昨日6月7日(日)の感染者数
東京都の感染者 今日14人 合計5383人
石川県の感染者 今日 0人 合計 299人
福井県の感染者 今日 0人 合計 122人
富山県の感染者 今日 0人 合計 227人
--------------
日本のプロの先生の教え方をDVDとかで見てると
スローフォックストロットを踊る時には、
「2本足で普通に歩く」ところから始めましょう!
・・・とか、そんなふうに説明している先生が
たくさんいるように思います。
それって、ほんとうに、正しいのでしょうか?
人間の通常の歩行は、4拍子で4歩を均等に歩く。
これを、SQQSQQの4拍子で3歩のリズムで歩く
それが、スローフォックストロットですよ・・・みたいな。
本当でしょうか?
本当に、そういうのを生徒に教えて良いのですか?
「それは間違ってるぞ!」と主張する「プロ教師」は、
日本国内に、一人も、いらっしゃいませんか????
どうでしょうか?
これ、検証するのは、わりと簡単です。
考えていくと、「社交ダンスの奥の深さ」を理解できます。
社交ダンスの動きを、将棋の駒に例えて「議論」してみると
とても、「面白い議論」ができると思います。
●いつも、なにげなく歩いている動き(通常歩行)を、
将棋の駒で例えると「香車」の動きになります。
前方にしか進めませんが、大きな歩幅で進むことが出来ます。
●社交ダンスを習いたて初心者の動きを
将棋の駒で例えると「金将」の動きになります。
目の前に相手がいるので、大きく進むことが出来ません。
いろんな方向に進むことが出来ますが、ウィーブや
オープンリバースなど、斜め後方に進むのが苦手です。
.........
では、上達するために、練習に練習を重ねた結果の
「目標とする社交ダンス」を、将棋の駒に例えると、
どの駒になりますか?
これを、2派に別れて「議論」してみると面白いです。
★通常歩行をベースとして、「前後左右に大きく動ける
ダンス」を目標として、練習するのであれば、
ダンス基本は「竜(成り飛車)」の動きになります。
あくまで、「通常の歩行の動き」を基本・大前提として、
それに横方向と後ろ方向の動きを加えたもの。
「通常歩行の上位互換」が、社交ダンスだという考え方。
「竜」の動きには「香車」の動きを完全に含まれています。
フェザーステップなど、スローフォックストロットを
教える時、「普通に歩くところから始めましょう」と
教えてる先生は、この考え方がベースになってるハズ。
★通常歩行とは全く異なる「斜め方向に大きく進める
ダンス」を目標として、練習するのであれば、
ダンスの基本は「馬(成り角行)」の動きになります。
斜め方向には、大きくスムーズに進むことが出来るけど
真横に進もうとするとブレーキが掛ってしまう。
前後も大きく進めない! だから前後に進むときのは、
CBMPに進むか、ライズ&ロアの動作が必要になる
・・・・という考え方です。
「馬」の動きは「香車(通常歩行)」の動きを含みません。
つまり「香車よりも劣る部分がある」ということです。
フェザーステップなど、スローフォックストロットは
「普通に歩くのと、どこが違うのか?」を最初に教える
指導方法になってくると思います。
日本の社交ダンスのプロ教師のこのタイプの先生がいた
としても、ごく少数派だと思います。
------------
どちらの「駒の動き」が、理想の社交ダンスの動きだと
思いますか?
「竜」の動きが、理想の動きなのでしょうか?
「馬」の動きが、理想の動きなのでしょうか?
社交ダンスを習っている生徒は、たくさんいると思います。
自分が習っている先生は、どちらの動きを理想として
社交ダンスを教えているのか???
習う人は、それ把握した上で、ダンスを習ってますか?
「せんせい」と呼ばれる人の言うことは、
すべてにおいて100%正しいのだと思い込んで、
ただ、漠然とダンスを習い続けていませんか?
先生の踊り方の「ベース」にある考え方を
見抜くことは、思ったよりも簡単です。
初心者に教える「ワルツのボックス」の指導をみれば
そのプロ教師の考え方が、瞬間的にわかります。
スローフォックストロット以前の問題です。
「竜」か「馬」かで、考えていくと、面白いですよ!
興味、湧いてきませんか???
どうでしょうか?
|