昔、youtubeとか、そんな便利なものが無かった頃の話。
たまに、個人レッスンを休んで、おカネを浮かしたり、
レッスンの無い日に、教室行って、シャドーだけして、
他人のレッスンをみて、帰ってきたり、
いろいろと「セコいこと」をやってたような気がする。
レッスンを休んで、おカネを浮かした分、
ネットとか、レクチャー本とか、他の人から話を聞いたりして、
自分なりの情報収集をして、「休んだ分の埋め合わせ」を
してたのですが・・・・・
そのほとんどは、上達を妨げる「ガセ情報」だったような気がする。
「絶対に上達しない、自己満足だけの踊り方」とか、
「間違っている踊り方で、初心者を信用させる方法」とか
そんな「クソの役にも立たない踊り方」が、ほとんどだったように思います。
じゃあ、個人レッスンは、完璧だったのか? それも違う。
姿勢の崩れが取れるまで「シャドゥ」だけで、レッスン時間の
7割くらいを消費してしまう・・・みたいな感じだったので、
先生に言われるままに、ひたすら真面目にレッスン受けていれば、
上達していたか? というと、それも違うような気がする。
じゃぁ、どうすればいいのか?
いつまでたっても、上達しないときは、
「根本」にあるものが、間違ってることが多い。
他の人に、どんどん追い抜かれるときは、
他の人と同じ練習をやっていて、負けるだけ。
先生の言われるとおりに、ひたすら練習して、先生に
「100点満点」と褒めてもらうのも、一つの方法。
先生の言うのと、まったく違う練習をして、先生から
「まぁいいでしょう」の評価を貰うのも、一つの方法。
考え方次第。 どちらを、狙っていくか。
社交ダンスの練習できない期間が3ヶ月あったとしたら、
社交ダンス以外のことを勉強して、社交ダンス以外のところから
「上達の糸口を見つける」のも、一つの方法だと思います。
で・・・・・・
社交ダンスの「根っこ」を追い詰めていくと、
「日常の裸足の生活」と「ダンスシューズ」を比較して、
足の裏(土踏まずのアーチ)を効率的に使っているのは、
どちらなのか? という設問に辿り着くように思います。
例えば、数十年間、毎日毎日ダンスシューズを履いて、
弾力性のある桜材の板の上で、欠かさずに練習している
プロの先生方は、裸足で過ごしている時よりも、ダンス
シューズを履いた方が、効率的に足の裏を使えるはずです。
おそらく、ダンスシューズを履いた途端に足の裏が反応して
足の裏で桜材の床の弾力性を感じるだけで、足の裏の感覚が、
カラダ全体に伝わっていって、自然にカラダが伸びて行く。
...それが出来るのが、一流のプロ教師なのかもしれません。
でも、一般人は、そうじゃない。
裸足の方が、「足の裏」が敏感に反応すると思います。
だとすれば、この機会に、社交ダンスから距離をおいて、
「足の裏の感覚を養う練習」をしてみるのも、
いいような気がします。
それには、今が、絶好の機会だと思います。
どうでしょうか?
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