ヒルトンの初心者用のビデオをみてると
「右足のつま先の真上を、『鼻の頭』が通過する」
・・・だったかな、そんなようなことを言ってる。
これって、どんな意味があるのだろうか?
物理的には言えば、「ありえない」と言って良いほど、怪しい。
例えば、ナチュラルターンで言えば、
「右足のつま先の真上」に、鼻の頭、つまり「左右の中心」
をおいて、右に傾いた姿勢で、左足をスウィングさせることに
なってしまう。
初心者ならともかく、上級プロで、これはあり得ない。
それに、ネックが左にある女性のホールドだと、
右足のつま先の真上を鼻の頭することは、絶対にあり得ない。
『鼻の頭』と『つま先の真上』との関係には、
なにか重要な、「深い意味」があると考えた方がよさそうです。
で、、、、、、、
この2つを比べてみると面白い。
「右足の『つま先』の真上を、『鼻の頭』が通過する」
と
「右足の『ボール』の真上を、『背骨の軸』が通過する」
この2つ、同じでしょうか? 違うのでしょうか?
タイミング的には、ほとんど同じになるはずです。
意識的には、どうなのでしょうか???
おそらく、プロ教師100人に質問すれば、
「どっちも、同じ意味だ」と答える先生と、
「まったく、違う意味だ」と答える先生に、
まっ二つに別れると思います。
物理的には、同じなんですけど、体感的には違うことが多い。
わたし(山象)自身は、「まったく違う」という認識ですね。
理由は必要なら、いくらでも説明します。
外国人トッププロの言葉を引用して、
「読者の解釈が、まっ二つに分かれる」
みたいな講義、やってくれると面白いんだけどな。
誰もが「これは正しい!!」と思うけど、
解釈によっては「全く正反対の意味になる」
というパターンは、社交ダンスでは、非常に多いです。
だれか、やってくれないかな?
そういう、プロ教師のブログがあったら、
面白いと思いませんか?
とても、ためになると思いませんか?
どうでしょうか?
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