社交ダンス界は、以前から、大きな「歪み」を抱えてきた。
それが、ウイルス騒ぎで、「歪み」が違う方向に変化しつつある。
例えば、スーパーで、時給850円で働いている主婦がいたとする。
バランス感覚抜群で、すぐに上達しそうなカラダの動き。
だけど、スーパーのパートとかやってる人間は「おカネがない」
そんな主婦が、社交ダンスを習おうとする。
個人レッスン、25分4000円。
それだけの高い価値があれば、思い切ってカネをぶち込めば良い!
でも・・・・
ダンス教室に行くと、現役を引退した、おじいちゃん、おばあちゃん
が、にこにこ笑いながら、個人レッスンを受けている。
ホテルの発表会では、何十万円もする高価なドレスで踊っている。
見せつけられるのは、「貧富の差」
毎日、必死に生きるために働いている人が、ダンスを習うことが出来ず、
現役を引退して、仕事をしていない人が、湯水のようにカネを使って、
ホテルの表舞台で踊っている。
もともと欧米は、上級国民と、貧乏人が差別される社会。
社交ダンスは、上級国民にのみ、許されるもの。
だから、日本の社交ダンスも、これでいいのかもしれない。
ところが・・・・・・コロナウイルスがやってきた。
非常事態宣言で、多くのダンス教室が休業に追い込まれた、
おそらく、休業期間中は、多くのダンス教師の「収入ゼロ」。
ただだか、2ヶ月や3ヶ月、収入が途絶えたくらいで、
経営が傾くようなダンス教室は、一流とはいえないし、
「上級国民たるお客さまのの相手をする資格も無い」
ホテルの発表会なんて、もってのほか・・・だと思う。
収入ゼロでお金が無いから、テナントの家賃をタダにして
もらう交渉をしたけど、家賃が、タダになったとか、
タダにならなかったとか???
って、それ、「一流の人間」のやることなのか????
おカネがないから、家賃を負けてくれ!?
収入が無くなったから、家賃をタダにしてくれ!?
そんな交渉をするダンス教師は「一流」とは言えない。
なんか、社交ダンスの一部の「プロ教師」は、
開けてはいけない「パンドラの箱」を開けてしまったっぽい!!!
ダンス教師は、仕事が激減し、収入のない生徒に、
タダでダンスを教えるのか?
絶対に、タダでは、ダンスを教えたりしないだろ。
東京を始めとする、都会のテナントの家賃は、半端じゃないと思う。
だけど、「一流」である人間は、不動産屋(こちらもお仕事)に
負担を掛けるような、家賃の減額とかを求めてはいけない。
家賃交渉しようとした時点で、社交ダンスは終わってる。
都会の人のブログで、テナント料をタダにしてもらうとか、
そんな話しが出てきた時点で、社交ダンスは、「3流のダンス」
「貧乏人のダンス」に成り下がってしまった・・・のかもしれない。
社交ダンスのプロ教師が、3流に落ちるのなら、
これからは、3流の生き方、3流の接し方をすべきだろ。
・・・とか思うけど、どうだろうか?
わたしみたいに、底辺層の視線で見ると、そう見えます。
おカネは無いけど、ダンスを学びたい!
収入が激減したけど、ダンスを続けたい。
そんな社会人に対して、社交ダンス界は、なにが出来るか?
これから、さらに広がる、社交ダンスの「貧富の差」。
どう思いますか?
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