社交ダンス(特にスタンダード)を習う時
どちらにするか、迷うべきポイント!
上半身と下半身を「分離」して踊るべきか?
上半身と下半身を「連動」して踊るべきか?
この悩み、なぜか、日本の先生は教えない。
上半身と下半身を「完全分離」させておいて
「足は、相手の足に絡むように、出しなさい」
「ボディは、右斜めを向けて、少し傾げて、
肘はこの位置、視線はココ、左腕から進め!」
「腰は回転ないよ!胸椎10~11番が捻れるの!」
動画とか、先生がやってるのをみながら、
足の進む位置(着地する位置)を覚えて、
同時に、ボディの角度とか傾きとかを覚える。
「手足の完全分離」を前提としたら、
上半身を独立して「振り付け」できるので、
動画を真似て、胴体を回転させれば踊れてしまう。
「手足の連動」は、その逆。
胸と腰に捻れが生じないように一時的にロックを掛けて、
胸と腰のあいだに、ねじれが生じないようにする。
左手の「手首・てのひら」の向きを変えたら、
反対側、つまり右足の「足首」が動き、
そして「足の裏の向き」が変わってボディが回転する。
つまり、「てのひら」と「足の裏」の連動で踊る。
やってみろ、出来ないだろ!
誰でも出来る・・・ってわけじゃないぞ!
いくつかの条件が揃ったら、出来るようになる!
どうやったら、出来るようになるかって?
それを教えるのが、先生の仕事だろうが!!!
ガハハハハ! 知りたければ、教えるぞ!!!
ともかく、胸と腰を捻らないことが大前提だ!
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ってことで、「手足分離」の社交ダンスと、
「手足連動」の社交ダンスは、出発点が違う。
武道・武術、あるいは他のダンスの世界だと、
前者がシロートで、後者がプロなんだろうけど
「日本の社交ダンスの教師の常識」は、逆!
上が「生徒が集る人気プロ教師」だな。
「出来るようになるための条件作り」とか
「これをやったら、絶対に出来ない」とか
そういう発想が、プロ教師の教え方には無い!
こういう違いって、雰囲気で気づくから、
興味があっても、社交ダンスに近づきたくない人、
多いんじゃないかな。
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