歴史を学べば、未来が見える。
20年前の石川県は、面白い。
公民館サークルや、カルチャーセンターの入門・初級講座を含めて
ほとんどが「現役プロA級」もしくは「元A級」の先生で独占されてた。
ことわざ的に言えば、
「プロ教師・猫も杓子も・プロA級」
「石を投げれば、プロA級に当たる」
みたいな感じかな。
当時、石川県の、プロ教師と称する人は
「多数のプロA級と、少数の無名のプロ」で
中間階級のプロ教師は、ほとんどいなかった。
なんで、そうなった? 知らん!!!!
コレを知るには、40年、遡る必要がるけれど
情報が断片的なので、ここでは語れない。
わたしが遡れるのは、20~25年前が限度。
当時は、いわゆる「団塊世代」が、
親睦目的の「公民館サークル」が沢山あった。
ダンスサークルだけど、親睦が最優先。
例えば、仲良し3人組が、サークルを立ち上げる。
誰を、講師に呼ぶか?
言うまでも無く「プロA級」。
「プロA級」の講師目当てに人が集ってくる。
サークルの会員同士で、内部分裂が起きて、
飛び出した側、別のサークルを作る。
弟子の無名プロを呼んだら、誰もいなくなる。
「別のプロA級」を講師に立てたら、
飛び出した側の勢力のほうが、強くなる。
なんでもかんでも、他人と同じことをする
「団塊世代」の特性を生かして、
ドラマとか、ダンスマンガを書こうとすれば、
いくらでも、ストーリーが浮かんできます。
公民館サークルのおばちゃんが、
個人レッスンを始めて、
赤いドレスを着て、発表会にでたとする。
ライバル心をもった、べつのおばちゃんは、どうするか??
団塊世代だよ~ん!
団塊世代というキーワードで、ドラマのストーリーを描いてみたら、面白い。
個人レッスンが「満員御礼」になって
キャンセル待ちが、続失しても、
プロ教師は「公民館サークル」を辞めない。
個人レッスンより公民館サークルのほうが
単価が高いし、トータルで儲かるからね。
所詮は、「団塊世代」の勢力争いと
客寄せパンダの「プロA級」の物語。
こんなところで、
「上手になって、プロを目指そう」なんて
そんなことを考えるヤツは、
世間知らず(周囲をみないで育った)か
プロ教師に騙されている「ただのバカ」
何らかの拍子に、突然、親分のプロ教師が、
大勢の生徒を残してダンス界を去り、
弟子が「漁夫の理」を得る可能性が、あるかもしれない。
運が良ければ、そんな可能性もゼロではない。
そうでもなければ、必死に練習して
めいっぱい上手になっても、
ダンス界では、やっていけない。
クソマジメに、カネ払って、練習して、
上手になって、プロになろうなんて
そんなこと、地元の人は考えない。
精々、アマチュア指導員か何かで、
プロとプロの「スキマ」を狙う程度。
それにしても、親分の支援があってこそ。
所詮は、
団塊世代のおじちゃん・おばちゃんの「勢力争い」
によって成り立っているプロ教師。ダンス教室。
そんなものがベースになってる、石川県。
教える人の「ピラミッド構造」など存在しない。
石川県は、都会と違う。
そして、石川県は、隣の富山県とも違う。
ドラマ化してみると、問題点がよくわかります。
薄っぺらの「競技ダンス漫画」より
石川県の悲劇のドラマの方が、
100倍、面白い。 リアルだからね。
10月26日(火)の感染者数
東京29、大阪51、愛知35
石川1、福井0、富山1
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