わからないことは、質問する!
これが、上達するときの「鉄則」。
先生と呼ばれる「教える立場」の人は
生徒からの質問に即座に対応できるように
事前に「答え」を準備しておく必要がある。
ここで、超!簡単な、質問してみる。
せんせーーー!!!!!
社交ダンスでは、
「しっかりと、床を踏め」
とかいうけれど、これは
「床を踏め」というのは、
胴体が足の真上にあるときに、
胴体の重みを利用して、床を踏め
・・・という意味ですか?
それとも、それとは真逆に、
胴体が真上から外れてる時に、
「胴体の重み」を使わずに、
「床を踏むような意識しろ!」
...という意味ですか?
こんな質問を、先生にぶつけたら
先生は、どう答えるのだろうか?
この質問には、「罠」がある。
そして、油断をすると「罠にはまる」。
なぜなら、「床を踏む」を追求していくと、
最終的な到達点は、これになる。
確実に床を踏み、最大限に床を踏むには
足の真上にいる時間を長くすればいい!
足の上から、次の足の上に、素早く移動して、
足の真上で「ピタッと止まって」
足の真上で回転動作を行なえば良い
これこそが、究極のフットプレッシャー
....ってことになる。
社交ダンスの理想が「これ」になる
ほんとうに、それ、正しいのか?
ワルツは、両足を揃えてライズとか
両足を揃えて、静止するからいいけど
スローのフェザーステップで、
一歩一歩、足の真上で静止したら
いったい、どうなるのか?
「床を踏む」という目的のために
足の上に向かって、胴体を移動させると、
前進するほうは、勢いをつけて
相手に向かって突進することになり、
後退する方は、驚くべき速さで
相手から離れていくことになる。
これって、ダンスパーティとかで、
不特定多数の人と踊る時に、
一番、嫌われパターンになりやすい。
本当に、これでいいんだろうか?
日本の「プロ教師」の多くが、
「床を踏むということは、
足の真上にボディをおいて
ボディの重みで床を踏む」
ことだと、勝手に思い込んで
生徒に指導してるとしたら....
お~も~いぃぃ こんだ~ぁら...
一歩一歩、床を踏みしめることで、
巨人の星ならぬ、
「ダンスの星」を目指して、
世界を制しろ....と。
飛雄馬よ、床を踏め!
踏め踏みしめて進むんだ!!!
みたいな、たくましい指導方法が、
脳裏に浮かんだりする。
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