ブログランキング14位に転落じゃぁあ。
このシリーズで、復帰してほしいところだけど、
こんなのに、興味を持つ人は、どれくらいいるだろうか?
-------------
タンゴという踊りは、南米アルゼンチンが発祥・・・でいいのかな?
もともとは、アルゼンチンの暗くて狭い酒場、
今風に言えば「3密条件が揃った場所」で酒を飲みながら踊られていたダンス。
それが、アルゼンチンの踊りと音楽が、イギリスを含むヨーロッパ諸国に持ち込まれたと思われます。
その後、第一次世界大戦、第二次世界大戦があり、タンゴを含む社交ダンスは衰退。
戦時中、特にドイツなどのヨーロッパでは、スペイン風邪やチフスが蔓延してたんじゃなかったかな。
今風に言えば「ウイルス感染でダンス出来ない状態が、長期間、続いた状態」
で、戦争が終わって、社交ダンスが、少しづつ普及し始めた。
フォックストロット、ワルツ、タンゴの順に普及したとか、しないとか
なにかで読んだことがある(いい加減)けど、ダンスを教えてる先生の中で
そのあたり、詳しい人、いるかな?
で、ここで重要なのは、戦前のタンゴの後、長いブランクを経たあとの、
戦後(中断後)のタンゴは、「戦前と全く同じ踊り」なのか、
それとも「戦前のタンゴとは、全く別の踊り」なのか? ということです。
今、競技会などで踊られているタンゴ派が、
「戦前のタンゴ踊りと同じ」だとすれば、「酒場の3密ダンスの延長」
になります。
逆に、「戦前とは全く別な踊り」であり、フォックストットが普及した
の後で、タンゴが普及していったと仮定すれば、戦後のタンゴは
「4拍子で3歩のフォックスロットから、ライズ・ロアをなくしたもの」
という概念で、今のタンゴを考えた方が、近いのかもしれない。
音楽は、戦前と戦後で同じであったとしても、
ブランクの前後の踊りの本質は、まったく同じであるとは一概に言えないはずです。
今、多くの社交ダンスの教室では、初心者の頃に、ワルツとタンゴを習います。
スローフォックストロットは、完全に後回しになってます。
戦前のタンゴと、戦後のタンゴが、同じモノならば、それでいいと思います。
カウントの取り方も、「SSQQ」+「SQQS」の4歩+4歩を基準にして、
4+4歩(Qは2歩で1拍)、3拍+3拍のリズムで、踊り込めば良いです。
でも、もし、今のタンゴが
「4拍子で3歩のフォックスロットから、ライズ・ロアをなくしたもの」
でだと仮定するならば、
初心者の頃に、ワルツと、スローフォックストロットを教えてから、
「SQQ」「SQQ」の2拍+2拍、3歩+3歩のリズムになれてから、
タンゴを教える方が合理的なようにも思えます。
今、タンゴをほったらかしにして、スローフォックスロットを教えている
ダンス教室などはあるでしょうか??
タンゴは、膝を曲げて、ズシっズシっと、底が抜けるように床をふみつけて
スタッカート効かせて、瞬間にパッっと動いて、ピタっと止まる。
そんなタンゴは、よく見かけます。 本当にそれがタンゴなのでしょうか?
野性的な激しさを求める「3密酒場の踊り」なら、それがいいと思います。
でも、仮に(仮にです)戦後のダンス復活過程において生じた
「スローフォックストロット」がベースになってるのがタンゴだとすれば、
戦前の「3密酒場の踊り」とは、まったく異なった踊りになるはずです。
社交ダンスのメダルテストとかだと、カウントを外さなければ合格するでしょう。
でも、ただ漠然と、「カウントを外さずに、リズムに合わせて踊りましょう」
とか、リズムに合わせたダンスとなると、そんな簡単な話では無いはずです。
概念がかわれば、リズムに合わせたカラダの動きが、変わりますからね。
カウントに合わせて足が動いていても、根本的なカラダ内部の動きが違えば、
それは「違ったダンス」になるはずです。
どうでしょうか?
匿名(適当な名前をつけて)の、意見は反論などは、大歓迎です。
|