タイトルの
「体も頭も柔らかく」
これを入れ替えると
「頭も体も柔らかく」
となる。
さらに、これをカタカナで書くと
「アタマ も カラダ も 柔らかく」
となり、ずいぶんと印象が変わる。
言ってることは同じなのですが、
ちょっとした表現だけで、印象が変わる。
ダンスを踊る時は、「カラダ」を柔らかくしておいたほうがいい。
しかしながら、年齢ととも、体は硬くなる。
ただし、社交ダンスは、ペアダンスなので
自分だけ「柔らかいカラダ」を作っておいても、
踊る相手との格差が、大きくなるだけなので、
ある程度、カラダが固い方がいい場合もあるかもしれない。
アタマ(視野・思考回路)は、どうなのか?
年齢とともに、アタマも固くなっていく。
アタマの固い人もいれば、アタマの柔らかい人もいる。
困ったことに、「カラダが固くなっていく」のは気づくけど、
「アタマが固くなっていく」ことに気づかない人が多い。
ダンスを「習う側」と、ダンスを「教える側」。
両方の立場に立て、
アタマが固い方がいいのか?
アタマが柔らかい方が良いのか?
これ、考えてみると、面白いです。
あ)先生:頭が固い 生徒:頭が固い
い)先生:頭が柔らかい 生徒:頭が固い
う)先生:頭が固い 生徒:頭が柔らかい
え)先生:頭が柔らかい 生徒:頭が柔らかい
4パターンになります。
アタマの固い先生が、「教科書」と称するものを
読み解くと、「恐ろしい答え」を叩きだしてくる。
学校の教科書(社会科関連)でもそうだし、
ダンスの教科書でも、そうだと思います。
アタマの固い先生が教科書を、どう解釈するかで、
生徒側の受け止め方が、まるっきり変わってきます。
おそらく、「アタマの固い先生」だったら
こんな解釈するだろう・・・という予想を立てて、
それをもとに
ああでもない、こうでもない
議論をすることで、
いろんなものが見えてくるような気がする。
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