なぜ、社交ダンスを練習するのか?
人それぞれ、いろいろあると思うけど、
やっぱり、いちばんいいのは、自分との戦い。
「自分の理想の踊り方」というのを追求していけばいい。
「先生にいわれる通りに練習して、踊れるようになる」
のも、一つの目標だけど
「先生に反発して、先生と違う動きをしつつも、
先生に叱られない踊りを目指す」
のも、一つの目標・・・になるのかな。
この2つの目標、どちらが難易度が高いと思いますか?
ここで、ネコの動きを観察してみましょう!
座っている猫が、ゆっくり歩き始めるときの動き。
【2】から【4】にかけて、左足の踵(ヒール)の部分
(水色の楕円表記)が、持ち上がってます。
この左足の踵は、
「意図的に、踵(水色の楕円)の部分を、
持ち上げて、胴体を前方に送り出している」
のか、
「踵を踏み込もうとしたら、カラダが動いて
結果的に、踵(水色の楕円)が持ち上がる」
のか、
考えてみると面白いと思います。
「踵の部分が、上がっている」という事実だけをみて
勝手に思い込むのは、極めて危険です。
猫のを動きをみるときに
「4本の手足が、互いに連携をとっている」
と考えるのか、
「4本の手足を、バラバラに動かしている」
と考えるのかで、
「動きの基礎」が、まるっきり変わってきます。
具体的にいうと、
「前足に体重をかけて、腕の筋肉に変化が起きて
結果的に、後ろ足が動く」
のか、あるいは
「腕と足は、完全に独立した制御をしていて、
腕は腕で独立して動き、足は足で独立して動く」
のか・・・ってこと。
さて、どちらなのか・・・・
これは、「社交ダンス」を考えるとき、
とても、重要なんですよね。
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