今日は、軽い話題。 専門用語で「手抜き」とも言う。
ダンスパーティのお話。
カテゴリーは「諸行無常」でいきましょう。
社交ダンス(特にダンスパーティ)においては、「男性が女性をリードするもの」というのが、半ば常識化しているようで、よく言えば「女性はフォローに徹するのがお仕事」です・・・・みたいな感じかな。
最近は、プロ教師やプロの団体などが主催するダンスパーティも増えてきているようで、
ごくごく普通のおばちゃんが、男のプロ教師や、アマチュアの競技選手と踊る機会が、増えてきているように思います。
こういうのは、「全国の都道府県ごと」の統計を取ってみれば、おもしろいのですが、
「男性プロ教師と踊ったことのある女性」
「今まで、一度も、男性プロ教師と踊ったことのない女性」
に分けてもいると、おもしろいです。
多くの女性は、
「男性プロ教師に踊って貰えば、自分の実力以上の踊りができる」
ことを、身をもって体験していると思います。
フォローする側の女性が、いわゆる「上手な男性」の踊りを体験することは、プラスになります。
では、一般の男性と、女性のプロ教師の組み合わせは、どうなるでしょうか?
ダンスパーティにおいては、一般男性のリードに、女性のプロ教師はフォローする必要がある。
一般男性のボディの動きに合わせて、女性のプロ教師はボディを動かす必要がある。
一般男性の踊りの信念が、「なにがあろうと、女性はボディを離してはいけない!」というものだったら、どうだろうか?
「オマエはプロ教師なんだから、オレ様からボディを離すな!」みたいな感じ。
そこにいるバアサンたちは、オレ様のボディにピッタリくっついたまま、踊るぞ!
なぜ、プロ教師のあんたはボディを離すんだ! よくそんなんでプロ教師が勤まるな!
オレ様がボディの付け方を教えてやるから、しっかりとボディをくっつけて踊れ!
・・・みたいな感じかな。
一流の女のプロ教師が、カルチャーしか知らない一般男性に、ボロのカスの言われる世界。
女のプロ教師にしてみてれば、悪夢のような世界!
クソの役にも立たない、「間違ったダンスの普及活動」をやっていると、
女のプロ教師を「試飲」ならぬ「試踊」する男性が増えていくように思う。
そんな男性が増えてきても、女のプロ教師は、耐えなければいけない。
何があっても、誠心誠意、男性のリードに合わせて、全力でフォローする。
これが、21世紀の日本の「女のプロ教師」のお仕事。
日本の「女のプロ教師たちよ!」それが、ダンス界の普及のためだ!!!
つらいだろうけど、我慢しろ!
これからの時代は、カルチャーで習っている一般男性の方が、
女のプロ教師よりも、100万倍、えらいのだ!
女のプロ教師は耐えろ。そして、一般男性の合わせて踊れ!!!
ああ、悪夢だ!
こんな、わけのわからないダンス界には、決してしてはいけない。
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