テレビのドラマで、日本沈没やってる。
(部屋にテレビがないので、タブレットで見た)
前回は、九州へ避難する人が、40人乗りのバスを使ってた。
(避難するなら、どう考えても、新幹線だろ)
何じゃこりゃ!とか思ってたら
今回は、そのバスが事故に遭う設定。 なるほど。
現実性に無理がある、メチャクチャな設定でも、
「男と女の愛情表現」があれば、ドラマは成立する。
これは重要。 学ぶべきことは多い。
田舎の教室の発表会。
踊りがメチャクチャなカップルがいたとしても、
「男と女の愛情表現」のあるルンバを踊れば、
多くの人を引きつける。
ドラマが現実離れしていてもいいように、
よく考えてみれば、ダンスにおいても
「踊りの正確さ」なんて、どうでもいいかもしれない。
社交ダンスにおいて、多くの人(高齢者)を
引きつけるのは、ダンスの技術じゃない!
小松左京さんが、「日本沈没」を書いた後、
筒井康隆さんが、「日本以外全部沈没」という小説を書いている。
どちらも、映画化されているよ!
日本以外が、全部沈没して、
お金持ちの外国の映画スターとかが、
日本に逃げてくる。
だけど、日本以外が全部沈没してるから、
外国のトップスターとはいえ、
外国人が、日本で仕事をしても二束三文。
で.......
この「日本以外全部沈没」を、
「関東以外全部沈没」にして、
ダンス界に当てはめてみると面白い。
こんな感じのドラマになる。
高齢化とコロナで、関東エリア以外の
社交ダンスは、こととごく、絶滅の危機になる。
田舎の「元A級プロ」は、仕事がなくなり、
仕事を求めて、ぞくぞくと、関東にやってくる。
田舎で、仕事を失った田舎の元A級プロは、
東京でダンス教室を開くが、思ったように人が来ない。
1日踊り続けて、せいぜい「うまい棒」が10本。
「オレ様は、田舎でブイブイいわせた元A級だぞ!」
「東京ってところは、なんで、客、来ないんだ!」
と、いくら叫んでみたところで、どうにもならん。
「くそったれ、東京も沈んでしまえ!」と叫んだら
最後に残った東京は、海に沈んでドラマが終わる。
東京以外の社交ダンスが、
コロナと高齢化で全滅(沈没)する設定での
ダンスドラマ。
もしかしたら、これ、いけるかも。
地方の悲惨な状況、わかってください!
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