社交ダンスにおけるダンスマナーを考えるとき、
あるいは2021年の社交ダンスを考えるとき、
とても「重要な視線」があります。
いわゆる「プロ教師」と呼ばれる人に、
こんな質問をしてみてください。
自分が住んでいる地域の中に、
「プロ教師が、お勧めできる(安価な)パーティ」
は、存在しますか?
あるとすれば、どのパーティですか?
「プロ教師がお勧め出来るパーティ」が
自分がいる地域に、存在しないのであれば
いちばん「マシ」なパーティは何処ですか?
それは、誰がやっていて、どれくらいの規模で
どういう人が集るパーティですか?
「プロ教師」と呼ばれる人は、どういう言葉を
返してくると思いますか?
想像してみて下さい。
これだけで、いろんなものが、見えてくるはずです。
社交ダンスの理想は、ピラミッド構造を作ること。
なので....
その地域のトップに立つ先生は、
その地域で「上を目指す人」にダンスを教える。
(安価な)ダンスパーティには、関与しない。
そして、上を目指すために「修行中」の人
弟子の先生や、インストラクターなどが、
その地域の「底辺層」を受け持ち、
ダンパーティなどに、積極的に関与しながら、
その地域全体を、底辺層から支えていく。
おそらく、こういうのが、理想形態でしょう。
で、この理想形態が保たれていれば、
地域のトップに立つプロ教師にとって、
「安価なパーティ」など、別世界に良いですし
ましてや「お勧めできるパーティ」など
「そんなもん無い!」と答えておけばいい。
だけど、現実は違う! 違う!違う!!!
地域のトップに立つプロ教師が、
(平日昼間の)カルチャーセンターの講師をやったり
老人会(というか敬老会)サークルで、
人を集めて、パーティをやってたりする。
トップに立つ人が、こんなことをやっていて
それでいて、平然と、
「安価なパーティなどというものは、
我々プロとは、まったくの別世界。
プロ教師は、関わっていけない場所なのです」
とか、言い続けているのが、現状です。
こんなことをやってる「プロ教師」と呼ばれる人たちに
「ダンスのマナー」を語る資格はあるでしょうか?
プロ教師が「ダンスのマナー」を語るのであれば、
まずは、現状で起きている「矛盾」を解くべきです。
プロ教師は、まずこのあたりの「矛盾」を解くことが
最低限の「ダンスのマナー」だと、わたしは思います。
プロ教師は、ダンスのマナーについて語るなら、
その地域の「ダンスパーティ」のことを知る必要があり
さらにいえば、プロ教師がのマナーを語るなら、そこは
「プロ教師として、お勧め出来るパーティ」
である必要がある(!文章おかしい)はずです。
すべては、そこから始まります。
それ以前の問題として
「プロ教師がお勧めできるダンスパーティ」
それが一つも無い地域。 悲しすぎますのね、
これで、これからのダンス界、発展すると思いますか?
*-*-*-
下の「ブログ・ランキング」のバナーを
マウスで、ポチっ! とクリックして頂けると、
今年一年、幸せになれるかもしれません。
↓↓よかったら、ポチッとクリック。
|