社交ダンスの理論は、4スタンス理論を越えている
...と、わたし(山象)は思う。
なので、中途半端に「4スタンス理論」を囓って(かじって)
「受け売り」で、他人に教えたりすると、火傷すると思う。
(4スタンス理論を無視する人も、論外だと思うけど)
「4スタンス理論」の原点は、
「4つのタイプに優劣はなく、
自分や相手のタイプを知ることで、
パフォーマンスの向上に繋げることができる」
というのを前提として、理論を展開しているハズ。
じゃぁ、日本のプロ教師が教える「日本の社交ダンス」はどうなのか?
カラダをリラックスさせて、膝を緩めるとどうなるか?
タイプの違いによって、挙動が異なってくる。

膝(ひざ)を緩めてしゃがんだとき、
「上半身を垂直に保ったまま、ストンと沈む」タイプと、
「お尻が後ろに下がって、背骨が斜めになる」タイプ。
この2つのパターンに分かれます。
この「挙動」の違いは、
普段の「足の裏の重心位置」が
爪先側なのか、ヒール側なのか
による違いから、派生しています。
「4スタンス理論」の前提では
「どちらのタイプにも優劣は無い」
はずなのですが、現実は違う!
ほとんどの、日本の社交ダンスの先生は、
背骨が斜めになり、お尻が後ろに下がったら、
「待ってました!」とばかりに、生徒を叱りつける。
日本の多くのプロ教師によって、
背骨が垂直になっているのが「正義」であり
お尻が後ろに逃げないのが「正義」だから、
お尻が後ろに逃げる人は「駆除される悪人」
・・・なんですよね。
この世の中、
自分が「正義」だと思い込んでいる教師
ってのが一番、ヤバいです。
自分以外のものを「悪」と見なして排除しようとするから。
膝を緩めたときのタイプの違いによって、
指導方法を、どう変えればよいのか?
説明できるプロ教師は、どれくらいいるでしょうか?
社交ダンスの衰退の原因は、プロ教師にあり。
タイプによる違い、説明できないでしょ?
|