「かがやき練習会」まで、あと1週間。
何人くるのか、さっぱりわからない。
10人を割るのか? 50人を超えるのか?
...というレベルでさえ、把握できない。
今のところ、こちらに参加表明が来ているのは、
女性3人。男性1人(さんぞう)。
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ところで、今、着目すべきなのは、「初心者」の方向性。
これを見極めるのが、極めて重要な課題。
「初心者」は、どういう目的で、社交ダンスを続けようとしているのか?
ダンスを教える人たちは、どういう方向に、初心者を育てようとしているのか?
わかりやすい「比較例」でいえば、
「低価格なパーティで、休日の余暇を楽しみたい」
という目的の初心者と
「表舞台で踊るけど、低価格なパーティには出ない」
という目的の初心者がいる。
どっちの「初心者」が、多いと思いますか?
昔は、前者の方が圧倒的に多かった。
でも、今は、年齢問わずで、後者の方が多いはずです。
なぜか??
なぜ、そうなるのか? 理由は、これ
若い初心者は、「低価格パーティ」の人たちとは、年齢が離れている。
たくさん踊ればすぐに慣れるだろうけど、年齢差をどう解消するかとか
年齢や時代による踊りの違いを、どう理解していくかとか、
そういう課題をクリアーしていく必要がある。
結果として、若い初心者は「低価格パーティ」には参加しない。
高齢の初心者は、「低価格パーティ」の常連に、ついていけない可能性が高い。
不特定多数の人で踊る「低価格パーティ」は、
ある程度の回数をこなして、慣れていく必要がある。
70歳から始めた初心者が、すんなり「パーティデビュー」して、
自由自在にフロアーを駆け抜けられるか??
経験をもとに考えれば、かなり難しいと思います。
その結果、「初心者」は「表舞台で踊るけど、低価格なパーティには出ない」人の比率が多くなる
「イベント」のフロアーでは、初心者を見かけるし
イベントのダンスタイムでは、芋の子を洗うような密集状態になる。
そして、その中で、初心者も踊っている。
だけど、日常的に行われている「低価格パーティ」では、
初心者の姿を見ることは、希である。
...みたいな現象が起こったりする。
「きれいな衣装を着る表舞台」よりも、
「不特定多数と踊る、低価格パーティ」の方が
ダンスを踊るハードルが高くなると言う、
極めて奇怪な現象が起きたりするわけだけど、
「教える側の人たち」が、それに気づかないとしたら、相当にやばい状況だとも言える。
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