今回は、「プロ教師が触れない盲点(時)」。
時? 時間? 時系列? タイミングかな。
まずは、ネコの足と、人間の足の違い。

ネコの足には「肉球」がついている。
「足の裏」で地面に向かって体重を掛けると、
「肉球」が押さえつけられる。
足で地面を押す(圧する)のと同時に、
「肉球」が足の裏を押して(圧されて)、
それにより、胴体部分の筋肉に変化が起きる。
おそらく、どのネコも共通だと思われます。
人間の足には、「肉球」はついていない。
かわりに、「土踏まず」という空洞がある。
じゃぁ、「土踏まず」のある人間さまが、
足で、床を踏みつけると、どうなるか?
(足の裏で、床に圧する/プレスする)
おそらく、「3つのパターンに分かれる」
「床を踏め」「床を圧せよ!」に対する反応は、
さ)床を踏むと同時に、土踏まずが潰れ、
床を踏めば踏むほど、上半身は沈み、
背中が丸くなる。(背中を伸ばす必要あり)
し)床を踏むと、最初、土踏まずが潰れるが
土踏まずが、ある程度、潰れたところで、
土踏まずのアーチができて、背筋が伸びる
す)足の裏が床に着地する直前に、
土踏まずのアーチが出来るので、
床を踏んだ瞬間、背筋は伸びる。
じゃぁ、ここで
3つのパターンをする、3人の生徒に対して、
「床を踏めば(床をプレスすれば)、
上半身が変化し、反対の足が動き出す」
という「全国統一の、平等な指導」を行なったら、
どうなるか????
3人は、「全く異なる動き」をするはずです。
だけど、「プロ教師」と称する人は、
この点に触れないし、触れようとしない。
なぜ、触れようとしないのか??
触れない理由は、プロ教師が知ってる。
【さ】(土踏まずが潰れる)の指導方法は、
「しっかりで、床を踏みつけろ!」そして、
「ボディが支え足の真上に来るまで、待て!」
【し】(土踏まずが潰れてからアーチが出来る)は
「床を踏んで、ボディが反応するのを待て!」
「カラダを捻って動くな、足だけで踊るな!」
【す】(着地前にアーチを作っておく)に対しては、
「着地の瞬間に、ボディは反応するように、
足の裏とボディとの連携を、完璧に覚えろ!」
ということになるはず。
踊りも違うし、ボディと床を踏む時の時系列も違う。
当然、音楽のリズムの取り方も違ってくる。
だけど、「プロ教師」と称する人は、
この点に触れないし、触れようとしない。
【さ】【し】【す】のすべての生徒が、
「自分が習ったことは、正しい」と信じ込むから
多くの人が集る場所では、厄介なことになる。
すべての生徒が「先生の教え」に従っているし、
みんな教えられた通りに踊っている。
結果として、【さ】【し】【す】が混在する。
多くの場所で、なにがおこるか???
多数派の踊り方が「正しい踊り」とされ、
少数派は、その集団から、叩き出される。
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