これ、調べ物をしてたら、たまたま見つけたのですが
「エレクトロ・スウィング・ダンス」っていうの、流行ってるのかな?
再生回数、数百万回...
Electro Swing Dance Freestyle: Lost in the Rhythm, Jamie Berry Feat. Octavia Rose
上半身、特に、肩から上は、静かですね。
この動き、「支え足」と「動く足」を交互に切り替えて
しっかり「支え足の上に立っている」。
だけど、「軸足の上に乗る」ということは、やっていない。
というか、「軸足」という概念を持ってないように見える。
特に、2分53秒あたりをみてると
「足で上半身を支える」「足で床を踏む」という
基本動作は、しっかり行なっているけど、
「軸足を作って軸足の上に、しっかり乗る」という
動作は、やっていないはず。
ダンスを踊るとき、
下半身は、なんのために存在するのか?
そういうテーマに突き当たるように思います。
例えば、ナチュラルターンを踊る時、
右足を「軸足」にして、軸足の足の裏で、
床を「ぐしゃ~」と踏み込んで、
軸足に乗りながら、ボディを引き寄せていけば、
ボディは、右足の上を通過していきます。
だけど、「軸足」を作らなくても、
「軸足」に体重を乗せなくても、
足の裏でで床を圧することは出来るし、
ボディを前後左右に運んでいくことは出来る。
どっちでも、踊れるのが、スタンダード種目。
なんというか、日本の「スタンダード」は、
「軸足 至上主義」になってることが多いような気がする。
「軸足に立つ」こと大前提の社交ダンスの先生は
「根本的に、下半身の使い方が、違ってる」
「下半身とはなんぞや! という思考が抜けている」
ような気がする。
「軸足」を作り「軸足」の上に立とうとする人の動画と、
動く足と支え足「両足に重心を分散させてる」人の動画。
どっちを目指すか? どっちを支持するか?
それは、ひとりひとり、個人の自由。
目が慣れてきたら、違いを見分けることは、可能なはず。
「ほんとうに上手なプロの先生」は、
そのあたりのこと、知ってるとは思うけど、
簡単には、教えてくれないだろうな。 たぶん。
そんなこと言ったら、生徒が「激減」するから。
「軸足」と「支え足(suporting foot)」は、違うよ!
と、一言、言ってくれれば、世界が変わるんだけど・・・
口が裂けても、言えないだろな。 たぶん。
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