おとついの続き。
「リードのかけ方、教えてください」
「アマチュアには教えない」
「じゃぁ、競技選手は、習わずに踊ってる?」
「アマA級でも、知らないはずだ!」
先生に、こんなことを言われたとき、
好奇心のある生徒は、どういう行動をとるか?
「究極の行動」を、考えて見る。
ある者は、「大量の札束」を握りしめて、
都会に出て、外国人のレッスンを受け続ける。
ある者は、地元にある「すべての教室」に入会し
すべてのプロ教師に、リードの掛け方を質問する。
また、ある者は、カラダの変化に着目して
徹底的に、「てのひら」の微妙な変化を追求する。
たぶん、この3パターン、あるはず。
わたしは、3つめだな。
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最初にスロー習ったときの
フェザーステップのあとの「女性ヒールターン」
ヒールターンが完了する直前、
女性(先生)は思いっきり低い姿勢で、ネックは極限まで左後方。
男性は、思いっきり高い姿勢で、明らかな前傾姿勢。
そんな姿勢の女性、地元では、未だに観たことないし、
この姿勢から、男性が左足を後退させるのは、
「素人的な動き」だけは、どう考えても無理だった。
こんなの、ぜったい、なにかある!!
・・・ってことで、自己追求のヒントにしてます。
毎回の練習の際、毎回、1時間以上は、
フェザーの後の「女性のヒールターン」に費やしている。
わからなくなったら、これを原点にしてるし
他の練習をしたら、「女性のヒールターン」が
どう変わったかを、確認してます。
足の裏の微妙な変化と、てのひらの変化で、
ヒールターンが終わった直後の
カラダ全体が、どう変わるか????
音楽も、足形も、ほったらかしにして、
もう、5年以上、こんなことばかり、やってます。
ヒールターン!?
そんなもん、サークルの人なら、誰でも出来るぞ!
誰でも出来ることに、時間を掛けるのは、馬鹿!
それが、石川県の、社交ダンスの基本スタイル。
そうやって、こだわりを持って真面目に取り組む人間を、地元から叩き出しておいて、
「素人でも簡単にできる動き」だけの集団を作るのが、石川県の社交ダンス。
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