「動画で徹底検証!」のカテゴリーを始めます。
人間の動きにはいくつかのタイプがあるようで
必ず「自分と違うタイプの動き」が存在する。
社交ダンスは、それを検証しやすいので面白い。
左にカーブしていく、タンゴウォークにおいて
「日常生活ではやらない、究極の内股状態」が
発生させるべきか、否か?

この「立ち方」を説明する動画があったので、
検証してみます。
2分43秒~3分07秒の説明で
(その時点からスタートします)
・左足をまっすぐ前に出す
・右足を引き寄せる
・左足を右足の前に出す
の3歩。 これを検証。
右足を引き寄せてくる際に、
自然に右足が「内股状態」になると同時に
右膝を引き締めることで、
「究極の内旋(内股)状態」を創り出しているようにも見えますし、
実際、真似してみると確かにそうなります。
「究極の内旋状態」の右足に体重を掛けて、
左の膝を持ち上げれば、
誰でも、左回転のウォークができますので、
「タンゴの基礎は、右足で内旋状態を創り出すこと」
となり、すべは、そこからのスタートとなりますね。
(詳細は1分16秒から、再生してみてください)
「筋肉で世界を制した先生」の本の説明と
ほぼ完全に一致します。
ここで、思い出して欲しいのは
必ず「自分と違うタイプの動き」が存在する
....ということ。
左回転のウォークをしたいのであれば、
両足を足を開く時(足を出す時)は、
両足に外旋力が働く(足の向きがv字型)
両足を閉じる時(引き寄せる時)は、
両足に内旋力が働く(足の向きが平行)
という「大原則」を適用・応用すれば良い。
自然に、左カーブのウォークが出来ますし
右足を引き寄せた時には、両足は平行になります。
(そうすれば、内股にならない...ってこと)
社交ダンスは「究極の内股」を追い求めても
「内股を全面否定・断固拒否」しても、
どちらの方法でも、踊ることができます。
「自分と違うタイプの動き」を知ることこそが、
生涯においての、貴重な勉強になるんですね。
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