【青】土踏まずのアーチによって、踝(くるぶし)に体重を掛け続けることが出来る
この違いを、1つめのダンスシューズで、確認してみましょう。

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この靴は、靴のヒールの高さが、3.5cmくらいあり、床との設置面積も小さい。
そして、重要なのは、土踏まずの部分が「ふにゃふにゃ」だということ。
「足の裏の踵の部分に、両面テープで『靴の踵の塊』を貼り付けたイメージ」でよいかと思います。

初心者が、この靴を履いて、踵(ヒール)から着地した場合、足首をひねって怪我をしてしまう可能性があります。
この靴を履いて、大きな歩幅で踵(ヒール)から着地する場合は、すみやかに「足首の前側」に体重を移動して足の裏全体で床をベタ踏みするか、もしくは土踏まずのアーチを最大化させて、靴の踵に体重が掛からないようにする必要があります。

この靴は、足の爪先側から着地する(トォ→ヒールのフットワーク)が多いラテン種目に使うのが良さそうです。
マラソンで言えば、フォアフット・ストライク(forefoot strike)ですね。

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例えば、マラソンのフォアフット着地における体重の掛かり方を考える時には、この靴を履いたときの体重の移動は、役に立つような気がします。(社交ダンスは、いろんな場面で役に立ちます)

この靴を履いて、「靴のヒール」を持ち上げながら、前足に体重を移動させるには、どうすればよいか? 2種類の動きが考えられます。

【赤】は、靴のヒールを持ち上げて、「足首の前側」に体重を掛ける方法。
靴のヒールが「縦」というか「後ろ向き」になることを意識します。
足首の前側の直下に土踏まずがあるので、「土踏まずを押し潰す」ことになります。

【青】は、踝(くるぶし)に体重を掛けたまま、「土踏まず」をカラダの中に引き込むことで
靴の踵を床から浮かしています。
こちらは、靴のヒールが「下を向き」で「床に平行」になることを意識します。

どちらの方法でも、社交ダンスを踊ることができます。
どちらでも踊れるけれど、カラダの動きには、決定的な違いが現れます。

【赤】では、特に何もしなくても、カラダ全体が、前足を超えて、勢いよくどんどんと前方に進んでいきます。 そして、片足だけに集中して体重が掛かります。

【青】では、前足の手前でカラダの動きが止まってしまい、カラダは前足を超えていくことができません。 そして、あくまで、両足に体重が掛かり続けます。
カラダが前足を超えていくためには、「土踏まずに変化を与える」必要があります。
「土踏まずに変化を与える」さえすれば、両足に体重が掛かったまま、カラダは前足を超えていきます。

さて、日本のプロ教師が「正しい社交ダンス」として教えているのは、どちらでしょうか?
競技会の審査員(ジャッジ)は、どちらに「マル」をつけるでしょうか?

陸上競技の「フォアフット着地」と同じであれば、「社交ダンスは陸上競技の練習になる」ことを意味します。
逆に、フォアフット着地と逆だとしたら、「社交ダンスは、スポーツ選手から見向きもされない、高齢者の娯楽」だということになる。
どちらで、社交ダンスは踊れます。
でも「学ぶ価値」は、全く異なります。
ほんとうに、「学ぶ価値のある社交ダンス」は、どちらでしょうか?

社交ダンスを学ぶ側にとっては、重要なことがらだと思います。
そして、社交ダンスを教える側のプロ教師は、このあたりを、真剣に考えてた上で、生徒に社交ダンスを教える必要があるように思います。

いかがでしょうか?
こういうのは、どうでもいい「くだらない話」なのでしょうか?

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2019年12月21日(土)
 投稿60  超!入門13/靴と土踏まず(2)
カテゴリー[ 社交ダンス 超!入門 ]  2019/12/21(土) 08:15:00  投稿者:sanzo

「社交ダンス 超!入門」をはじめてから、1ヶ月になります。
そして「人気ブログランキング」に参入して、1ヶ月になります。
当管理人ブログを読んでいただいた方、ありがとうございます。

「なぜ、ブログを書き続けているのか?」については、別の機会に改めて書くことにして、「社交ダンス 超!入門」を続けます。

kutsu-hikaku-ver2.png

体重が「靴のヒール」を超えたときに、足(足首や足の裏)に対する体重の掛かり方によって、「社交ダンスの踊り方」は根本から変わってきます。
ダンスシューズを履いて踊ると、足の裏・土踏まずの挙動は、より明確になります。

【赤】踝(くるぶし)から、足首の前側に体重を移せば、結果的に土踏まずは潰れる
【青】土踏まずのアーチによって、踝(くるぶし)に体重を掛け続けることが出来る

誰が、どう考えても、【赤】と【青】では、足の裏の挙動がことなります。
当然、ボディの使い方も変わってくるし、体重移動の方法も変わってきます。

じゃぁダンスパーティなどで、不特定多数の相手と社交ダンス(ワルツなど)を踊る場面において、【赤】と【青】の挙動の違いによって、どういう問題が発生するか?

これ、とても重要です。
しかしながら、ほとんどのプロ教師は、このことに触れません。

A:自分は【赤】の体重移動をするので【青】の相手は拒絶する
B:自分は【赤】の体重移動をするが【青】の相手にも順応できる
C:自分は【青】の体重移動をするが【赤】の相手にも順応できる
D:自分は【青】の体重移動をするので【赤】の相手は拒絶する

「社交ダンス」が、「不特定多数の相手と踊る社交的要素」を持ち合わせるものだとするならば、ダンスパーティなどでは「4通りのダンサーがいる」ことによるトラブルについて考える必要があるはず。

根本的に【赤】と【青】は、まったく違うフットワークなのですから、自分と違うフットワークの相手と踊る時のは、どういう対応をするべきなのか?

「フットワークに違いがあること」を理解することが「不特定多数の人と、社交ダンスを踊る」上での「最低限のマナー」だと、わたしは思います。

社交ダンスの踊り方は、人それぞれ、自由です。
「フットワークの違い」を理解しようとせずに「みんなで仲良く踊りましょう」みたいなことを言っている人がいれば、それは「社交ダンスの最低限のマナーを放棄している」と言えなくもありません。
「フットワークの違いを教える」ことを放棄しているプロ教師は、「社交ダンスを教えること、それそのものを放棄している」のと同じなのかもしれません。

社交ダンスの基礎は、みんな同じ・・・・・じゃないのですから。

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2019年12月19日(木)
 投稿59  超!入門12/靴と土踏まず(1)
カテゴリー[ 社交ダンス 超!入門 ]  2019/12/19(木) 08:12:00  投稿者:sanzo

今回は「社交ダンス 超!入門 その12」。
これだけでは、内容がわからないので、簡単なタイトルを併記してみます。

社交ダンスは、ダンスシューズを履いて踊ります。
ダンスシューズを履くことによって、普段、裸足や運動靴で歩く時と比べ、足の裏の感覚・土踏まずの動きが、ある意味「劇的」に変わることがあります。

kutsu-all.jpg

手元に、3種類のダンスシューズがあります。
左の靴は、ほかの2つとは、明らかに、靴の裏の形が違ってますよね。
当然のごとく、履き心地は他の2つとは異なります。
真ん中の靴と右の靴は、見かけは酷似しています。
しかしながら、履き心地は大きく異なります。

では、スタンダード種目(ワルツなど)を踊る時には、この3つのうち、どの靴を選べばよいでしょうか?

kutsu-hikaku.png

ダンスシューズの踵(ヒール)の高さは 2.5cm~4cm くらい。
女性が履くハイヒールの踵の高さは 5~8cm にもなります。

踝(くるぶし)に体重を乗せて、ダンスシューズのヒールの部分に体重が掛かったところから、膝を少し曲げてやると、足の真ん中に体重が掛かります。

このときの足の裏は、どうなっているでしょうか?
 「体重を、踝(くるぶし)から、足首の側に移動させると
  土踏まずが押し潰されて、足の裏がベタ踏みで立つ」

立ち方になります。
一方、
 「体重を踝(くるぶし)に残したまま、土踏まずをカラダの中に引き込めば
 土踏まずのアーチが出来、カラダ全体の筋肉に変化が起きる」

という立ち方も可能です。

どちらが、社交ダンスによける理想的な「土踏まずの使い方」でしょうか?

自分は、どちらの「土踏まずの使い方」で踊りたいのか?
これを自分で判断して、自分で「購入するシューズ」を決めること。
これは、ダンスシューズを選ぶときの、とても重要なポイントです。

3つのダンスシューズの写真で、それぞれの靴の違いを示しておきます。
kutsu-latin.jpg
kutsu-ng.jpg
kutsu-modern.jpg
このように、シューズによって「足の裏」と「靴のソール」との接触部分(曲がる・曲がらない)が、違います。

さてさて、、、、、、、

「土踏まずの押し潰し」と「土踏まずのアーチ作り」で、2通り。
ダンスシューズが3通り。
「足の裏の使い方」は、2×3=6通りになります。

ワルツを踊るときの理想の「足の裏の使い方」は、どれでしょうか?
社交ダンスを始めようとする人は、靴を買いに行く前に、調べておきましょう。

社交ダンス歴の長い人でも、こんなことは「習ってない」と思います。
日本のほとんどのプロ教師は、なぜか、根本的なことを、教えないんですよね。

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2019年12月17日(火)
 投稿56  『プロ』の教えは絶対正しいのか?
カテゴリー[ 社交ダンス 超!入門 ]  2019/12/17(火) 17:59:24  投稿者:sanzo

人気ブログランキング(社交ダンス部門)をはじめて、ずっと19位あたりを低迷しております。
このブログより上にいるのが、都会のプロ教師・プロ教師・プロ教師・・・
このブログより下にいるのも、都会のプロ教師・プロ教師・プロ教師・・・

空気を読まずに、プロ教師の間に挟まっているのが、我が、田舎の無資格ダンサー!
気分的にめげそうになるけど、負けずに、ブログ書いていきましょう!

今回は、「社交ダンス 超!入門」の「番外編の続き」・・・ということで始めましょう。

日本の社交ダンスは、数十年にわたり「風俗営業法」の支配下にありました。
 「社交ダンスの教師免許を持っていない人は、社交ダンスを教えてはいけません
つまり、日本の社交ダンスは、「プロ教師」の資格をもった「先生」が教える社交ダンスは「絶対的に正しい、完璧な社交ダンスなのだ!」という定義の元に成り立っているわけです。 そして、プロ教師の言うことに異議を唱えれば、踊る相手がいなくなり、実質的にダンスシューズを履くことさえ難しくなってくる。これが現実です。

で、日本のプロ教師の多くは、「社交ダンスの姿勢は、作るモノ!作って固めるモノ!」という考え方に基づいて、指導を行ってます。
最近は、それが、どんどんエスカレートきて、整形外科医や大学教授でも知らないであろう「クソ難しい筋肉」を用いた社交ダンス指導が、どんどん出てきます。

社交ダンスの先生は、医学博士なのでしょうか?
日本の医者は、社交ダンスのプロ教師に、解剖学を習っているのでしょうか??

「クソ難しい筋肉」の名前を連呼して、その筋肉を伸ばせ伸ばせ・・・とか言いながら「姿勢を作っていく」ような指導が、ほんとうに社交ダンスの「正しい指導」なのでしょうか?
「クソ難しい筋肉」を意識して姿勢を作ろうとすると、土踏まずを押し潰した、足の裏ベタ踏みでの「ストレッチ体操」になってしまうはず。それが、ほんとうの社交ダンスなのでしょうか?

で、、、、、、、、、

「クソ難しい筋肉」を使って、姿勢を作ろうとする日本のプロ教師に対し、異議を唱えるのは、それほど難しいことじゃない。
矛盾点を突いていけば、無資格者でも、わりと簡単に論破できると思います。

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これは、欧米人が食事の時に使う「ナイフとフォーク」です。
これの、人差し指に着目します。

左右の手の「人差し指」に刺激を与えることによって、床を踏み込んだとき(いわゆるフット・プレッシャー時)の足の裏の感覚、土踏まずのアーチに変化が起きます。
これは、「手の人差し指の指紋のある部分」と「足の裏の土踏まず」の動きが、連動していることを意味します。

いくら、社交ダンスのプロ教師が「クソ難しい筋肉」の名前を連呼してみたところで、
「手の人差し指」と「土踏まず」の関連を説明することは、不可能に近いはずです。

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左手に持った「フォーク」と人差し指の指紋の部分との接触は「面」です。
右手に持った「ナイフ」と人差し指の指紋の部分との接触は「線」です。
つまり、左手の人差し指に「面の刺激」、右手の人差し指に「線の刺激」を与えます。

そうすると、床を踏むときに、「土踏まずのアーチ」が大きくなります。
「土踏まずのアーチ」が大きくなるので、思いっきり床を踏み込めます。

試しに、ナイフとフォークを逆に持って、
左手に「線の刺激」、右手「面線の刺激」を与ると、フットワークが変わります。
「土踏まずのアーチが潰れて、足の裏ベタ踏み」の踊りになってしまいます。

つまり、「社交ダンスのフットワーク」というものは、人差し指の感触を僅かに変えるだけで、似ても似つかないくらい大きく変化する。 それくらい敏感なものだということ。
だからこそ、社交ダンスは、面白い・・・というか、奥が深い。

だがしかし、日本の社交ダンスの現状はどうだろうか?
悲しいことに、日頃から、「クソ難しい筋肉」を伸ばせ・伸ばせ!と指導しているプロ教師の人は、おそらく、この違いに気がつかないのかもしれない。
普段から、「クソ難しい筋肉」のストレッチをしながら踊っていると、「手の指の微妙な動き」があったとしても、、それが、足の裏に伝わらないからです。
「手の指の変化で、足の裏が変わる? 手と足は繋がってねぇよ! 馬鹿じゃ無いの?」と言わんばかりに、無資格者の言うことなど、相手にもしないでしょう。
だからこそ、生徒に「クソ難しい筋肉」を意識させて、姿勢を作らせようとする。


「ブログランキング」に参加しているプロ教師の中には「違う!」と感じるプロ教師も、いるかもしれない。
だけど、「クソ難しい筋肉」を使えというプロ教師に対して、なにも言わないでしょう。
日本の社交ダンスは、「姿勢は作るモノ」と主張する「プロ教師」によって、愛好者の少ない「地方都市」から徐々に崩壊していくように思います。
地方では、「姿勢は作るモノ」という教えを否定すると、ほんとうに踊る相手がいなくなるんだから。 マジ、悲惨。

都会だけ生き残っても、地方をぶち壊したら、日本全体に怨念が漂うことになる。
地方が絶滅し・都会だけの社交ダンスやってても楽しくないでしょ。

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2019年12月15日(日)
 投稿54  日本の『プロ教師』を考える
カテゴリー[ 社交ダンス 超!入門 ]  2019/12/15(日) 10:25:41  投稿者:sanzo

今回は、連載「社交ダンス 超!入門」の番外編として、
「日本の『プロ教師』を考える」というタイトルで書いていきます。

日本の社交ダンスは、数十年にわたり「風俗営業法」という法律によって管理されており、
 「プロの団体の交付する教師免許を持たない人間は、社交ダンスを教えてはいけません!
という扱いになっていました。

結果として、長い間、プロ教師の教える踊りは「正しい、模範的な踊り」とされ
その地域にいる「プロ教師」と違う考え方をする人は、すべて「間違った、排除されるべき踊り」とされ、闇に葬られてきた...というのが実情でしょう。

免許資格を持たない人が、「自分が理想とする社交ダンスの踊り方」を誰かに伝えようとしても、現実、そんなことは許されません。
社交ダンスはペアダンスですから、誰かに伝えたり、教えたりして、自分以外の人の理解を得ることが許されないのあれば、社交ダンスを踊ることができない・・・にも関わらず。


本来、ダンスというモノは、「ひとりひとりの理想」を求めながら楽しむモノだと思います。
しかしながら、ダンスというモノを「正しい」か「間違っている」かという価値観で、生徒に押しつけてきたのが「日本の社交ダンスのプロ教師」の姿だと言えるかと思います。

おそらく、社交ダンスを習ってきた生徒の大多数は、
  先生が教えてるダンスは「絶対的に正しいダンス」である
という認識で、社交ダンスを習っているはずです。
ためしに
  「間違っていてもいいから、先生の理想の踊りを教えて下さい」
という人が何人いるか調べてみれば、結論は出てきます。

で、、、、、、、、、、

日本のプロ教師の教え方のパターンは、みんな同じようなモノ。
筋肉を伸ばせ、伸ばせ! 伸ばしたままで踊りなさい! です。
これを否定するプロ教師は、ほとんどいません。

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「腹直筋」とか言う筋肉を伸ばしたら、ベルトの上が伸びる!?
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「腸腰筋」とかいう筋肉を伸ばしたら、ベルトの下が伸びる!?

じゃぁ、腹直筋と腸腰筋を同時に伸ばしてやれば、身長が30cmとか50cmとか、一気に伸びるのか?普通に考えたら、あり得ないでしょ? そんなの。
筋肉の伸縮だけで、身長が伸び縮みしたら、人間ではなく「化け物」です。

それに、ストレッチしたまま、踊り続ければ、必ずどこかに無理がきますし、
それ以前に、カラダをストレッチしたまま踊っていても、楽しくないですよね。

「プロ教師が教える社交ダンス」に対して、無資格者が「間違っている」といって
疑問を投げかけることは、日本国内(少なくとも地方都市)においては許されません。
ほぼ確実に干されます。

なかには、ストレッチに頼りきった踊りに、否定的なプロ教師がいるかもしれません。
だけど、プロ教師同士で、批判とかバトルとか、そんなのは一切しません。
それが「日本のプロ教師」です。

いくら、無資格者が「このプロ教師の逝ってることは、間違っている!」と叫んでいても、
その声を無視して、無資格者が辞めていくのを黙ってみているのが「日本のプロ教師」の姿です。

自分、もしくは自分の周囲の人間だけが、楽しければ良い。
それ以外の人が、どういう指導を受けて、消えていこうが、そんなものは、どうでもいい。
それが、「日本のプロ教師」の姿ですね。

考えれば考えるほど、悲しくなります。

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2019年12月14日(土)
 投稿53  社交ダンス 超!入門 その11
カテゴリー[ 社交ダンス 超!入門 ]  2019/12/14(土) 14:26:48  投稿者:sanzo

社交ダンス(特に、ワルツなどのスタンダード種目)を習い始める前に、是非とも覚えておきたい「ダンス用語」がある。このことば、覚えてから、ダンスを習いに行きましょう!

CMB(しぃびぃえむ)という言葉で、Contrary Boby Movement の略。
直訳すると「正反対のカラダの動き」という意味になる。

「人間なら誰もが日常的に行っている動作」という説明がなされているがために、
多くの人は「自分は(ダンスの中でも)CBMが使えるんだ!」と解釈し、
「自分が行ってるカラダの動き」の中から「CBMという動き」を見つけ出そうとする。

結果として、100人いれば、100通りのCBMの解釈が、日本の社交ダンス界を駆け巡り、
多くの人が集まる場所では、他人のCBMの解釈に異議を唱えようモノなら、いつ殴り合いの喧嘩が起こっても不思議ではない。 そんな殺伐とした雰囲気がフロアー内に漂う。

それっくらい、CBMというのは恐ろしいものであり、たとえ世界チャンピオンであろうとも、安易にCBMという言葉を口してはいけないのある。
CBMという言葉を口にした途端、集団でボコボコにされたとしても自業自得。
「正しいかどうか」ではなく、「多数派」がその場を支配する。それがCBMの恐ろしいところである。

多くの人は、苦い経験をしながら、「他人にCBMについて語ってはいけない」ということを学んでいくのである。


CBMについては、村上尊一先生の説明が、とてもわかりやすい。
社交ダンスの経験の有無に関係なく「CBMとは何か?」を理解することができます。 
社交ダンスの経験の無い人や、社交ダンスに先入観を持たない人のほうが、「CBM」の本質に迫っていけるように思います。

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ここに書いてあるとおり、「まっすぐ両足を揃えて立って、胴体を回転させる」運動をやってみることで、「CBMの基礎になるカラダの動き」理解を得ることができます。

膝(ひざ)を右に回転させると、肩(かた)が左に回転する。
肩(かた)を左に回転させると、膝(ひざ)が右に回転する。

やってみるとわかりますが、
 「足の裏全体で床をベタ踏みして、土踏まずを押し潰した場合」
には、上半身と下半身は逆方向に回転します。
しかしながら、
 「土踏まずのアーチを作って、土踏まずに変化を加えた場合」
 もしくは、「てのひらに変化を与えることで、土踏まずに変化が起こした場合」
には、上半身と下半身は、同じ方向に回転します。

そもそも、意図的に、積極的に「膝を左右に回転させる」ということが、推奨される(プロ教師が、積極的に指導すべき)どうかは、別の機会に譲るとして、それぞれの人が「自分はCBMを使って踊れるんだ!」という認識をすると、大きく分けて「3通りのCBM」が存在することになります。

CBMタイプA → 〔膝〕右回転/〔腰〕右回転/肩〔左回転〕
CBMタイプB → 〔膝〕右回転/〔腰〕左回転/肩〔左回転〕
CBMタイプC → 〔膝〕左回転/〔腰〕左回転/肩〔左回転〕

本来、どれが正しいのかを、説明するのが、指導する側の「プロ教師」のお仕事なのでしょうけど、ほとんどの「プロ教師は、CBMについて、教えることを放棄します」
結果として、その場にいる「多数派」の動きが、「その場における正しいCBM」という扱いになってしまいます。

もう一度、簡単に説明しましょう。

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このホールドの作り方においては、土踏まずは押し潰される。
そして
膝を右に回転させると、同時に腰も右に回転する
そして、慣性の法則により、肩は左に回転する。
骨盤や股関節は「ひしゃげる」ものという意識を持って回転させると
膝を右に回転させると、慣性の法則によって、肩は左に回転する
肩と腰が「捻れない」ようにカラダを固めると、肩と腰が左に回転する。

a88.png

このホールドの作り方では、土踏まずのアーチは大きくなる。
そして、
土踏まずの中で「カラダの中に引き込む場所」を変化させると、カラダ全体が「同じ方向」に回転する。
下半身に変化を加えずに、左手の「てのひら」の形を変化させた場合にも、カラダ全体が回転する。
膝(ひざ)を回転しようとしても、回転しなくなるし、膝を回転させるのはNG行為。
土踏まずのアーチを加えながら、アーチの形状を変化させることで、結果的に膝の向きが変わる。
また、回転という意識が生まれてこないかもしれない。左右どちらから前に出て、反対側が後ろに下がるという感覚に近い場合も多いはずです。
いずれにしても、土踏まずのアーチを作った場合には、膝(ひざ)・腰(こし)・肩(かた)、および肘(ひじ)は、同じ方向に回転する。

日本のプロ教師が教える、いわゆる「日本の社交ダンス」においては、
村上先生のいうように、「膝と肩は逆方向に回転する」というのが前提になった上で
CBMという動きが定義されている。

これを言い換えれば、社交ダンスにおいては「土踏まずを押し潰せ!」ということを意味する。
「土踏まずのアーチを作りたいヤツは、社交ダンスの集団から、さっさと出て行け!」と言っているのに等しい。
プロ教師から、こんな指導を受けて、社交ダンス界から消えて逝った人は、少なくないと思われます。 なんとも残酷な話。 合掌!

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2019年12月11日(水)
 投稿52  社交ダンス 超!入門 その10
カテゴリー[ 社交ダンス 超!入門 ]  2019/12/11(水) 23:18:45  投稿者:sanzo

社交ダンスを学ぶことは、とても有意義です。
なぜなら、「土踏まずのアーチを作るダンス」と「土踏まずを押し潰すダンス」という、まったく異なるカラダの動きを、比較しながら体験できるからです。

最近になって、「骨盤の角度(骨盤を立てておけ!)」という意識のもと、骨盤の近くにある「大腰筋」「腸腰筋」というインナーマッスルについて言及するプロ教師が増えてきました。

しかしながら実際には、ダイレクトにインナーマッスルを操ることはかなり難しく、仮に「大腰筋」「腸腰筋」を自由自在に操ることが出来たとしても、最終的な到達点としては「土踏まずのアーチを作るか、潰すか」どちらを選ぶか? という2者択一になってくるように思います。

で、あるならば、難しいインナーマッスルに言及するよりも、ダンスを始める時点からから「土踏まずのアーチを作るか、潰すか」による違いを意識してから、ダンスを習ったほうが、よいとか思います。

前置きが長くなってしまいましたが、今回は、
 足の「踵(かかと/ヒール)側」から、「爪先・母趾球(ぼしきゅう/ボール)側」への体重移動
について考えてみたいと思います。


まず、社交ダンスのホールドでは、手と足が連動する。
「てのひら」と「土踏まず」が連動するという前提であれば、話は簡単です。

a88.png
「てのひら」をカラダの中に引き込んでやれば、足の裏、土踏まずもカラダの中に引き込まれて、
土踏まずのアーチが大きくなります。

ならば、「てのひらの感触を変化させる」ことで、土踏まずのアーチを大きくしてやれば、足の裏の体重移動を行うことができます。
a666e.png
上半身の体重を「踝(くるぶし)」に掛けると、靴の踵(かかと/ヒール)側に、多くの体重が掛かります。
ここから、土踏まずのアーチを作り、「土踏まずをカラダの中に引き込んでやれば、靴全体に体重が掛かります。

そして、踝(くるぶし)に体重を掛けたまま、土踏まずのアーチを最大化してやれば、母趾球(ぼしきゅう/ボール)に、ほとんどすべての体重が掛かります。
ここで重要な要素が2つあります。
一つ目は、母趾球(ボール)の上に立っているにも関わらず、「体重を直接、母趾球に掛けていない」という点。
二つ目は、足首にも体重を掛けていないの、「足首の柔らかい状態」を保てるという点です。


こんどは、足の裏全体を床を踏み込み、土踏まずを押し潰した場合の体重移動です。
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肘を真横に張ったホールドでは、「てのひら」と「土踏まず」は、連携しません。

さらに、腹直筋など、おなかの筋肉を伸ばしたままで、踊り続けようとすると、足の裏はベタ踏み。
常に、「土踏まずを押し潰した状態」になります。

これで、踵(かかと/ヒール)から爪先・母趾球(ぼしきゅう/ボール)への体重移動をするには
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踝(くるぶし)に体重を乗せて、踵(かかと/ヒール)に体重を掛けてから、
土踏まずを押し潰して、足の裏全体で床を抑え込んで、「足首の前側」に体重を掛ける。
そして、体重の掛かっている足首を伸ばしながら、意識的に、踵(かかと)を持ち上げる。

踝(くるぶし)に掛かる体重を、「足首の前側」に移して、足首に緊張を与える。
そして、踵(かかと)を持ち上げることにより、体重をダイレクトに、母趾球に掛けていく。

こんな感じで、足の裏の体重移動を行うことができます。

日本のプロ教師は、「足の裏全体を使って、体重移動を行いなさい」といいます。
「しっかりと、床を押しながら、体重移動を行いなさい」という指導を行います。

実際には、土踏まずのアーチを作っても、土踏まずを押し潰しても、「足の裏全体を使って、体重移動を行う」という条件をクリアーしているのですが、「土踏まずは押し潰す」という狭義解釈をするプロ教師がたくさんいるのも現実です。

じゃぁ、最近、よく見かける「大腰筋・腸腰筋を使え!」という指導は、どうなるのか?
大腰筋を上手に使うと「土踏まずのアーチ」が出来るように思いますが、最初から「土踏まずは押し潰す」と言う前提で習っている人が、大腰筋を使えと言われても、なんの意味も持たないように思います。

どうでしょうか?

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2019年12月09日(月)
 投稿50  社交ダンス 超!入門 その9
カテゴリー[ 社交ダンス 超!入門 ]  2019/12/09(月) 21:34:21  投稿者:sanzo

日本のプロ教師が教える、いわゆる「日本の社交ダンス」においては、
 「筋肉は、伸ばすモノ。伸ばしたままでキープするモノ」
という考え方が、なかば常識化しています。

少なくとも、10年以上前に習い始めた人の大多数はは
「踊る時には、○○を伸ばしなさい!」「○○を引き上げて、踊りなさい!」
という指導を受けているはずです。指導と言うより「洗礼」に近いかも。

だが、ちょっと待って欲しい!
筋肉は、何者かによって、引き伸ばされて、「縮む」ときに効果を発揮する。

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「腹直筋」を伸ばすことによって、上半身がイラストのように大きく伸びるとしても、
腹直筋が膨張して、どんどん伸びて、クルマのジャッキのように上半身を押し上げていくのとは、根本的に違うはず。

実際には、「目立たない、なんらかの筋肉が、収縮する」ことによって、結果的に腹直筋が引き伸ばされる。

「腹直筋を引き延ばすために使われる筋肉」の名前は、おそらくネットで調べても出てこないと思う。
この筋肉は、インナーマッスル(深層筋)の一種で「御堂(みどう)筋」と言う。

腹直筋を引き延ばしたまま(ストレッチしたまま)踊ると、ストレッチされるので気持ちが良く、
姿勢が崩れにくいので、真面目に、そして上品に踊った気分になる。
だから、必死に「腹直筋」を伸ばしたままで踊ろうとする。
腹直筋を伸ばせば伸ばすほど、自分は「正しい踊りをしているのだ!」と実感する。

ところが、上半身を伸ばすために
  「腹直筋(ふくちょく)を引き延ばしたま踊り続ける」
ということは、同時に
  「御堂(みどう)筋を、収縮させたまま、踊り続ける」
ということを意味します。

で、ここで重要なのは、御堂(みどう)筋は、足の「土踏まずのアーチ」と深く関連している筋肉だ・・・ということです。

「腹直(ふくちょく)筋」を引き延ばす目的で、「御堂(みどう)筋」を収縮させると、
土踏まずのアーチが機能しなくなり「足の裏のベタ踏み」「土踏まずの押し潰たままのダンス」
になってしまいます。


・・・と、ここまでの部分を注意深く読むと、なにか、気づくことがあるはずです。
「あっ!それ!」「おぃおぃウソだろ!」感じた人も多いと思います。
わかりますか? もしかして、なにも気づかない!?

a88.png

土踏まずのアーチを作り、土踏まずをカラダの中に引き込んでやると、自然に上半身が伸びてきます。
(ラジオ体操でも同じですね)
土踏まずのアーチを最大化するには、思いっきり、踝(くるぶし)に体重を掛けてやればいい。

そして、社交ダンスのホールドの位置は、手と足の動きが連動しやすいのが特徴です。
「手の指の付け根(第二関節)を伸ばしながら、掌(てのひら)をカラダの中に引き込む」ようにすると、
土踏まずもカラダの中に引き込まれます(少なくともベタ踏み、土踏まずの押し潰しにはなりません)

土踏まずのアーチと、てのひらの引き込みによって、腹直筋のあたりの筋肉が自然に伸びて、
気持ちのよいホールド、かつ、崩れにくいホールドを作ることができます。

どうでしょうか?

多くの日本のプロ教師が教える、いわゆる「日本の社交ダンス」は、
「腹直筋を伸ばす」ことより、足の裏のベタ踏み・土踏まずを押し潰した立ち方になります。

でも、「日本の社交ダンス」とは逆に
「土踏まずのアーチ」を作ってやれば、自然に「腹直筋のあたりが伸びた姿勢」を作れます。

静止しているときの「見かけ」は、ほとんど同じに見えるかもしれませんが、
実際には、まったく違う立ち方が2種類あるということです。

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2019年12月07日(土)
 投稿46  社交ダンス 超!入門 その8
カテゴリー[ 社交ダンス 超!入門 ]  2019/12/07(土) 15:09:42  投稿者:sanzo

日本のプロ教師が教える、いわゆる「日本の社交ダンス」の本質は何か???
日本国内で社交ダンスを体験する機会があったなら、それをしっかりと見極める必要があります。

1.姿勢が崩れないようにホールドを作り、ガッチリ固めて、キープする。
     ↓↓↓
2.足の裏を床に貼り付け、土踏まずを押し潰す。(上半身が安定する)
     ↓↓↓
3.「ねじる・ひねる・ひしゃげる」の3種の神器で、筋肉を引き延ばす。

もし、体験した社交ダンスが、上記に当てはまるならば、
 「日本の社交ダンス」と称するものは、「筋肉のストレッチ体操」の一種である。
ということになります。

j016a.png

「ダンス上達のための身体作り講座」の冒頭に、
  「ダンスの姿勢はつくるもの」
と書かれており、本の中のほぼすべての解説は「姿勢は作るもの」という大前提になっています。

「必死で型(ホールド?)を作り、なんとかキープして美しく見せている」
「(ホールドは)ともかく意識して工夫しながら作り上げられるもの」

とあります。

たいていの場合、意識してホールドを作ろうとすると、
足の裏はベタ踏み・土踏まずは潰した方が、圧倒的に作りやすいです。

やってみましょう! パソコンの前で、試してみれば、一目瞭然です。

j019a.png

椅子を掴んだ手で、椅子を引っ張れば、胸が持ち上がります。
胸の筋肉が、引き延ばされます。
筋肉を引き延ばす、準備運動の際のストレッチ運動としては最適です。

でも、所詮、こんなものは、「意識して作られたホールド」に過ぎません。

立ち上がったときに、筋肉が伸びた姿勢を維持するには、
  足の裏のベタ踏み、土踏まずのアーチの押し潰した状態
を、常に、維持する必要があるように思います。
どうでしょうか?

a44.png

つまり、「意識して、工夫して、ホールドを作る」という考え方から脱却しない限り、
このタイプの体重移動で、統一されることになります。

下手に「土踏まずのアーチ」を作ってしまうと、体重移動の際に、ホールドを維持できなくなるので
「子供から高齢者まで、初心者からチャンピオンまで」、このタイプの踊り方で統一できることになりますし、統一されてきたのが、「日本のプロ教師が教える社交ダンス」の歴史だと言えます。


日本の社交ダンス界では、「筋肉は伸ばすモノ」という考え方が、なかば常識ですが、
 「筋肉は、伸ばすモノでは無く、縮めるものである」と主張する人が出てきたら、
どうなるでしょうか??

次回に、続きます。

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2019年12月06日(金)
 投稿43  社交ダンス 超!入門 その7
カテゴリー[ 社交ダンス 超!入門 ]  2019/12/06(金) 15:04:49  投稿者:sanzo

片足の膝を持ち上げるには、どうすれば良いか? 太腿を持ち上げる?/土踏まずを持ち上げる?
そのとき、反対側の足の裏、土踏まずはどうなるのか? 土踏まずを潰す?/土踏まずを引き込む?

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日本のプロ教師が教える、いゆる「日本の社交ダンス」では、どちらの方法を教えているのか。
判別するのは、意外と簡単です。

社交ダンスのホールド、つまり「腕を持ち上げて、肘を固定した」姿勢においては、
手の動きと足の動きが、一定の法則によって、連動します。
「てのひら」と「土踏まず」の動きが連動するということです。

なので、先生の「土踏まず」の使い方を確認したければ、先生の「てのひら」の微妙な変化に着目すれば良い!
ということになります。(どちらの先生を選ぶかは、とても重要です)

では、手の動き(手の指の付け根と、てのひらに着目)を見てみましょう。

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このように、土踏まずのアーチを作って、体重を両足に配分したい(中間バランス)のであれば、
a88.png
「手の指の付け根、指の第二関節を伸ばす意識」を持ちながら、
「てのひらを自分のカラダの中に引き込む」ようにすれば、
土踏まずのアーチができて、土踏まず、カラダの中に引き込まれます。

手の指の第二関節とてのひらを変化させれば、足の指と土踏まずが変化します。

上記の方法以外でも、指の付け根とてのひらに変化が起きれば、土踏まずのアーチは作れます。
例えば、「両手に大きなボールを掴んで、左右の膝を持ち上げる」ことをイメージすると、
土踏まずのアーチが出来て、足の裏が気持ちよくなってきます。
両手に大きなボールを掴むと、手の指の関節が伸びて、てのひらが丸くなります。
それと同時に、足の裏で床(靴のソール)を掴むような感触を得ることができます。


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では、逆に、足の裏をベタ踏みさせて、「土踏まずを押し潰す」には、どうすれば良いでしょうか?
簡単です。
腕の動きと、カラダの動きを完全に分離してしまえば、土踏まずは潰れます。

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これらは、日本のトッププロのレクチャーですが、
両肘を真横に張って、上腕を外旋(外向きに回転させる)させ、左右の肩甲骨を引き寄せてホールドを作ると、
手の指や、てのひらに変化が起きにくくなりますし、変化したとしても、カラダや足には伝わりません。

土踏まずのアーチを潰しておいて、カラダに「ねじる・ひねる・ひしゃげる」の3つの要素を加えれば
カラダの筋肉は、引き延ばされて、背筋が伸びて、社交ダンスのホールドが出来あがります。
カラダの「ねじれ・ひねり・ひしゃげ」具合を変化させれば、カラダの中の筋肉が引き延ばされて、
ストレッチの気持ち良さを味わうことができ、なおかつ「上達したのだ!」という満足感でいっぱいになります。

どちらの方法にも、「理」があり、メリットとデメリットがあります。

本来ならば、「土踏まずのアーチ派」と、「土踏まずを押し潰す派」が、競技会なので競い合えば、面白いところです。カラダの使い方は自由ですし、合理的で無理の無い踊り方をする人が「勝つ」のが、競技会のはず。

しかしながら、昭和から平成に掛けての日本のプロ教師は、「土踏まずのアーチ派」を徹底的に排除して、「土踏まずを押し潰す」ダンスへの統一を図ろうとしてきました。
なぜ、数十年にも渡って、日本のプロ教師は「土踏まずを押し潰して踊る社交ダンス」への統一を目指してきたのでしょうか?

プロ教師が、一度「正しい」として教えた事柄は、たとえ間違っていたとしても、変えてはいけない。
「正しい社交ダンス」の定義を、変えてしまったら、それまでに習った人は、戸惑うからです。
たとえ、「正しい」と思われていたことが、間違っていたと判明しても、変えてはいけないのです。

結局、そんなプロ教師の方針によって、迷惑を被るのは、ダンス愛好者です。
「社交ダンス 超!入門」シリーズ。 まだまだ、続きます。

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 投稿42  社交ダンス 超!入門 その6〔訂正版〕
カテゴリー[ 社交ダンス 超!入門 ]  2019/12/06(金) 03:24:09  投稿者:sanzo

イラストが間違っていた(違うイラストを入れた)ので、訂正版です。
イラストの入れ替えついでに、文章も少し修正して、再投稿します。
---

社交ダンスを学ぶ予備知識、というか社交ダンスを始める前に、
パソコンの前で「左右の膝を交互に持ち上げる動作」をする必要があるのだろうか?
こんなことを、すでに社交ダンスをやってるひとが、「裸足」でやってみる必要があるのだろうか?

わかってしまえば、理由は簡単。 大きな理由は2つあります。

一つ目は、「社交ダンスは、ダンスシューズを履いて踊る」という点。

「裸足」の時には、土踏まずは臨機応変に変化します。
ところが、慣れないダンスシューズを履くと、足の裏の使い方が変わってしまいます。
「靴の中で、土踏まずのアーチを作る」か、「靴の中で、土踏まずを押し潰す」か、どちらに偏ります。

二つ目は、「社交ダンスは、腕を持ち上げて、肘を固定して踊る」という点。

「腕を降ろしたとき」、もしくは「腕を自由に動かす時」には、土踏まずは臨機応変に変化します。
ところが、社交ダンスは、腕を持ち上げて、肘を固定した時」には、足の裏の使い方が変わってしまいます。
「靴の中で、土踏まずのアーチを作る」か、「靴の中で、土踏まずを押し潰す」か、どちらに偏ります。

この2つです。

「左右の膝を交互に持ち上げる動作」は、簡単です。だれでも出来ます。
だからこそ、社交ダンスを習い始める前に、裸足で「膝を持ち上げる動作」を確認しておけば、
ダンスシューズを履いて、ホールドを作ったときの「足の裏の感覚」の違いを確認することができます。

両方の足の裏・土踏まずの動きを比較すれば、違いを一目瞭然。 2つを並べてみます。

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a33.png

「土踏まずを持ち上げる」動きの方が、上半身の左右のブレは少なくなります。
「土踏まずを押し潰す」動きでは、上半身の左右のブレは、どうしても大きくなります。

一般的には、スポーツにおいても武道においても、他のダンスにおいても、
 「土踏まずのアーチを作る」が推奨されることがあっても、「土踏まずのアーチを潰す」ことが推奨されることは、極めて珍しいかと思います。
にも関わらず、昭和から平成にかけての、日本のプロ教師が教える、いわゆる「日本の社交ダンス」においては、暗示的に「土踏まずを押し潰す」という指導が、徹底的になされています。

なぜでしょう? なぜだと思いますか?
日本のプロ教師(一部に例外的な教師もいる)が教える、いわゆる「日本の社交ダンス」は

土踏まずのアーチを押し潰して、足の裏を床に貼り付けておいて
   ↓↓↓↓
「ねじる」「ひねる」「ひしゃげる」という3種の神器を使って
   ↓↓↓↓
胴体の筋肉を伸ばす(ボディのストレッチ体操)

が基本になっていて、「筋肉のストレッチ」「筋肉を伸ばしたまま、崩さない運動」を、目標としているからですね

ストレッチによって「伸ばしているべき筋肉」が、油断して縮んでしまうと、次の瞬間に先生に叱られる。
鳩尾(みぞおち)を持ち上げて、胸を張ったまま、踊るようになったら、先生に褒められる。
下を見ずに、上を向いたままで、両肘を真横に張ったまま、踊れるようになったら、先生に褒められる。

カラダの「筋肉のストレッチ」によって、「胸や脇腹、背中の筋肉が伸びた状態」をキープしながら、
両足を交互に動かしたり、ボディの回転を与えたりすれば、カラダの筋肉が伸びて、気持ちよくなってきます。
これが、日本のプロ教師が教える「模範的な日本の社交ダンス」だからです。


「カラダの筋肉を伸ばす動き」「カラダの筋肉のストレッチ」をするには、
土踏まずをぎゅぅ~うっと押し潰して、足の裏で床をベタ踏みしてから、
カラダ全体に「ねじる」「ひねる」「ひしゃげる」状態を作り出すのが最適です。

カラダの中に「ねじれ・ひねり・ひしゃげ」の要素を加えると、カラダの中にある筋肉が伸ばられますので、気持ちよく感じるようになって、満足が得られます。
筋肉を伸ばせば、伸ばすほど、「自分は、ボディを使って踊ってるんだ!」という満足感が得られます。

こんなものを「ダンス」と呼べるかどうか? 微妙ですね。
でも、日本のプロ教師が教えるカリキュラムでは、これこそが「正しい社交ダンスの原点」のはずです。

ただし、ダイレクトに「土踏まずを押し潰せ!」と指導すると、生徒に悪い印象を与えてしまう。
なので、生徒の足の裏が「知らずに、土踏まずを押し潰している」ことを気づかれないように、指導しなければなりません。
黙っていれば、ほとんどの生徒は「土踏まずを潰しながら踊っている」ことに気づかないと思います。
一部の「土踏まずを潰す」ことの不合理性に気づいた生徒は、静かに、社交ダンスを去って行きます。


社交ダンスを習って、年数を経てくると、日本の社交ダンスの矛盾点が見えなくなってきます。
何年も、社交ダンスを習ってる人は、「今まで、先生に習ってきたことは、絶対に正しいのだ!」と
信じ込んで、疑問を持つことすら出来なくなってしまいます。

社交ダンスを始める前の人ならば、「日本の社交ダンスの矛盾点を見つける」ことは、とても、簡単です。


次回は、誰でも出来る「日本の社交ダンスの矛盾点の見つけ方」について、説明していきます。

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2019年12月03日(火)
 投稿37  社交ダンス 超!入門 その5
カテゴリー[ 社交ダンス 超!入門 ]  2019/12/03(火) 14:05:25  投稿者:sanzo

今回も、パソコンの前でカラダをほぐしてから、本題に入りましょう。

左足と右足を交互に、膝を軽く持ち上げます(英語で言えば、ニーアップ)
反対の足で、ぎゅぅ~ッっと床を踏み込みます(英語でいえば、フット・プレッシャー)

社交ダンス未経験者も、熟練ダンサーも関係ありません。

これだけで、社交ダンスにおける「ニーアップ」と「フット・プレッシャー」という高等テクニックを取得することができるのですから、驚きです。
(さらに、社交ダンスでは、さまざまな「想定外」が起きるところが、面白いところ)

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ここで面白いのは、まったく異なる2種類の「ニーアップ」と、2種類の「フット・プレッシャー」が存在することです。
どちらの動きも、「膝を持ち上げる」「床を踏み込む」という条件を、完璧にクリアーしています。

2つあるうち、「正しい社交ダンス」は、どちらなのか?
いわゆる「日本の社交ダンス」においては、どちらが「正しい」とされているのか?
正規のプロ教師免許を持っている、日本のプロ教師は、どちらが「正しい」として、教えているのか?

本場のイギリス留学を何度も繰り返している「日本のトップクラスのプロ教師」は、どのように教えているのだろうか?
トップクラスのプロ教師が書いた本を引用して、検証してみたいと思います。

dtr084aa.png

「歩く動作」つまり「2本足の通常歩行」を、
後ろにある足を前に出していく運動、
あえてクソ難しく言えば、支え足より後方ににある「動く足」を「支え足」に引き寄せて、さらに、「動く足」を「支え足」よりも前方に出していく運動

だと考えた場合、堀口先生が説明している「初めに腿(もも)が上がって...」という動きにはなり得ません。
おそらくは、足の指(厳密には足の指の付け根)を伸ばしながら、土踏まずのアーチを作ることで、足は円滑に動きだすと考えるのが自然だと思います。

プロ教師の中には、「人間の通常歩行は、両足が揃うタイミングでカラダ全体を完全に静止させ、両足が揃ったところから始まる運動なのだ!」と、強引に主張する人もいますが、仮にそうであったとしても「初めに腿(もも)が上がって...」という動きが、絶対的に正しいとは言い切れません。

dtr084bb.png

太腿(ふともも)を持ち上げた場合、反対側の足(支え足)の土踏まずは、潰れてしまい、足の裏全体の「ベタ踏み」になってしまいます。

で、ここで着目しておきたいことは、「椅子に座った姿勢」で、「ニーアップ」の説明をしているという点。

椅子に座って体重を足の裏から外してしまうと、「土踏まずのアーチ」の変化は、上半身(ボディ)には伝わりませんし、そもそも、土踏まずのアーチが作れません。当然、反対側の足にも伝わりません。
いずれにしても、日本のプロ教師が教える社交ダンスにおいては、「ニーアップ」と「土踏まずのアーチの変化」は、全く無関係だという認識のもとで「社交ダンス」を教えているということになります。

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日本が誇るトッププロから、「足で床をしっかりと押し...」という指導を受けた時、
土踏まずのアーチを最大にして、踝(くるぶし)に体重を掛けると、床を踏む感触は最大になる
という意味で受け取る人は、どれくらいいるでしょうか。
100人の生徒がいたとしても、そう受け取る人は、せいぜい1人か2人だと思います。

多くの人は、
 土踏まずを押し潰して、足の裏全体を使って、床をベタ踏みで立ち、
 足首をカチンカチンに固めて、、足首の前端(足の甲)の一点に、体重を集中させて立つ

という立ち方をするように思います。

「踝(くるぶし)に体重を乗せている、普段の片足立ち」よりも、「足首の前端の一点に体重を集中させた片足立ち」の方が、床を踏みつける感覚は強くなりますから、「土踏まずのアーチを最大化する」というポイントを見落してしまうと、
ほとんどの人は、後者の解釈で受け取るように思います。

-*-

どうでしょうか?
いわゆる「日本の社交ダンス」における「もっとも基礎となる部分」を理解していただくことは出来たでしょうか?

これから、社交ダンスを始められる方は、「2つのニーアップ」「2つのフットプレッシャー」の違いについて、「先生が指導しているのは、どちらなのか?」ということに、最大限の注意を払いながら、社交ダンスを始められることをお勧めします。

次回は、なぜ「日本の社交ダンス」「日本のプロ教師」に対して、疑問を投げかける人が一人もいないのか?
あきらかに2つのニーアップが存在するのに、日本国内が「片足立ち」に統一されているのか?
このあたりの謎について、触れていきたいと思います。



連載「社交ダンス 超!入門」シリーズを読んで、
 日本のプロ教師が教える、いわゆる「日本の社交ダンス」について、
なんらかの疑問を持たれた方がいらっしゃいましたら、
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2019年11月29日(金)
 投稿32  社交ダンス 超!入門 その4
カテゴリー[ 社交ダンス 超!入門 ]  2019/11/29(金) 17:44:10  投稿者:sanzo

前回の続きです。
社交ダンスの経験の無い人にも、社交ダンスを楽しんでいる人にも、パソコンの前で簡単にできる「動きの検証」です。

前回同様
左足と右足を交互に、膝を軽く持ち上げます(英語で言えば、ニーアップ)
そして、今回は、膝を持ち上げるのと同時に
反対の足で、ぎゅぅ~ッっと床を踏み込みます。(英語でいえば、フット・プレッシャー)

今回も、やることは、それだけです。
2本足で歩ける人なら、誰でも出来ると思います。

腕の位置は自由です。 腕を降ろしていても良いですし、自由に動かしてもOK
社交ダンスをやっている人は、普段のホールドの腕の位置でもOKです。

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膝を持ち上がる動作、床を踏み込む動作は、だれがやっても、同じように見えるかもしれません。

しかしながら、同じように見える動きであっても、カラダの使い方は、大きく分けて2種類の動きに別れます。
「社交ダンスを始める」前に、下の2つの動きの相違点を、把握しておくことは重要です。
(少なくとも、どちらのタイプの先生に習いたいかを、自分なりに決めておくべきです)

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こちらは、直感的に理解しやすい、カラダの使い方。
膝(ひざ)を持ち上げるためには、太腿(ふともも)の裏側を持ち上げてやればいい。
太腿(太腿)と踵(ヒール)を同時に持ち上げてやれば、膝は簡単に上がります。

踏み込む「反対の足」は、足首を少し曲げて、足首に体重を集中して掛けてやれば、
体感的には、体重の2倍~3倍くらいの力で床を踏み込むような感覚になります。

バランスは、片方の太腿を持ち上げてるのですから、「片足・集中バランス」です。

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こちらは足の指(指の付け根)を伸ばして、土踏まずを持ち上げて(土踏まずをカラダの中に引き込んで)やれば、結果的に膝が持ち上がる・・・という考え方です。

土踏まずを引き込んだまま(土踏まずのアーチを作ったまま)で、踝(くるぶし)に体重を掛けてやれば、体感的に「床を思いっきり踏み込んでいる感覚」を得ることが出来ます。
「土踏まずを引き込む」のは「上方向」であり、「踝(くるぶし)に掛ける体重」は「下方向」。
「土踏まずを引き込む力」を最大化すれば、「床を踏み込む力の感覚」も最大化します。

両足に「土踏まずを引き込む力」が掛かるので、体感的には「常に、両足に体重を分配して掛けている感覚」「常に、中間バランスをキープせよ!」という感じでしょうか。

-*-

上記の2つの例を比較すると、重要なことに気づくハズです。
2つの例は、まるっきり異なる動き・相反する動きをしているにも関わらず、
 「左右の膝を、交互に持ち上げる」「反対の足で足で床を、強く踏み込む」
という2つの条件を、どちらもクリアーしている・・・ということです。

これは、「土踏まずを押し潰して、足の裏を床に貼り付ける」立ち方でも「土踏まずのアーチを最大化」させる立ち方でも、「社交ダンスを、楽しく踊ることができる」ことを意味すると同時に、「自分の踊りは、完璧に正しいのだ!」という錯覚に陥りやすい・・・とも言えます。

じゃぁ、「日本のプロ教師」が教える「社交ダンスのカリキュラム」は、どちらのを採用しているのでしょうか??
貴重な時間と、大切なお金を使って、社交ダンスを習う時には、このあたりを、しっかりと検証しておく必要があります。

日本のトッププロの著書を読み解けば、「日本の社交ダンス」の姿が見えてきます。

次回に続きます。

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2019年11月28日(木)
 投稿30  社交ダンス 超!入門 その3
カテゴリー[ 社交ダンス 超!入門 ]  2019/11/28(木) 08:46:27  投稿者:sanzo

「社交ダンスを始める前に、やっておいたほうがいいんじゃないか!」というのがこれ。
裸足(はだし)で、パソコンの前で、30秒あればも、出来ること。

左右交互に、軽く膝を持ち上げてみる」 英語で言えば「ニーアップ/knee up」
やることは、それだけです。
2本足で歩ける人なら、誰でも出来ると思います。

腕の位置は自由です。 腕を降ろしていても良いですし、自由に動かしてもOK
社交ダンスをやっている人は、普段のホールドの腕の位置でもOKです。
腕の使いかた、というより、骨盤より上(上半身)は、好きなようにに動かしてOKです。

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こんな単純な動き! 自分を含めた「全員」が同じ動きをするはずだ!
・・そう考えるのは大間違い。
見かけ(外見)上は、同じに見えても、カラダの内部の筋肉の動きが、他の人と同じだとは限りません。
むしろ「全体の何割かは、他の人と全く異なる動きをしている」はずです。

「腕(肘)を持ち上げた姿勢で、膝を持ち上げなさい!」と言われた場合、「多数派」になると思われるのは、こんな感じの動きだろうと思います。

膝(ひざ/knee)を持ち上げるためには、太腿(ふともも)を持ち上げてやればいいんだ!
太腿(ふともも)の裏側、ハムストリングスと呼ばれる場所を持ち上げてやれば、膝は持ち上がります。
膝の裏側と同時に、踵(かかと/heel)を持ち上げるようにすれば、安定して立つことができます。

まさに、誰にでも出来る動き! これなら、簡単ですよね。

ところが、10人、20人と、人が集まってくれば、他人とは違う動きをする「へそ曲がりな人」人が出てきます。 そういう人は、たぶん、こんな感じですね。

意識的に膝を持ち上げるのは面倒くさい。結果的に膝が上がればそれでいい。
足の指(指の付け根)を遠くへ伸ばし、土踏まずをカラダの中に引き込む(持ち上げた足の土踏まずのアーチを作る)ようにすれば、自然に膝は持ち上がる。

膝を持ち上げようとせず、むしろ膝の上から膝を押さえ込んで、土踏まずをカラダの中に引き込もうとした方が、安定した姿勢を保てるはずだ・・・という具合です。

どちらの方法でも、膝を持ち上げることは、できます。
じゃぁ、「膝を持ち上げる」方法は、どちらの方法が良いのでしょうか?
パソコンの前で、膝を持ち上げたときの動作は、どうだったでしょうか?


ここで、前回、言ったことを、思い出してみましょう!
日本の社交ダンス教室(日本のプロの先生が教える社交ダンス)のカリキュラムは、
 「子供からお年寄りまで、みんなで仲良く、同じ基礎で同じダンスを踊りましょう!」
 「初心者にも上級者にも、練習しない人にも練習する人にも、同じことを教えましょう!」
という考え方に基づいて、教える仕組みになっている・・・ということです。

シロウト受けして、誰にでも出来る動きをベースとした社交ダンス教室に、生徒が殺到する。
そして、すべての日本人が「同じ基礎をベースとした社交ダンス」を、みんな平等に、仲良く踊ることが出来る...ハズなんですよね、本来ならば。
昭和から平成にかけての日本の社交ダンスは、そういう仕組みの上に成り立ってます。

令和の時代の社交ダンス、ほんとうに、それでよいのでしょうか?
次回は、両者の違いを、もう少し詳しく説明していきます。

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2019年11月23日(土)
 投稿24  社交ダンス 超!入門 その2
カテゴリー[ 社交ダンス 超!入門 ]  2019/11/23(土) 12:20:11  投稿者:sanzo

前回の続きです。
社交ダンスに関する素朴な疑問。

なぜ、社交ダンス(スタンダード)の女性は、アタマを左に倒した「左右非対称」な姿勢で踊り続けることが出来るのか? 女性は、カラダのどこで、どうやってバランスを取っているのだろうか?

そして、「男性が主役になる社交ダンス」と「女性が主役になる社交ダンス」は、どこが違うのだろうか?

irvine_lady.png

「女性が主役」という前提で、絵に書いてある「二つの楕円形」の定義を成立させようとすれば、
  「主役である女性」は、外側の「大きな楕円」を動いていきます。
  「脇役である男性」は、内側の「小さな楕円」を意識して動きます。

ということになります。

どうすればいいか?
絵に緑色の「見えない線」を書き込むだけで、男女のコンタクトのイメージが一変します。

irvine_aiki.png


女性は、丹田(お腹)から、両手の指先に向かって、「力の流れ」を作ります。
そして、右腕の前腕(秘密のツボがある)から、「力の流れを横切る」形で、男女の右腹のコンタクトポイント(コモン・センター)に向かって、「見えない線」を作ります。
(女性の)右手のてのひらを少し自分の方に引き寄せながら、ほんの少し脇を引き締めると、うまくいくかもしれません。

そうすると、男性のボディは、女性がつくった「見えない線」に引き寄せられて、ボディ全体が安定します。
男性のブレは劇的に少なくなり、男性のすべてのエネルギーは「内側の楕円」に集まってきます。

とまぁ、こんな感じで説明できそうですが、こんな話、信じますか?
そもそも、「女性が作る見えない線」なんて、存在すると思いますか?
信じる人は、信じれば良いし、信じたくない人は信じなければいい話。



この動画の「男性の背中」を、注意深く背中を見ていると、
男性の背中が安定しているのは、
 姿勢が崩れないように、「強靱な十字架」をイメージして練習をしているからだ!
というふうにも見えるし、
 「男性のボディが、女性の見えない線(緑色の線)を利用してるからだ!
というふうにも見えてしまいます。

社交ダンスで重要なのは、
  もしかして、自分の知らない「重要なポイント」が、あるんじゃないか?
という疑念を持ち続けることだろうと思います。
「見る目」が変われば、踊り方が変わる・・・ということでしょうか。

ただ・・・
ここで、前回、言ったことですが、重要なことなので、もう一度いいます。

日本の社交ダンス教室(日本のプロの先生が教える社交ダンス)のカリキュラムは、
 「子供からお年寄りまで、みんなで仲良く、同じ基礎で同じダンスを踊りましょう!」
 「初心者にも上級者にも、練習しない人にも練習する人も、同じことを教えましょう!」
という考え方に基づいて、教える仕組みになっている・・・ということです。

irvine_ng2.png

初心者に合わせた方が、多くの人が集まるし、すべての人に同じダンスを教えれば、クレームも来ません。
それが正しい踊り方・・・ということになっているのが現状です。

女性は、アタマを左に倒して、両手で男性の腕に掴まってバランスを取り、
「女性は、男性の枠の中で踊っていればいい!」というのが、日本の社交ダンス。
あくまで、女性は脇役です。女性が激しいオーバーアクションを繰り返そうとも、反り返ってド派手に動こうとも、男性の腕に掴まって、男性の枠の中で踊っているのであれば、所詮は「男性が主役の踊り」になるはずです。


社交ダンスは、「楽しく踊る」ことが、一番です。
楽しく踊るために、どちらを選ぶかは、人それぞれ。
「男性が主役」なのか「女性が主役」なのか、どちらを理想とするかは、自分で決めればいいことです。

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 投稿23  社交ダンス 超!入門 その1
カテゴリー[ 社交ダンス 超!入門 ]  2019/11/23(土) 09:33:58  投稿者:sanzo

社交ダンスを踊ったことの無い人にも、社交ダンスの初心者にも、「社交ダンスのおもしろさ」を知って貰うための企画。「社交ダンス 超!入門」シリーズをはじめましょう。

社交ダンスは、男女がペアになって踊るのですが、その際「男性が主役の社交ダンス」と「女性が主役の社交ダンス」では、「面白さ」が、まるっきり違ってきます。 さて、どちらが面白いのでしょうか?

社交ダンス、特に「スタンダード種目」の主役は女性であり、男性は脇役である・・・という視線で、社交ダンスを捉えていくと、男性にとっても、女性にとっても「圧倒的におもしろい社交ダンス」になると思います。

irvine_lady.png

これは、社交ダンス(ワルツや、スローフォックストロット)の男女のホールドを上から見た絵です。
男性の姿勢(ホールド)は、比較的「左右対称」に近い姿勢で踊り続けることになります。
なので、男性は、左右のバランスを保ちながら、踊り続けることは、「それなり」に簡単です。

ところが、女性は、とても特徴のある姿勢(ホールド)でダンスを踊ることになります。
アタマを左後方においた、明らかな「左右非対称」な姿勢で、しかも、ハイヒールを履いて踊ります。

社交ダンスを踊る女性は、どうやって、バランスを取っているのでしょうか?
「左右非対称」な姿勢で、「バランス感覚」を養うには、どのような練習が効果的なのでしょうか?

このような「左右非対称」な姿勢で、左右の足を交互に動かしても、バランスを崩さない!
上級者は、カラダのどの部分で「ブレのない絶妙なバランス」を取っているのでしょうか?

疑問が湧いてきませんか? 疑問が湧いたら、疑問について考えてみましょう。


ここで、ひとつ、注意すべきことがあります。

日本の社交ダンス教室(日本のプロの先生が教える社交ダンス)のカリキュラムは、
 「子供からお年寄りまで、みんなで仲良く、同じ基礎で同じダンスを踊りましょう!」
 「初心者にも上級者にも、練習しない人にも練習する人も、同じことを教えましょう!」
という考え方に基づいて、教える仕組みになっている・・・ということです。

irvine_ng2.png

女性がハイヒールを履いて「左右非対称」な姿勢でカラダのバランスを保持するのは難しいことです。
初心者の女性にとっては「至難の業」・・・といって良いかもしれません。
カラダ全体を使ったバランス感覚は、初心者、特に高齢者には難しいものがあります。

だったら、女性に「難しい姿勢でのバランス感覚」なんて、そんなものを、教えるのは辞ましょう!!!
日本全国すべての人に「男性主体の社交ダンス」を教えましょう!
・・・という考え方が、多くのプロの先生方を中心として、圧倒的な支持を集めているはずです。

女性は「両手で男性の腕につかまって、自分のお腹を男性にくっつけて、男性に動かして貰えばいい!」
女性は、男性の腕に掴まって、左右の足を交互に動かしているならば、
女性は、左右非対称な難しい姿勢(ホールド)でのバランス感覚を追求しなくても、
「子供も高齢者も、初心者もチャンピオンも、同じ基礎」で、社交ダンスを楽しむことが出来るはず。

日本全国の社交ダンスを、
「男性が自分の背骨を動かそうとうする意識に合わせて、女性ののカラダも、男性と一緒に動いていく」
という考え方で、統一していけばいい訳です。
そうすれば、老いも若きも初心者もチャンピオンも、みんな平等に社交ダンスを楽しむことが可能になります。。

アマチュア競技選手を中心として、「社交ダンスは男性がすべて。女性は、男性のフレーム(枠)の中で、男性の邪魔をせず、自分に与えられた役割を果たせば良い!」という考え方が、日本の社交ダンスを支配しているように思います。
考え方によっては「男尊女卑」的な考え方ですが、「それこそが、社交ダンスの神髄なのだ!」と考える思っている人は、日本国内においては多数派であるように感じます。

昭和から平成初期の時代には、これでもよかったのかもしれません。
でも、こんな考え方が「令和の時代」の女性に通用するのでしょうか?

令和の社交ダンスは、「女性が主体になるペアダンス」であるべきだと思います。
「女性が主役になる社交ダンス」の方が面白いと考えますが、どうでしょうか?

次回に続きます。

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2019年11月12日(火)
 投稿15  〔新連載〕社交ダンス 超!入門
カテゴリー[ 社交ダンス 超!入門 ]  2019/11/12(火) 09:41:01  投稿者:sanzo

ブログも新しくなったので、新しい連載を書いていこうかと思います。

初心者向け、というよりも
 「これから社交ダンスを始めようか?、辞めておこうか、迷っている人」
が、コレを読むと、社交ダンスに興味が湧いてくる。

そんなふうになれば良いな。。。。と思います。
「超!入門」ということで、社交ダンスにおける「究極の入門書」になるかと思います。


この連載については、必ず、複数の選択肢(2つの『上達への道』)を用意しておきますので、
読者一人一人が、「自分が正しいと思った『上達への道』」を選べばよいと思います。


すでに「社交ダンスをやっている人」にとってみれば、
ダンスを始めたころに道筋は、「過去に自分が、通ってきた道」ですから、
自分が、はじめてダンスシューズを履いた頃、初心者の頃を思い浮かべながら
  「あっ、自分は、こっちの道を辿ってきたんだな!」
と、過去を振り返りながら、読んでいただけると、よいかと思います。

社交ダンスを踊る上で、大切なことは、
  「自分の通ってきた道は、絶対に正しい道なのだ!」
  「オレ様の踊る社交ダンスは、完璧に正しい踊り方なのだ!」
と言う自信と確信を持つことです。

これから提示していく、2つの選択肢・2つの『上達への道』の中から、
「自分の通ってきた道とは違う方の道」を、徹底的に批評することで、
自分の通ってきた道こそが『正しい道』だと、自信を持って主張する。
何があろうと、この信念を曲げないことが、ダンスの上達の王道だろうと思います。

では、はじめましょう!

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