日本(世界中)で、武道に携わっている方に敬意を表する意味で、
「パーティのマナー」「プロ教師に伝えたいこと」というカテゴリーで、投稿します。
日本の社交ダンスにおいては、トッププロから底辺層にいたるまで
「送り足」という言葉が溢れ、
そこらじゅうの教室で「送り足を使え」という指導がなされているはず。
でも、正しい「送り足」についての youtube動画は、皆無に近かったけど
今年になって、「社交ダンスの送り足」の動画が、投稿された!
これは、絶対に、見なければ!!!!
・・・・ というわけで、紹介します。
●そのまえに、まずは、武道の「送り足」
送り足というのは、日本の武道の「足裁き(あしさばき)」の一つで
片方の足を【前または後ろ】に伸ばして、反対の足を引き寄せる。
または、この動きを繰り返す、足裁き。
・・・のことですね。(ちょっと調べれば、わかる)
武道の歴史は古く「送り足」という言葉は古くから存在するのですから
社交ダンスのプロ教師が、「送り足」という言葉を使うのであれば、
武道に携わる人に敬意を表す(最低限の礼儀だと思います)とともに、
武道と違う用途で「送り足」というのであれば、「武道の送り足」と
「社交ダンスの送り足」との違いを、社交ダンス側のプロ教師が
説明する必要があるはずです。
●日本のプロ教師が考えた 社交ダンスの「送り足」
本場イギリスの英語には「送り足」に該当する英語は存在しないはず
(あえて言えば suporting footか?)なので、
「社交ダンスの送り足」の概念は、所詮、日本のプロ教師のオリジナル。
サムネイルには、ロープを引き寄せる絵が描いてあります。
「ロープを引き寄せる感覚で、後ろ足を引き寄せる」みたいな解説をしているけど
「後ろ足を引き寄せること」も含めた一連の動作を
「送り足」だと認識している人は、限りなく少数派でしょうし、
そもそも、ロープを引き寄せ動作のいったい何処に
「送り」の要素があるんだ!!!って話になってくる。
「送り足」の概念が、武道と同じモノならば
剣道の竹刀を持って、竹刀の握り方を変化させてやれば、
自然に、前足が遠くへ動いて、後ろ足が引き寄せられる
・・・という説明で良いはずです。
「武道の送り足」が、本家本元の「送り足」なんですから!!!
松村先生の動画をみると、「武道の送り足」に近いモノがありますが
日本の社交ダンスにおいては、
「武道とはまったく違うモノ」が「社交ダンスの送り足」になっている
というのが、日本の社交ダンスの実情でしょう。
憶測だけど、松村先生は、英語の「ドライブ・アクション」のことを
「送り足」と称して説明しているんじゃないか?
ちがうのかな?? なんか、そんな気がするんだけど。
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