社交ダンスは、先生に言われても「出来ない」ことの方が多い。
出来ないときは、諦める。
そうすれば、気分が楽になります。
左手にフォークを持った時、
「楕円形の面」として、
左手の人差し指の指先と、
フォークの金属部分とが接触します。
右手にナイフを持ったとき、
「縦方向の一本の線」として、
右手の人差し指の指先と、
ナイフの金属部分が接触します。
特に右手の人差し指の感触は、とても重要です。
スウィング動作を行うときに、
「ナイフを持った時の、右手の人差し指の感触」が
「ナイフと指先が、縦の一本線として接触する感触」
をイメージして踊るだけで、
骨盤の動きの奇跡が「劇的に変化」する。
この現象を自覚するまで、15年くらいかかった。
誰も教えてくれなかったからね。
「男性の右手は、女性の背中に、優しく添える」
とか、いろいろ習ったり、聞いたりしたので、
「右手の人差し指の指先を、楕円形で、やさしく、女性の背中に接触させる」
ようなことをしていた。
結果、すべてが、違っていた。
男性の右手の人差し指は、面接触ではなく、線接触の感覚で、女性の背中に当てたほうがいい。
社交ダンスは、奥が深い。
出来ない人と、出来る人は、
「人差し指の指先」の感触が違っている
みたいなことが、山ほどあるような気がする。
ならば....
出来ないときは、諦める
のがいいのかもしれない。
|