社交ダンス(スタンダード)の先生のお仕事といえば、
「生徒の姿勢が崩れたら、叱りつけること」
「姿勢が崩れなくなったら、褒めちぎること」
かな。
生徒は、姿勢を崩さないように、必死にカラダを緊張させて
両方の肘を張った状態で、筋肉をカチンカチンに固めて
ホールドを作ろうとする。
そうすると、先生に褒めて貰える。メダルテスト、昇級!!!
でも、こんな教え方は、根本的に、なにかが間違ってる。
こういう生徒は、コロナ渦がおわったら、真っ先に捨てられる。
たぶん。。。。カラダを固める踊りは、もう古い。
やっぱり、踊る時には脱力。
練習の機会が減っている人は、これを、やってみましょう。
【空手】パンチで脱力してスピードとインパクトを出す方法!
腕に力が入っている(腕が緊張している)と、
パンチの速度が落ちる。
速いパンチを打つ時には、腕の力を抜く。脱力。
この動画の「手段と目的」を逆にすれば、社交ダンスに応用できます。
つまり、腕の力を抜いたホールドを作るのが「目的」。
そのための練習手段が、「腕を敏速に動かす」練習。
そう思って、真似をすれば、役に立つと思います。
(少なくとも、やってみても、弊害は無いと思います)
腕の力を抜いて、腕を敏速に動かすことができれば、
「腕の力を抜いた、脱力ベースのホールド」が出来る。
腕や肩を固めてホールドを作ると、脱力が出来ないので、
「腕を固めて、トコトコ歩くだけ(あるいは足の力で進むだけ)
の、ぎごちない動きになる。
ペットボトルの水を、シャカシャカやるときの「微振動」を
継続させると、「腕に力を入れる」ことが出来なくなる。
腕に力が入らない脱力状態で、腕を前後に動かす。
「常に、微振動を感じる」という練習は効果的だと思います。
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社交ダンスの時には、木の床の継ぎ目 床の凸凹を
足の裏で感じながら踊ると、緊張が解けて脱力できます。
LODに対して、斜めに踊ると、床の凸凹を斜めに進む
ことになるので、足の裏に「適度な微振動」を感じることが
できると思います。
コロナ渦が終わった後は、「脱力」を基本とする社交ダンス
そういうのが、普及して欲しいと思います。
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